暗躍者の鎮魂歌(シャザック・レクイエム)
〜剣戟は未だ鳴り止まず〜
第3楽章






引き続き、協力者の捜索。

今回登場するのは……?



カイ  ……そういえば、レンはどうしてるんだろうなぁ。すっかり忘れてたけど、あいつのマジックアイテムたちを借りれないのだろうか(笑)

ユトル  そうだね、彼がいるじゃないか。パトロンが(笑)

GM  交渉次第かな?彼はクラップのところで厄介事下請け人をやってるよ〜。

カイ  あ、でも指名手配されてるんだよな……。

GM  街に行くのであれば、当然リスクが発生するのでご注意を。

ユトル  この際、クラップも…んー(考え中)

カイ  クラップたしかケチンボだったよね?お金がかかりそうだ。

GM  クラップは守銭奴でけんちんぼで義理人情に厚いステレオタイプなミュルーンです。

カイ  義理人情か。クラップが手を貸してくれると、厄介ごと下請け人たちも手伝ってくれないかなぁ

ユトル  金がない以上、儲け話でも振ってやるしかないな。儲け話もないけど(笑)

GM  そこはそれ、君らの口先次第?

カイ  宮廷お抱えの仕事がくるかも、とか(笑)

GM  その手の言いくるめを行うなら、嘘発見の技能で抵抗するぞ(笑)

カイ  ちなみに俺は嘘が言えない(笑)

GM  じゃあ、言いくるめずに説得することですな。

カイ  カイに関係があったのは、レクス、レン、クラップ、タマット神殿のやつらくらいかな。

ユトル  敵にすると鬱陶しかったけど味方にするとかなり頼もしい奴を一人知ってるけど…難易度高いな。純粋に戦闘力があるし、本人がコネクションも持っている。

GM  さて、誰でしょう?

ユトル  その名は…ミスターソードブレイカー!ね。

カイ  おお、そういえばそんな奴がいた!(笑)

GM  ミスターソードブレイカー……本名、クラウジビッツ・クラーク。剣も魔法も使いこなすガヤンの捜査官だね。有する技能は幅広く、浅い。が、ガヤン神殿内部の人材にコネがあるし、戦闘力の面で言えばそこそこ、かな。

ユトル  《精神感応》でドレックに語りかけてみよう『ドレック、突然すまん。少し訊きたいことがあるのじゃが』

GM  ドレック『はいはい、なんでしょ?アッシに答えられることであれば、なんでも』

ユトル  『シャザックがいきなり本店からやってきてボスになったわけじゃが、ガヤン神殿内に不満が募っていたりはしないじゃろうか?』

GM  ドレック『ガヤンの内情についてはあんまし詳しくないんですがねぇ……まあ、不満な奴は不満でしょうな。とはいえ……前任者よりも圧倒的に評判が良いですぜ、シャザックは』

ユトル  『ふむ…そうか。クラーク、クラウジビッツ・クラークがどうしているか知っていないか?』

GM  ドレック『えーと、ちょいと待ってくださいよ……ええっと、確か調べた情報に名前が……イリスの内部で巡察係りやってますな』

ユトル  『巡察?左遷されたのか』

GM  ドレック『商業地区(市場のあたり)巡察班の班長やってますよ』

ユトル  刑事から警邏になったというのは…どうなんじゃろうな。キャリアっぽくないよな(笑)

GM  ドレック『街全体を警備するにはどうしたって人手が足りませんからねぇ……』

ユトル  『まぁ、ご時世じゃな。助かった、ありがとう』

GM  ちなみに、ガヤン神殿内部に関しては、すぐそばにもっと詳しい人がいるような気が(笑)

ユトル  そう言えば(笑)「軍師殿、兵力を増強したいのじゃがガヤン神殿内に動きそうな者はおらんじゃろうか。例えばクラークとか」

GM  エルバルト「あん?ガヤン神殿内部から人を集めるって?そりゃあ難しいなぁ」

カイ  ガヤン信者たちはシャザックの息がかかってるだろうからなあ……。

GM  エルバルト「何しろ私は人望ないからねー(へらへらと笑ってる)」

カイ  いや、そこヘラヘラ笑うとこちゃうから(笑)

GM  エルバルト「ま、部下だった連中の自宅ぐらいは知ってるから、地道に声かけりゃ1人2人はこっちにつく阿呆がいるかもなぁ(鼻をほじほじ)」

カイ  アホって……。

GM  エルバルト「阿呆でなけりゃ、馬鹿かな、その表現もダメなら物好き。事実がどうあれ、圧倒的に不利な方につくのは頭の良い行動じゃないね。ほれ、行くんなら頑張っといで(住所の一覧を書き書き)」

ユトル  「それを覆すのが面白いと一度知ってしまったら酷いことになりそうじゃな(笑)」

GM  エルバルト「そりゃそうだ。ともかく、人材集めは専門外だ、そっちで頑張っとくれ(地図に印を書き加えながら)」

ユトル  「まぁ、人それぞれ得手不得手はあるよ。自分の領分で最善を尽くせばそれでいい」さて、どうするかな。クラップやレクスはともかくクラークは儂が《精神感応》かけてくるなどと予期しておらんじゃろうし、直接会うしかないか。



というわけで。

簡単そうなところから攻略。



ユトル  「取り敢えずクラップか…(どかっと椅子に腰を下ろす)」さて、儂はクラップと交渉してみよう『ユトル・バイカンじゃ。イリスの現況を端的に説明する』

GM  クラップ『あん?なんや、なんや?』

ユトル  『まぁ、儲け話と思って聴け。現在ベルザリオン卿はザノン転覆のために巨大ゴーレムを発掘している。悪魔対抗というのは自作自演だ。儂や“鋼壁”のガッシュ殿は指名手配されているが、これは無実だ。クーデターを阻止しようとしているから睨まれている』

GM  クラップ『(説明を聞いて)……いきなりな話やなぁ。それが真実として……ワイにそないな話してどないするんや?』

ユトル  『領主殿不在の中、味方を増やして勝算が見えてきた。近々一戦やらかすのだが、乗らないか?この話の根は深い。ある意味、英雄に…アレイオス・イリスに恩を売る機会なのじゃよ。協力してもらえればお主の商売を領主公認としてもらえるよう尽力しよう。どうじゃ?』

GM  クラップ『あー、貸し借りとか面倒なんはもうええわ。取立てが大変や。それよりも肝心なのは……報酬は何がもらえるんや?ワイはトラブルコントラクターや、報酬さえもらえればなんでもやりまっせ』

ユトル  『儂の本職は知っておるじゃろう?』

GM  ちなみにクラップが納得するようなものを提示できればそれだけで、片がつく(笑)

ユトル  『クラップよ、作れる物ならなんでもお主のオーダーメイドを受けるよ』

GM  ヒントは……クラップの性格をよく考えて判断しましょう(笑)

カイ  ケチで守銭奴で義理人情に厚いミュルーンのクラップくんの性格……。

GM  正しい解答なら無料で雇えます。もちろん物や金を与えても、普通に雇えますが(笑)

ユトル  …………分からんな。なんだろう…うーん。

GM  クラップ『魔法の品かぁ。確かに魅力的やな……けど、一つ作るのに時間かかりすぎや。ワイ、ミュルーンやから寿命短いし。オーダーしても完成するまでまっとったら、よぼよぼの爺さんや』

ユトル  『《暗視》の装身具なら200日で作れるぞ』

GM  クラップ『なるほど、暗視の装身具か。それは欲しいな。よっしゃ手をうとか!』

ユトル  『場所はここだ、打ち合わせをするから尾行に気をつけてきてくれ』

GM  クラップ『泥舟に乗ったつもりでまかせとき!で、なにすればええんや?』

ユトル  『それはうちの軍師殿が考える…(ヴッ)』通信終了。まったく疲れるわい…(ぜぇはぁ)

GM  クラップ&トラブルコントラクターず、戦力評価は10点と。



お次はカイの出番である。

目当てはレン。



カイ  よし、じゃあ俺はレンのところに行こうかな。きっと家にいるだろう。

GM  レン君のところまで行くなら、判定だ〜。 じ・こ・れ・じ・こ・れ!

カイ  (コロコロ)おーっと、カイ選手突然のじこれコールにもめげず隠密行動を決めたー!

GM  ……つまらん。問題なく辿り着いてしまいました。お屋敷がでーん。

カイ  じゃあ、門をノックします。

GM  使用人「はい。どちら様でしょう?」

カイ  「俺です、カイです。色々と理由があるんですが……とにかく今は何も聞かずにレンを呼んでいただけませんか?」

GM  使用人「な!?」君の顔を見た瞬間、指名手配班の登場に硬直しています。さあ、ここでめずらしい判定を行こうか。反応判定だ、3D6+反応修正、高い方が良い。結果が悪いとおまわりさん呼ばれちゃいますぞ(笑)

カイ  なにぃ!(笑)「信じてもらえないかもしれません。でも俺は、俺たちは無実なんです」

ユトル  なんて真っ直ぐなんだ。不器用すぎる(涙で前が見えない)

カイ  それがカイなのさ……。

ユトル  自分で言っちゃダメ(笑)

カイ  不器用ですから(笑)

ユトル  (爆笑)

カイ  じゃあとりあえず3D6ですね……ていっ(コロコロ、14)お、結構いい出目じゃん。期待値より高い。

GM  げげっ!?高い!?

GM  使用人「……中へどうぞ。人目に付きます」招き入れて普通に案内しちゃいます。

カイ  「すいません、ありがとうございます」案内されちゃいます

GM  使用人「どうぞこちらへ」で、案内された先には。

GM  レン「あ、あ、あぁぁぁぁ!この犯罪者ぁぁぁぁ!何しに来たぁぁぁぁ!(指差して絶叫)」

カイ  「待て、まずは俺の話を聞いてくれ!」というわけで、現状を「かくかくしかじか」で説明を(笑)

GM  レン「うるさいやいっ!せめてもの情けだっ!この僕の手でとっ捕まえてガヤン送りにしてやるぅ!」

カイ  「待ってくれ、話を……!」いや、こうなることは分かってたよ、うん。

GM  レン「世のため、人のため、僕の名声のため、素直に捕まれ〜!(近くにあった何かを投げつけた)」

カイ  「話を聞いて欲しい。そして、協力してほしいんだ。お前の力が必要なんだよ、レン」うーん……回避せずにべしっとくらおう。

GM  あれ?回避しないの!?じゃあ、意思力+生命力で抵抗して。

カイ  あれ、てっきり花瓶かなんかだと思ってたのに(爆)

GM  レン「くらぇぇぇ!まじっくあいてむ・ぐっどすりぃぴんぐ一号の力を!」イガイガの小型鉄球が君の頭に直撃。彼の手元に転がっているのはすべからくマジックアイテムです。さあ、抵抗しろ(笑)

カイ  そういう重要な情報は早めにくださいぃ!(笑)

ユトル  あーあ(笑)

カイ  えーっと、前回の修行のおかげで意志力は12が判定値か……ふ、そんなもの効かんわぁ!!(爆)

GM  レン「ば、ばかな!?何で効かないんだ!?3万ムーナもしたのに(がっくりと膝をついた)」

ユトル  恐るべし富豪(笑)

カイ  「金ばっかりじゃ、見えないものもある。……俺と一緒に男を磨いてみないか?」俺の意志の強さは3万ムーナの価値があることが判明した(笑)

GM  レン「く、くそう、次こそ、次こそやっつけてやるんだからな、ちょっと待ってろ(ごそごそやってる)あるんだからなっ!もっと強いアイテムがあるんだからなぁっ!(顔を真っ赤にしてます)」

カイ  「ばかやろうっ!」レンの顔をグーでなぐろう

GM  レン「はうぁっ!?(殴られました)」

カイ  しまった、レンは痛覚多過の持ち主だ(笑)

カイ  「アイテムばっかりに頼ってるんじゃねえよ。お前はホントはそんなもんに頼らなくてもできるんだよ。どうしてそれに気づかない……」

GM  レン「……僕にどうしろって言うのさ」

カイ  「お前にも協力してもらおうと思ってたけど、いいよ。好きなだけマジックアイテムを漁ってな。じゃあな」帰ろう

GM  レン「ま、待てよっ!こらっ!待てってば!」

カイ  「…………俺はここで待ってる」休憩小屋の場所を伝えて帰ります。

GM  数日後、身一つで君たちの陣営にレン君がやっていくわけだけれど……それはまだ少し先の話になるのでした。

ユトル  …若い、そして熱いのぅ。

カイ  おかしいなあ、こんなキャラだっけ、カイって。

GM  最近、ヒーロー路線まっしぐら。あ、ちなみに レン君単品の戦力評価は1な(笑)

ユトル  やっぱり(笑)

GM  レン&沢山のマジックアイテム、だったら5だったんだけど、あの展開じゃあ、自分の体1つで参戦するしかないじゃないか(笑)

カイ  ついでにレクスのところへも行こうと思ったけど、どこにいるか分からない(笑)

GM  ああ、レクス、レクスならほっといても現れるぞ、もう(笑)

カイ  勝手に現れるのかっ(笑)

GM  ある場所につなぎが入っちゃったから、そのうち自動的に押しかけてくる。戦力は0だけど(笑)

ユトル  0かよっ(笑)

カイ  レクスぅ!(笑)

GM  0だ。スリーエイトで、ほとんどの技能が10未満の彼がどうして戦力になるのか。上手く解説できたら上昇させても良いぞ(笑)

カイ  そ、その生命力でみんなの盾になる(笑)

GM  やられてもゾンビのごとく立ち上がるって?



GM、ちょこっと検討してみる。



GM  敵兵「へっ!ザコが」「そこで寝てろっ!」

GM  レクス「待て、ここは通さんと言ったっ!」

GM  敵兵「な!?まだ立てるのか」「し、信じられねぇ」「この化け物がっ!」

GM  レクス「(どかっと一撃で沈められて、立ち上がる)……まだまだぁ!」



結論。



GM  よし、1点進呈。確かに時間稼ぎくらいはできそうな気がしてきた。

ユトル  そんな格好いいレクス要らない(笑)

カイ  戦闘力増加案をこっちから却下してどうするんですか!(笑)

ユトル  次はクラーク…一応、当たってみるか。うーん。

カイ  御○検事は危険が一杯だから悩む。

ユトル  戦力がどうとか以前に、単純に味方につけてみたい気もする。……でも止めておくかな。証拠捏造とか、あいつ結構悪だし(笑)

GM  特徴に「手段を選ばない」という嫌な行動があります(笑)



ユトル、カイの行動はひとまず終了。

今度は山賊たちの方へと向かったイブンサフ。



GM  ドレック「……確かこの辺なんですがねぇ」

GM  君たちは森の中を歩いている。君はまったく見知らぬ場所だ。地域知識が嵩けりゃ別だろうけども

イブン  「・・・・・・」周囲を探ってみたいけど、気配って感じられる?もしくは、動物の気配でも可。

GM  ドレック「ふむ。もうちっと、奥みたいですねぇ」探ってみたいなら、知力で判定をどうぞ〜。

イブン  っち。1足りん「・・・もう少し、進んでみるか」一応、マンとは後ろに回して、剣を抜いていないことを明かしながら歩いていくよ。

GM  ドレックもごそごそと、何かを探しています。暫くして目的のものを発見した様子。

GM  ドレック「お、あったあった。これこれ……まだ、そんなに警戒しなくても良いんじゃないですかね」足元の茂みを探りながら。

イブン  「・・・分かった。なら、ここで待っていてみよう」

GM  ドレック「んじゃ、今から呼びやすぜ?」なにやら紐のようなものを掴んでいる。

GM  ぐぃっと、紐を引っ張ると、からん、からん、からん、鳴子が盛大に鳴り響きます。

GM  ドレック「んじゃ、アッシは帰りまさぁ。後はお任せしやすぜ」シュタッと手を上げて背中を向けた。

イブン  「ああ。助かった・・・ことが済んだら、どこかで食事でもしよう・・・ウィルも一緒にな」背中に語りかけるよ。

GM  ドレック「んじゃ、失礼しやす」ドレックはひょこひょこと、去っていきました。君子危うきに近寄らず(笑)

GM  待つことしばし、何もせずに待っているのなら、普通に囲まれてしまいます。

GM  山賊たち「おい、そこでごそごそやってる奴!ここが誰の縄張りか……わかって入ってきたのか?「ここを通過するには通行税がいるんだぜぇ、そこも知ってるかぁ?」

イブン  「む?・・・ああ。ようやく現れたか。 何、怪しいものではない・・・と言っても、信じてもらえそうになかろうが」

GM  山賊たち「あん、その耳……人間じゃねぇな。エルファか……」「ま、それはともかく金目のものは置いていってもらおうか」「大人しくすりゃ命まではとらねぇぜ。俺たちゃこう見えても紳士だからな」

GM  相手は5人ほどですが。

イブン  「お前たちの頭領と話がしたい。イブンと言うエルファが、先日の礼がしたいといってきた、と言えば分かる・・・はずだ」そういえば、あのときに名前言ったっけな・・・?

GM  山賊「あん?何わけのわかんねぇことを……」「俺、こいつ知ってるぜ」「おお、俺も思い出した」「なに?」

イブン  そうだ・・・罠に引っかかってとっ捕まった、おおぼけエルファだぞ(笑)

GM  山賊たち「あの時だよ、ほら前のアジトがジェスタの襲撃食らった時」「ああ、そう言えばいたな。罠にかかった間抜けな連中」

イブン  ・・・ついでに、名声の判定もして欲しい気もするが?

GM  (コロコロ)知りませーん(笑)

イブン  ・・・仕方ないな。イリスの住人で半々だからなぁ。

GM  山賊たち「二度も引っかかるなんて馬鹿だねぇ」「ほんとにな……」

イブン  「悪いが、時間がない。 早々にアナスタシアを呼んできてくれると、非常に助かるのだが」

GM  山賊たち「……!?」君がそういった瞬間、山賊たちに緊張が走る。

イブン  そういやイブンって、相手を呼び捨てか、肩書きでしか呼んだことない、と思うんだが。ミリアだけ愛称か、「お嬢」だけど。

GM  山賊たち「ば、馬鹿野郎っ!」「……なんてことを口走りやがるんだっ!」「ひぃぃぃぃっ……」

イブン  「ことが運べば、お前たちも仲間となる・・・ここで減らしては後々の・・・どうした?」

GM  ずどどどどどど……。ああ、知力判定して良いよ。+4くらいで(笑)

イブン  失敗(爆)

GM  山賊たち「もうおしまいだ……」「お前、打ち殺されるぞ」「なむー」じゃあ、気がつかなかった。不意打ちな(笑)

イブン  「・・・なんなんだ、一体」気付いたら不幸だし、気付かなくても・・・不幸だなイブン。

GM  アナスタシア「アナスタシア様とお呼びぃっ!」大女がハンマー振り下ろしながら空から降ってきた(笑)

イブン  何!あれ(ズドドドド)は助走だったのか!?

GM  山賊たち「ああ、アナスタシア様を呼び捨てなんかにするから」「馬鹿な奴、本当に馬鹿な奴……」

イブン  (コロコロ)……まあ、失敗だ(笑)

GM  ええっと。素直に気絶するのと、ダメージもらうの。どちらがいい?

イブン  「・・・・・・・ぐぅっ」ばたり

GM  じゃあ、山賊たちの哀れみに満ちた声を聞きながら君の意識は遠のいていった。

イブン  どうも、こいつら盗賊相手だと不幸が続くな、イブン。

GM  いや、実際+4に気がつかないのってすごいね……なんでだろうねぇ(しみじみ)



さて、ここらで1つ。ちょっとした裏話を。

今回のNPCたちには種類があります。

その1。接触して、説得に成功することではじめて仲間になる奴。

その2。勝手に出てきて勝手に仲間になる奴。

その3。接触した時点で自動的に仲間になりることは決まっているが、交渉に失敗するとある種のペナルティが発生する奴。



GM  さあ、アナスタシア様はどれでしょう?(笑)

イブン  イブンは、最初っから「不幸」と言うペナルティがあるのだ・・・・今更何が怖かろうか。

GM  ああ、そう意味の恐ろしさじゃない。これはもうしばらく先の話になるのだが……。このキャンペーンが終了した時に、君たち一人一人にNPCを2名選んでもらって、そのキャラを登場させて、エンディング、となる。そのNPC枠に、居座るから。

イブン  ・・・恐ろしいな、それは(笑)



恐怖の交渉、開始。



GM  じゃあ、君は芋虫さんよろしく縛り上げられて床に転がっているわけなのだが。

イブン  「・・・・・・」気は付いたけど、特に動きはしない。うっすら目を開けて、周囲をうかがうよ。

GM  アナスタシア「おや、お目覚めかい?気分はどうだい」少しはなれた場所でアナスタシア様がジョッキを傾けてます。

イブン  「・・・・・・気付いていたか。まあ、なんと言うか・・・既視感を覚えるな。これは」

GM  アナスタシア「ぷはーっ!いやぁ。臨時収入って素晴らしいねぇ……アンタも食うかい?」テーブルの上にはご馳走が一杯。ちなみに装備品はきちんと剥ぎ取られていますので。

イブン  「時に、縄を解いてくれないか。 これでは満足に話もできん」

GM  アナスタシア「いいじゃないか、そのままで。あたいが食わせてやるからさ……ほれ、あーん」君の口に肉をねじ込もうかね

イブン  「ちょ、ちょっと待て、それは明らかに口よりもおおき・・・むぐぶぁ!?」

GM  しかし、困ったな。これでは選択の余地がない……うーむ。

イブン  ・・・なんだ、俺もそう思っていたところだ(笑)

GM  アナスタシア「ふふふ……そんなにがっつかなくても大丈夫だよ。いくらでもあるんだからねぇ」更にねじ込みながら

イブン  「ぶはっ・・・ふぅ。しかし、その食料は俺の懐から出たものか?」

GM  アナスタシア「ああ。これかい?きちんとしたあたいらの稼ぎさ」にやりと笑って

GM  いやぁ。上手く金を支払って雇う形で仲間にすれば交渉成功、の予定だったんだが……お金、取り上げられちゃったよ?

GM  アナスタシア「んで、今日は何をしにここまできたんだい?もしかして……あたいが恋しくなったのかい?いやぁ、もてる女はつらいねぇ」

イブン  「・・・まあ、あながち外れてはいないな」

GM  アナスタシア「おお!そりゃ嬉しいねぇ!今暇だし気分が良いんだ、いくらでも相手してやるよ」そんなこといわれると、君をひょい、と小脇に抱えて別の部屋に移動してしまうぞ?

イブン  「・・・まあ、待て。 とりあえず俺の話を聞いてくれ」うーん・・・切々説明してもいいんだが・・・ずばっと切り込んでみるか。

GM  「あん?なんだい?」逃げ切れるかなー?

イブン  「是非とも力を借りて倒したい相手が居る。そいつを野放しにすれば良くないことが起こる。俺にも・・・貴女にも、だ」

GM  アナスタシア「なんだい、厄介事の相談があるのかい?安心しな。あたいとあんたのなかだ手を貸してやるよ……うふふふ」

イブン  「・・・が、まあ、その為の元手も巻き上げられては、何も言えないがな」

GM  いや、迷うことなくきっぱりと協力を宣言してしまいますよ?

GM  アナスタシア「安心しな。あたいとあんたの中だろ?別に金なんて要求しないよ……うふふふふ」……まあ、諦めるなら、以後省略としますが(笑)

イブン  ・・・あの足音に気付かなかった時点で、すでに終わってる気がするのだが。

GM  まあ、そのとおりですな……はっはっは。何で気がつかなかったかねぇ……85%くらいの成功率だったはずなんだが(しみじみと)

イブン  「・・・俺に出来ることなら、応えよう」

GM  ああ、そんなこと言ってしまうと(笑)

GM  アナスタシア「いい覚悟だね。気に入ったよ、あんたいい男だね。何でも力になってやる……じゃあ、あたいのことをハニーと呼びな!あたいはあんたをダーリンと呼ぶことにするよ……うふふふ」

イブン  「は、はにー? ・・・何のことかわからんが、それでいいなら・・・頼むぞ、はにー」そんな言葉は、彼のボキャブラリーにはありませんでした(笑)

GM  アナスタシア「うふふふ……いい響きだよぉ、ダーリン。さてと……それじゃあ、あんたの願い事をかねえるとするかねぇ」恍惚とした表情。どうするよ、おい(笑)

イブン  「・・・・・・・・・・・・・俺は、道を違(たが)えたのかもしれん」部屋の天井の隅を見上げながら、呟こう。

GM  アナスタシア「野郎ども!今すぐ戦の支度だよっ!5分で準備しなっ!あーっはっはっはっは」なぜかご機嫌のようです。君の言葉など、すでに耳に入っておりません(笑)

イブン  「ああ。先に言っておくが、奪う、殺す仕事ではないからな。それを守ってもらうのが、大前提だ」

GM  アナスタシア「ああ、いいよいいよ。なんだってあんたの言うとうりさね……だ・あ・り・ん……うふふふふ」

GM  かくして、非常に、非常に不幸な事件が起きるのであった。が、それはまあ、もうちょこっと先の話なのである、と。

イブン  これって・・・交渉失敗、になる・・・んだろうなぁ・・・・はぁぁぁ。

GM  うむ。では、結論。

イブン  おう。

GM  居座ったから(悪魔)

イブン  神は死んだ!……これで「実は里には許婚が!」とか言い出したら、めっちゃ笑えるんだが・・・(すでに他人事)

GM  ああ、アナスタシア様は気にしない。きっとこう切り捨てる。

GM  アナスタシア「浮気も男の甲斐性のうちさね。はっはっはっは」



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