裏切者の譚詩曲(ラボル・バラード)
〜燃え尽きぬ想い〜
第1楽章




CPを使ってキャラクターを成長するプレイヤー一同。

そろそろ強力な敵が目白押し、気合を入れて強化、強化!

さて、いったいどんな成長を遂げたのでしょうか?

……え? と、陶芸って何ですか?

見れば、それ以外でも一般生活系の技能がなぜか充実していくカイ。

おーい、たぶん役に立たないぞ、その技能?



カイ ……せっかくいろんな技能とったのになぁ(笑)

GM  ま、まあ、色々活用してください。機会は自分で発見するということで。

カイ よし、がんばって陶芸に没頭する機会を探すかな。家の作成だけでなく、インテリアとして焼き物とかに興味を持ち始めたのです

イブン ・・・どんどん渋くなっていくな、カイ

GM  あんた戦士じゃないのか……?他の人も一応、何を成長させたのか申告してください。。

ユトル 戦士じゃなくて大工では?

イブン 魚屋名乗る、盗賊神官に比べりゃ・・・

GM  そんなものと比べられてもねぇ。五十歩百歩……。



ここでコマーシャル。

魚屋を名乗る盗賊神官に関しては、当サイトのソードワールド・リプレイを参照してもらいたい。

ラクスル探検隊、隊長さんはいつでも大暴れである。



ユトル さて、わしは<診断>11LV、<読唇術>12LV、《療治》15LVを取得、《間抜け》を20⇒21LVに上げた。

カイ 他に成長はなしで〜す。そろそろメイス技能を上げようと思うので、CPを貯めておきます。




GM  さて、前回は、今一評判が悪かったので路線修正だ。今回からは戦闘バリバリのシナリオに戻すとしましょう。

ユトル 僕は面白かったけど、前回戦闘なかったもんなぁ。

カイ 頭脳プレイは苦手です……

イブン 方向としては、面白かったね

GM  まあ、一般的には冒険活劇が好まれるということでしょうな。というわけで、開幕開幕〜。

イブン えーっと、ではいつも通り、店の掃除してるー。

ユトル セッション始まっていきなり戦闘に巻き込まれてるとか、ないかなぁ(別に望んでるわけじゃないんだけど)。



いきなり戦闘、とは言いませんが今回は初っ端からヘビーなイベントが続く予定。

というわけで早速いってみましょう。



GM  突然ですがサイコロを振っていただきましょう。1D6でいいや。

一同 コロコロ……。

GM  では、ユトルの5が最高ですな。



今回の物語はバイカン工房から始まるようです。

ああ、ユトル爺さん、可哀想に(笑)

意味は……まあ、物語が進めばわかることでしょう。



GM  ユトル爺さんいつものように……なにやってるのかな?

イブン 摩訶摩訶してるはずじゃない?(誤字)

ユトル うむ。儂は最近医学に興味が出てきたので医学書を読んでおる。

GM  医学書ですか、前回必要になったからか

ユトル そう、<診断>を取ったのじゃ。そして《療治》の呪文を学んだ。シュナやうちの戦士どもに何かあると困るしのぅ。買ってくるのが無理ならペローマ神殿の図書館(は焼けた?)で読んでおる。

GM  ええ、きっちり完膚なきまでに燃え尽きておりますよ。何処の誰かは知らないけれど、良い仕事をしておりますな〜……というわけですから、自分で購入して読んでください。

イブン ・・・よくこれで経営成り立つよなw

カイ きっと普段から客が少ないので、かわりがないのでしょう(笑)

ユトル 儂はこう見えても財産:快適なんじゃよ(笑) 労働時間は少なくて済む上に、儂の仕事は客の依頼を受ければ後は工房に篭りきり。

GM  とまあ、医学書を読んでいるとシュナが君を呼びに来ます。

GM  シュナ「おじいちゃーん。おきゃくさーんだよ」

ユトル 「(暫く名残惜しそうに視線を残して、閉じてテーブルに置く)うむ、今行く」<イェーカー>を突いて応接室の方に移動しよう。

GM  シュナ「じゃ、お茶とお菓子、準備してくるね」シュナは君にそう告げるとそのまま奥の部屋へ行っちゃいました。

ユトル 「お客人、待たせましたな」どういう風体の者じゃ?

GM  で、表に出ると……例によって怪しげな人物が。

ユトル まぁ、怪しいのは構わん。

イブン シュナ以外、みんなどこか怪しい

GM  まあ、君のところにやってくる客なんて怪しいのばっかりなんだけど、今回のはとりわけ怪しい。頭からすっぽりフード被ってる小柄な人影。そして、フルプレートで全身を覆った大柄な人影だ。金属鎧から除いている部分は包帯でぐるぐる(笑)

ユトル <ヴァルトニ>を発動させて《透明壁》や《隠匿看破》である程度は持ち物検査をするがな。

GM  で、検査をするのであれば正体はわかりますな。君のとってもよく知っている人物だ。

ユトル …ミリステアか?

GM  イザベラ「なかなか良いお店ですわね……」フードをのけて顔を見せる。

カイ おお、いきなり(笑)

GM  イザベラ「御機嫌よう、ユトル・バイカン」穏やかに微笑みましょうか。で、もう一方の大柄な方は後方で壁に寄りかかっております。

ユトル (…ジュダか?)

イブン ・・・まさかな

ユトル 「……何しにやってきた?(すいっと目を細める)」

GM  イザベラ「あら。ご挨拶ですわね。ここは工房なのでしょう?」くすくすと笑っております。

ユトル 「うむ。そしてイザベラ、お前は儂の宿敵じゃ。用向きを答えろ」

イブン そうか、シュナは直接はイザベラを見てはなかったな。



その通りである。

前回、出くわした時、シュナは気絶していたり操られていたりと、意識がなかったため面識はない。



GM  シュナ「お爺ちゃんお待たせー!」何も知らないシュナがひょこっと戻ってきました。

GM  イザベラ「あら。どうも有り難う。頂きますわ」にっこりと微笑んで、お茶とお菓子を受け取った。

ユトル 「(後ろ手に)シュナ下がっていなさい、この女は危うい」

GM  シュナ「きゃっ、ど、どうしたのお爺ちゃん!?」追い払われてしまいました。

GM  イザベラ「……酷いですわね。ただお買い物に来ただけですのに……」君の警戒ぶりを見てとても悲しげな表情を見せる。

ユトル 「うちにエリクサーは売っておらんぞ(フルプレートを見る)」

GM  イザベラ「エリクサーでしたら自分で作りますわ」

ユトル 参ったわ、家の前で戦闘はしとうない。「欲しいものは?」

GM  「欲しいものは……」すぅっと目を細めて「紫の石、と言えば分かりますかしら」

ユトル 「アメジストか?」

GM  イザベラ「ある魔術師の遺産の一つにして、巨大な魔力の器のことですわ。ここにあるのでしょう?」

ユトル 「ない、帰れ。あったとしてもわざわざ朝に正面から入ってくることはあるまい。お前の考えていることはついぞ分からん」

GM  イザベラ「それを買い取りたい、のですわ」

ユトル 「持っておらんものは売れんな。何度も言わせるな、帰れ」ちなみにイブンサフはおるかな?

GM  イブンとカイの二人も登場していいよ。相応しい登場理由さえ思いつけば(笑)

ユトル いつ居てもなんの不思議もない二人じゃが(笑)

イブン ミリアに呼び出されたり、キリュウに引っ張り出されてなければ、お店の掃除をしてるぞ。

カイ きっと家で土いじりに専念してると思うな。実はユトルの家に行く用事はあまりない(笑)

GM  まあ、登場するかどうかは二人の意思に任せます。

カイ そもそも、俺はイザベラのことを知らないから警戒のしようがないんだよな。

GM  だったら何の気なしに遊びにくるも良し、と。

イブン そういえば・・・レクスの脱獄の刑期は終わったんだろうか(笑)

GM  未だサリカ神殿で無料奉仕の真っ最中らしい(笑)




GM  子供達「おっちゃん遊んでー!今日もお話してー!」

GM  レクス「ふふふっ!任せたまえっ!今日は紙芝居だカツモクせよっ!こらひっぱるな!」

GM  子供達「きゃーきゃー!わーわー!」

GM  レクス「のあああああ!」とまあ、引っ張りダコの人気者らしい(笑)

イブン ・・・それはつまり、同レベル?

カイ じつは適任なんじゃないか(笑)




イブン 了解。それじゃそろそろ入ろうか「・・・ユトル、次は何を・・・すまん、客か・・・」と、二人を、というか、後ろの男に注目するよ

GM  ああ、ではこっちも気がつこうか。君に向かって殺気をバリバリとはなってやろう(笑)包帯鉄板男はイブンサフを見ると、背中の両手剣に思わず手を伸ばしております。

イブン 涼しい顔して受け流すよ。ただ、一応動きには注意しておく。

GM  イザベラ「ポチ、駄目ですわよ。……そうですの、残念ですわ。では我が主には交渉の意思無し、と伝えておきますわ」

ユトル 「そのデカブツはなんじゃ?ネクロマンシーでも嗜んでおるのか」

GM  イザベラ「最近、飼い始めたペットですの……可愛いでしょう?」

カイ 俺も登場しよう。ドアをズバーンと開けて「いよう、遊びにきたぞぅ!……すまん、客がいたのか。珍しい……いや、しばらく他の部屋で待機しておこうか」

GM  イザベラ「あら随分と賑やかに」

カイ 「おお、でけぇ……」巨漢を見て驚く

ユトル 「その巨漢はジュダか?」

GM  イザベラ「ポチ、ですわ。私の可愛い番犬ですの」くすくす、と笑っております。

ユトル 「……」

GM  ちなみにポチ、と呼ばれた巨漢はイザベラに従い殺気を収めております、手も剣から離した。

カイ まさしく、従順なペットなんだ

イブン 「・・・番犬ならおとなしく家につないで置くんだな」

GM  イザベラ「お散歩は必要ですわ」と返しておきます。



交渉は続く。



GM  イザベラ「実は私、最近就職しましたの。お仕事の内容はお宝探しなのですけれど……何をしても良いから宝を手に入れてこい、と言われています」

GM  で、イザベラの意見から何かを察したのか。巨漢は入り口近くに移動しようとしてますな。

ユトル イブンサフにちらりと視線を送る。

イブン 「・・・」いつでもフル装備だぞ?w

GM  装備品はご自由に(笑)

カイ うあ、俺はフル装備なはずがない(笑)

GM  イザベラ「……今でしたら言い値で引き取りますけれど?」

ユトル 「1億ムーナ」

GM  イザベラ「国家予算並ですわね。流石にない袖は振れませんわね」すぅっと目を細めてます「さてと……それではお暇しますわ。また後日……」と言うわけで、イザベラは立ち去りましょうか




ユトル 「……………」壁の向こうを《透明壁》で見ている。歩いてかえるの?

GM  イザベラは何をするでもなく、あっさりと帰っていきますよ。その後ろをポチががちゃーん、がちゃーん。歩いて帰るよ。流石にこんなもん(ポチのこと)飛ばせん(笑)

ユトル では<ヴァルトニ>に後をつけさせよう。距離を置いて上空からな。

GM  本当に後をつけさすの〜?

ユトル 見失うなら仕方ないが、余り近いと警戒されておるじゃろうし。手の内は知れておるからな。

GM  では、イザベラはあまり品のよくない酒場に入っていきました

ユトル そのまま待機し続ける。視界はそちらに置いておこう。

GM  中には入らないのか……じゃあ、延々と待機してください。延々と。イザベラが出てくる気配はありません。そのまま時間は過ぎていく……と



結局、以降イザベラに動きはありません。

偵察は無駄に終わってしまいます。




カイ 「客なんて珍しいな。しかもなんか訳ありみたいだったけど……なんかあったの?」

ユトル 「あの女は儂の宿敵じゃ。好敵手ではなく、な」

カイ 「宿敵ねぇ。おっちゃんは意外とハードな人生送ってたんだな」

ユトル 「儂は奴にこれ(右眼を指す)をくれてやったからな…(不敵に笑う)」

GM  シュナ「もう〜!いきなりなんなのっ!人のこと追い出して」戻ってきます



剣呑な会話をしているところに戻るシュナ。

工房にいつもの雰囲気が戻ってきます。



GM  シュナ「お菓子とお茶余っちゃった……あ、カイさんいらっしゃい!残り物だけど良かったら食べます?」

カイ 「お、くれるのか?じゃあ遠慮なくいただくよ」食いしん坊ばんざーい

ユトル 「シュナ、直ぐに奥の部屋に隠している《充つれしルカンディ(改名)》を持ってきなさい」

GM  シュナ「……あの紫色の玉のこと?はーい(ぱたぱたぱた)到着ー!はい持ってきたよ、お爺ちゃん」手渡しましょう

ユトル 「うむ…やっ!(いきなりイェーカーで思い切り殴りつける)」ルカンディは割れない?

GM  シュナ「わっ、いきなり何するの!壊れたらどうするのっ!」割れるわけないでしょう(笑)

ユトル 割れないならカイに頼むか。「カイよ、これを破壊して欲しいのじゃができるか?(盲者のように視線は正面で、掌を差し出す)」

カイ 「へ?あ、ああ。壊せるかどうかは分からないけど、やってみようか?」

GM  たとえメイスでぶん殴っても傷一つつきませんな。

カイ く、それはそれでムカツク(笑)

ユトル 儂は何かこれを破壊する方法は思いつくじゃろうか?…《粉砕》は効かんじゃろうなぁ。

イブン 「・・・破壊できたとして、安全なのか?それは」奮闘する二人を見ながら

ユトル 「頼む。儂が《魔法分析》したところ…」

GM  では、そんなことをやってると……今度は別口のお客さんです

ユトル 《ルカンディ》を懐に仕舞う。<ヴァルトニ>は回収しよう。

GM  ミリア「やっほー!お久しぶり、みんな居る?」扉を開けて飛び込んでくる人が一名

ユトル 来たか戦乙女、戦乱の予兆と共に(笑)

GM  ミリア「……あれ?何、取り込み中……だった?」ここ暫く姿を見せてなかった人物が来訪である

GM  ミリアはカイ君も会った事があるな、商会のとこでちょっと会っただけだけど

カイ 「あんたは、隊長の鎧を買い取ってくれた……」実はちゃんと会うのは初めて

GM  ミリア「あら?貴方はあの時の……えーっと、名前は聞いてなかった、よね?」

カイ 「俺の名前はカイ。あんときは助かったよ、ありがとな」

GM  ミリア「えっと……やっぱりこういう場合も始めまして、なのかな?ミリステアです、一応ここの常連客、かな」で、カイににっこり

GM  シュナ「そうそう、数少ない常連客なんだよ〜」

カイ 「へえ、いつの間にか常連が増えてるんだな」

イブン 「・・・要するに、カイと同じようなものだ」

ユトル 「カイは常連ではない、友人じゃ(そこはかとなく訂正しておく)久しぶりですな、ミリステアさん。まぁ、お掛け下さい」

イブン 「・・・・・・どうした、いきなり」

GM  ミリア「ありがと、おじーちゃん。あたしが来る理由なんてきまってるじゃない、しょーぶよ、しょーぶ!」イブンに指を突きつけてます

ユトル ミリステア、暫く見ない間にややシュナ化しておらんか?(笑)

GM  似たようなもんだ。より、パワーがあるが(笑)

イブン そして、シュナよりも加減を知らない(笑)「・・・まだ営業時間中だ。稽古は休みか時間外といっていただろう」言いながらも、エプロンを外すよ

GM  ミリア「どーせお客なんて居ないんだからいいじゃない。じゃ、勝負よ……今日は何を賭けよっか?」イブンに向き直って

イブン 「・・・稽古じゃなかったのか・・・?」眉間揉みつつ

GM  ミリア「その方が燃えるでしょ?」ちなみに今までの例だと、便所掃除とか庭掃除とか、まあ雑用系を押し付けていた。

ユトル 「それより皆、話を聞いてくれ(テーブルの端をコンコンと<イェーカー>で叩く)」

イブン 「・・・まあ待て、話を聞いてからだ」ミリアの顔面を掴んで止めよう

GM  ミリア「……なによ。もう」イブンの手を跳ね除けながら

ユトル 「聞きなさいミリステア。この紫水晶…儂は《充つれしルカンディ》と名づけてたが、これは先の古代遺跡で手に入れたものじゃ。カイとイブンサフは覚えがあるな?」

GM  シュナ「レクスさんの石だよねー?」覗き込んでます

カイ 「もとはレクスのらしいけどな」

ユトル 「儂が《魔法分析》したところ、これには莫大なマナが蓄えられておる。言わば超巨大なパワーストーンを小型化したものじゃろう」

GM  シュナ「売れたらきっと凄いよね……」玉をちょんちょんとつついてる

イブン 「・・・・・・」黙って玉を見てる

GM  ミリア「あ、それこの間も見た。それって結局なんなの?」興味が移ったようである

ユトル 「これは恐らく、様々な古代の遺物、それも魔法装置の原動力になるものじゃ。例えば兵器とかな」

GM  ミリア「兵器の動力源!?そ、そうなの……物騒なものを持ってるのね」少し引いてます

ユトル 「先ほどこの工房を訪れた女はイザベラといって、儂のこれを奪ったソーサラー(邪術師)じゃ(眼帯を撫でる)ああ見えて悪魔と契約しておるんじゃよ。俗な言い様に代えれば連続殺人鬼並みに凶悪なのじゃ、分かるなシュナ?」

GM  ミリア「……!?それって…え…この間のあいつが来てたの!?」驚いてます←酷い目に会った人

ユトル 「その通り。先ほどすれ違ったフルプレートの巨漢は恐らくイブンサフの倒したジュダ。《霊気感知》を忘れたが恐らく操られた骸…」

カイ 「……イブンが倒したことに驚けばいいのか、死体が操られていることに驚けばいいのか」

GM  シュナ「そ、ソーサラー……でもでも、なんか優しそうな人だったよ」←酷い目に会わされたけど自覚の無い人

ユトル 「シュナ、優しい女が儂の右眼を抉ると思うか?」

GM  シュナ「……思わない」ユトルの方を見て

ユトル 「ここに居る者は浅い深いはともかく関係者。皆用心するのじゃ」

イブン まだ玉を眺めて、何か考えてます・・・多分

ユトル 「そしてこのルルカンディをイザベラとその主…何者かは知れんが、そやつらが狙っておる。儂はできるならこれを破壊してしまいたいがそれは難しい。そこで、ミリステア、貴女に相談がある。商会にこういった魔法の品を安置できるような強固な倉庫はあるか?」

GM  ミリア「え、あ、うーん……そりゃ、あいつに頼めば何とかしてくれると思うけど……んなことよりっ!あの女、まだこの街にいるの?」剣呑な表情です

ユトル 「イザベラは先ほど、場末の酒場に入っていった。そこが根城かどうかは分からんが」

GM  ミリア「……絶対にとっ捕まえてぶちのめす。あの時の恨みはらさでおくべきか(ぼそっ)」

イブン じゃあ、その(ミリアの)頭をパカンっと叩いて「まだだめだ」

GM  ミリア「……このっ!人の頭叩くなっ!」殴り返してやろう

ユトル 「で、ミリステアさん。あいつとは?」

GM  ミリア「ヒューイよ、あいつなら手配してくれると思う……けど、そんな危険なものだったらガヤンとかに預けた方が良くない?そっちだったらあたしでも顔効くし」

ユトル 「ガヤンは信用ならん(きっぱり)レオルなら信用できるな…よし、話を“今”つけておこう」

GM  シュナ「お爺ちゃん、ガヤンの人嫌いだよね本当に」しみじみと

カイ 「ガヤンは確かにちょいと信用ならんな」

GM  シュナ「か、カイさんまで……どうしちゃったの?」苦笑いしてます

カイ 「ん?この間のレクスのことがあるからな……」頬をぽりぽり

GM  シュナ「あははは……た、確かに」

ユトル それではミリステアとヒューイに《精神感応》で接続。

GM  ヒューイ『おや?どちら様ですか?アポイントのある方ですかね?申し訳ありませんがただいま執務中です。緊急のご用件でなければまた後ほどお願いしたのですが……』突然のことなのに動じる気配全く無し

ユトル みんなにも聞こえるように声に出す。『儂以外にも精神に呼びかけるものがおりますかな?ユトル・バイカンです。お久しぶりで』

GM  ヒューイ『ああ、ユトルさんですか。お久しぶりです。仕事の催促かと思いましたよ』

ユトル 『今よろしいかな?実はかくかくしかじかで預かって頂きたい魔法の品がありまして。どうでしょう?』

GM  ヒューイ『魔法の品ですか?どういったものでしょうか?』どの程度教えます?

ユトル ヒューイに大体の効果と危険性、事情は説明しておく。

GM  ヒューイ『ふむ。わかりました。では魔力を遮断する金庫の方で保管することにしましょうか……では期間、人の配置等はどうされますか。それによって見積もりが変わってくるのですが』向こうで営業スマイル浮かべてます

ユトル 『仮に厳重・一年では?(笑)』

GM  ヒューイ『具体的には魔力遮断の金庫使用料は一ヶ月1000ムーナとなっておりますが』にこやかに

ユトル 儂の生活費、400ムーナなんじゃが(笑)

GM  ヒューイ『重要度を最高まで引き上げた上で一年間でしたら……5万ムーナ程度でしょうか。内容としては、金庫に保管した上で常時腕の立つ傭兵を警備として配置します』

ユトル 『おっと、そろそろ体力が尽きかけているのでお話はまたということで(笑)』

GM  ヒューイ『人数に関しては交代で常時4名、うちの商会とかかわりの深い名前の売れた方がいますからご安心を。この程度でどうで……』ぷつっ(笑)

ユトル 「一先ずの話はついた。ここからはフリートークで(笑)」取り敢えず《ルカンディ》は儂の懐に入れておこうか。

イブン 執務中と言ってた割りに、舌が滑らかだったぞ(笑)

GM  ミリア「あいつって、ああ見えて根っからの商売人だから……気をつけないと高い物売りつけられるわよ」

イブン 「・・・ふむ、ユトル、ちょっと」言って、耳打ちをしよう「おそらく、それを追って、仮面たちも動いている」と、この情報はもう伝えてあったっけ?

ユトル 「いや、初耳じゃぞ」プレイヤーは知ってたけど(笑)

イブン 「共闘関係かまでは分からんが、奴等が乗り込んで・・・少々で済むかどうかも分からん」

ユトル さて、どうしたものかな。魔法のアイテムとしては儂の研究興味をそれほど引くものでもないのじゃが。厄介な。

GM  ミリア「さてと、遊びに来たけど。なんかそんな雰囲気じゃないみたいだから、あたし帰ろっかな……」

GM  シュナ「ええっ!?おねーちゃん、もう帰っちゃうの!?来たばっかりなのに!?」

GM  ミリア「うん。なんか、やることできちゃったし」

GM  シュナ「そっかー、じゃあ仕方ないね。また今度ね」

GM  ミリア「最近はわりと時間あるし、またすぐに顔出せると思う」

イブン 「そうか・・・まあ、次はちゃんと稽古をつけてやる・・・と言えるほどの腕ではないが」

ユトル 「腕を上げておいてもらって悪いことはありませんからな。余り関わって欲しくはないのですが」

イブン 何せ、この街は化け物ぞろいだからなぁ(笑)

GM  ミリア「あたしはチャンスは逃さない主義なの。じゃーね!」と言って去っていきました

イブン 「・・・・・・・・・・・・」ミリアの帰っていった方を見て「・・・不安だ」

GM  シュナ「……ちゃんすって何のことだろ?」小首を傾げてます

カイ 「チャンスとは好機のことだ……案外仕返しにいったのかもな」

ユトル …酒場の名前は言っておらんよな?あの子はいつから儂らの足手まといになったんじゃ…心配じゃな。

GM  まあ、それなりに強いよ、彼女は。それなりに、だけど。……まあ、君らの1レベル下程度か。で、本当に何もすることがなければ日常が流れていきますが?

ユトル 今までで一番受身なシナリオじゃからな…うぅむ。しかしやはりミリステアが心配じゃ。

GM  さて、することなさそうなので時間を流してしまおうか。




カイ じゃあ土いじりする。ユトルの店を少しでも華やかにするために(笑)

GM  シュナ「うわ、カイさん上手だねー」横で見てましょう

カイ 「ふふ、今日のはわりとうまくいったぞ……」成功度0な陶器ができました(笑)

GM  シュナ「上出来、上出来〜!玄関の花瓶にするね〜」

イブン 掃除の続きをして、武器の手入れして、鏡を手元に置くようにして・・・

ユトル ミリステアに《精神感応》しておこう『儂じゃが今何処におるのじゃ?』

GM  ミリア『ん?あ、おじーちゃん!?今、ガヤン神殿だけど……どうしたの?』

ユトル 『いや、少し心配になりましてな。神殿で何をしておるのですかな?』

GM  ミリア『指名手配』

ユトル 『………あぁ、なるほど(笑)』

カイ 権力って怖いなぁ(笑)

イブン 腕利きの魔法使い相手に、警察官でどこまで足かせになるんだろうか・・・

GM  ミリア『凶悪犯がのうのうと街中をうろついてるなんて許せない!絶対に捕まえてやるんだから!』

ユトル 『うむ、しかし危ないことはしないように』

GM  ミリア『ここの責任者って知り合いだから……期待しといてね』

ユトル 『担当官を選ぶようにしてくだされよ(笑)』

GM  ちなみに、映像で伝わる話し相手はエルバルト・ダイム高司祭……鼻くそほじってました

ユトル 『その男はいかーん!(爆)』

GM  で、その態度にぷちっときたミリアが暴れたりって具合か



しばし、平穏な日常が過ぎていく。

数日後、それが破られる瞬間まで。



GM  さてと、工房に居たい人、挙手(笑)

ユトル 儂は居るじゃろうな。そもそも外に出ることはあまりない。

イブン 居る・・・だろうなぁ

カイ はーい、居たいでーす

GM  では、先日の様子が気になったカイは遊びに来ていたと

ユトル んで、うちの工房、燃えるの?(笑)

GM  燃えるよ(きっぱり)

ユトル まてまて。

カイ って、ホントに燃えるの!?

GM  燃えます(どきっぱり)

ユトル 何処から?

GM  それは穏やかな午後の出来事だった。知力で判定をどうぞ。成功すれば窓から射ち込まれた爆裂火球に気がつきます。

ユトル 邪術師にこんなことを言うのもなんじゃが無茶苦茶じゃなぁ…

イブン うむ、掃除に夢中だ

カイ やはりこの世は知力がものを言うのか(がくり)

ユトル よし、気付いた。「シュナ!(大声で呼ぶ)」

GM  シュナ「……へ?ど、どうしたのいきなり」きょとんとしてます、本を読んでいる途中のようだ

GM  窓の方に真っ赤な火の玉が(笑)言うわけで、壁がドカーンと吹き飛ばされてあっちこっちが燃え始めてます

ユトル シュナに《水作成》で消化させよう。体力が足りなければパワーストーンを貸してやる。

カイ とりあえず、俺は燃えやすそうなものを周りから排除しよう

カイ 「イブン、お前も消火作業を手伝ってくれ!」

ユトル 「イブンサフ、カイを手伝うのじゃ!」

イブン 「・・・分かった!」

GM  シュナ「きゃー!きゃー!きゃー!」どたばたどたばた

ユトル うぅむ…警戒系の魔法取得を後回しにしておったのが失敗じゃな。敵は何処じゃ。

GM  探すまでも無く、堂々とこっちに向かってくる人物が居ますな。鉄板の包帯男とイザベラなわけだが

GM  イザベラ「御機嫌よう、ユトル・バイカン」スカートの裾をつかんで礼をしてます

イブン 気付いていい? 桶を放り出してユト爺の横に立つよ

カイ 投げ込まれた方向から近づいてくるなら気づくよね?「……また、派手な登場をするもんだな」

ユトル ぶっちゃけキレそう(笑) 戦闘だ、イブンサフに《盾》を唱える。

GM  では遠くの方で立ち止まって、にこやかに手を振ろう。その手の上ではまた火球が。

カイ 「まったく、最近は火事が多くていかんな……ひとつ、火の使い方をレクチャーしないといけないらしいな」

イブン 「蛮行許すまじ。虚も実も斬り捨てるッ」

GM  イザベラ「交渉は無理のようですから。本日は奪い取りに参りました……降伏は認めませんので、あしからず」にっこりと微笑えむのでした

ユトル ちっ、なるべくなら使いたくなかったが《慈悲知らぬ裁定者》を懐から取り出すか…「今、ここで、決着を付けたいものだなイザベラ!」

GM  イザベラ「さて……と、ポチ、許しますわ。好きなように暴れなさい」で、となりで化物が。

GM  「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」と歓喜の咆哮をあげるのであった

イブン 「妄執ごと、再び葬ってやる・・・!」アンデッタージュダをにらみながら。



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