迷惑鴉の奇想曲(クラップ・カップリオ)
〜貴様に異議あり!〜
第3楽章




GM  迷惑鴉の奇想曲、三回目を開幕、開幕〜! さて、君達は公園にやってきた。そこで待っていたのは見るからに穏やかで人の良さそうなお爺さんです。賑やかなクラップとは妙に対照的な人である。

イブン 会釈くらいはするが、こちらからは特に話しかけないよ、まだ。

GM  クラップ「かくかくしかじか……ちゅーわけやから今回もよろしゅう頼むで〜!借りはきちんと返してや!」嘴をそらせながら。

GM  アル爺さん「やれやれ。今までに借りは十分返したと思うのだがね」苦笑いをしてる。

カイ 二人の間で昔何かあったということか……弁護絡みかな?

イブン ・・・どこに口挟む余裕があるのかわからん

GM  クラップ「貸しには利息が付く。これが世智辛い世の理ってやつやな」理不尽な台詞をはきながら、悪びれる様子まったくなし。

GM  アル爺さん「わかった、わかった。最近は体調も良いしね。どうにかしよう。ただし、これが最後だよ?」

GM  クラップ「よっしゃ!商談成立やな。じゃあ、後は頼むで……おっと、もうこんな時間!?ワイは用があるから行くわ」

カイ 「は?ちょっと待て!何か用があってきたんじゃないのか!?」

GM  クラップ「そこの爺さん寂しがり屋の暇人やからよかったら相手したって。ほんまはワイが漫才の一つもしたりたいんやけど、ちょいと今日は忙しゅうてな……」と言うだけ言って、すたこらさっさと去っていくのでした。

ユトル 「暫し待てブラックウィング、儂らはお主にまだ頼むことがあるぞ」

GM  ばひゅーんと、その逃げ足風の如し!

ユトル 「被害者やら、第一発見者に会わせてもらわねば……」うぅむ、なんと言うか………GMが情報収集を面倒くさがっているとしか思えん(笑)

イブン とりあえず、会釈だけしてクラップを追うよ。

GM  ばひゅーん!(笑)←クラップは移動力8でばひゅーん、追いつくの無理(爆)

カイ 移動力8!?なんじゃそりゃ(笑)

GM  ミュルーンですから(笑)



ミュルーンは種族全体の特徴として走るのが得意である。

何しろミュルーンといえば伝令(飛脚?)という職業が、世界的にイメージとして定着しているほど。

……といってもクラップのこの速度はミュルーンの中でもダントツの早さだったりするのだが。

ともかく、とても人間が追いつけるような速度ではないのである。



イブン じゃあ、その場に残ろうか。

GM  アル爺さん「……はっはっは。どうやら君達も彼に振り回されているようだね」君達の方をじっと見ています。

ユトル ふむ…儂は話をしてみようか。「ご同業かな?」

GM  アル爺さん「いいえ。魔術師ではありませんよバイカン殿」

ユトル 「では貴方の業は如何に?」

GM  アル爺さん「いささか魔法の心得はありますがね。あくまでも青き月の信者としての話です。白き月のウィザードたる貴方に及ぶものではありません」

ユトル 「……長くなりそうじゃな、失礼する(杖を突いて隣に腰掛ける)」

GM  アル爺さん「ええ。どうぞ。……魔術師ユトル・バイカン、そのご高名は伺っておりますよ。そちらの緑の民の剣士殿も……最近名を上げつつある方でしょう?直に話ができて光栄です」相変わらずにこにこ。この人はユトルも、イブンのことも名声もちなら顔だけで分かる人だ。

イブン ・・・どんな集まりだ、これ

カイ 「あー、えーと……クラップとは一体どういう関係で?」

GM  アル爺さん「彼はワシの命の恩人でね。……助けてもらって以来、ああして相手をしてもらっているのですよ」

カイ 「さっきのクラップの口ぶりからすると、いつも何か頼まれているようですが、一体何をたのまれているのですか?」

GM  アル爺さん「最初は彼が仕事のことを話の種にしたのが始まりでしてね。困っていたようなのでニ三助言しまして、それから時折知恵を貸している……おっと、彼の流儀で言えば知恵で借りを返しているのかな?」水筒と弁当箱をとりだそう「どうですか、たいしたものではありませんが……よろしかったら食べられますかな?」アル爺さんはそう言いながらお茶を一すすり、弁当箱からサンドイッチを取り出してたりします。

ユトル 「いや、結構。お気持ちだけ頂いておく」

カイ ……これって意思判定いるの?(笑)←くいしんぼう

GM  食べたくなければ食べなくていいよ(笑)

イブン 是非判定を

カイ 適量に抑えられたかどうかを判定ということで……失敗(笑)「ありがたくいただきます」大食いの衝動は抑えられなかったようで……ええ、食べすぎましたとも(爆)

GM  アル爺さん「うん、元気があってよろしい。好きなだけお食べなさい。若い者はそうでないとね」カイを眺めつつ

カイ 「むぐむぐ……ありがとうございます」

ユトル そう言えばエルファは他人と食事をしないんだよね?飽くまで別の氏族のエルファがいたときの話だっけ?

イブン そんなの知らない。ただ、あの兄弟子とは食事したくないだろうな

GM  そうだね。あまり人と一緒に食事はしない。特に動物食べる時は。他の人の象徴となる動物を食べてたら気まずいから、らしい(笑)人間相手ならあんまり気にしないが。

イブン なるほど。

ユトル 「(杖に両手を乗せたまま)レクサール・アダフの件についてはどういったご賢察をお持ちで?」

GM  アル爺さん「ワシはその御仁を直接知りませんし……なんとも言えませんよ。ただ……クラップ君が悪人の弁護を引き受けるとは思えません」

イブン 「・・・悪人と思っている相手の弁護など、誰もしたくないだろうが、な」

ユトル 「ブラックウィングを信用しておられるのですな」

GM  アル爺さん「信じていますとも。彼はいい人です……少しばかりお調子者ではありますが」

ユトル 「クラウジビッツ・クラークについては何かご存知で?例えば……(目を細める)弱味とか」

GM  アル爺さん「それはガヤンのクラーク神官のことですかな?弱みですか?そんな話は聞いたことがありませんね」

ユトル ……この老爺は情報屋ではないな(笑)さては顔役か?

イブン 顔役って言うか、斡旋屋みたいなものかもね。

GM  ん?何なら探ってみるかね?地域知識(有名人かどうか)とか、礼儀作法(身形と立ち居振る舞い)とか、武器技能(戦闘能力)とか(笑)

ユトル 前二つを見てみよう。……誰かは知らん(笑) 礼儀作法は成功度6。

GM  うん、知らない人だね。けれど、しっかりと立ち居振る舞いができている人だよ。もしかしたら上流階級の人なのかもね。服装も地味な物だけれど相当に質の良い物を身につけているのがわかる。

イブン 前と後ろで……失敗と3成功ー。ま、順当順当。

GM  やっぱり知らない人。戦闘能力に関してもよくわからない(笑)

ユトル ふぅむ、何処の隠居じゃろうな。

カイ 「ところで、クラップの弁護人としての腕前はどうなんですか?」

GM  アル爺さん「……はっはっは、あまり、腕の立つほうではないかもしれませんね」カイの質問に困った笑い

カイ ミスターソードブレイカーの方は、私は完璧を好むのだよ、完璧を(キラーン)とかやってそうだなぁ(笑)

イブン 法廷に、紅茶のセットとか持ち込んだり?……Mr.ソード無礼カー

カイ 多分ソードブレイカー持ち込むんじゃないですか?(笑)

イブン 小さいソドブレ持ってて、鍵の部分で髪形直したりとかな

ユトル でっかい櫛だなぁ(笑)

ユトル 「……そうですか。レクサールは友人の友人でしてね、捨てておくわけにもいかんのです」……

GM  アル爺さん「なるほど……レクサールという御仁はあなた方のお友達ですか。なるほど、ならば安心して手を貸せそうだ」

カイ 「レクスをご存知なんですか?」

GM  アル爺さん「知りませんよ。ですが悪い人間ではないのでしょう?あなた方を見ていればなんとなくわかります。あなた方が悪い人間を友達に持つとは思えませんから」にこやかに

カイ 「そりゃあ自慢の友人ですとも」

イブン その言葉に、ちょっとだけ顔をしかめよう。

GM  アル爺さん「そうですか。それではますます安心ですね」カイの方を見ながら。

イブン 「・・・クラップに、普段はどんなことを相談されているのだ?」

GM  アル爺さん「日頃ですか?そうですな……人を紹介したりすることが多いかもしれませんね」

カイ 「今回の事件の第一発見者が誰かご存知ですか?」

GM  アル爺さん「第一発見者ですか?ああ、クラップ君から聞いていますよ……ですが、あまり人に話して良い話ではありませんし」

ユトル 「ご心配なく。儂らは弁護席か、もしくはそれに近い位置に立つことになっておりますでな」

カイ 「そこをなんとか!レクスが無実の罪を着せられようとしているんです!」

GM  アル爺さん「無実の罪、ですか……うーん……」

ユトル 「それに…恐らく儂ら三人とも弁護士より口が堅い(笑)」

GM  アル爺さん「まあいいでしょう 」

カイ 「ホントですか!?ありがとうございます」

ユトル 「助かります」

GM  アル爺さん「第一発見者はペローマの高司祭殿でしたな。名前は確か……セルジオ殿」

カイ セルジオ……知ってるかな?

GM  アル爺さん「神殿の方にいつもつめている方です」

イブン あの部屋の主じゃない?

ユトル 「司書の一人ですかな。朝、仕事始めに…といったところでしょうか」あの研究室は被害者エリオール・クラムのものだよ。

GM  アル爺さん「違いますよ。流石に高司祭が史書などは……クラム神官の研究者仲間という話でしたね」

ユトル あぁ、よく考えればエリルは神官だったか。

カイ 「そのセルジオって人に会えないでしょうか?」

GM  アル爺さん「神殿の方を伺ってみたらどうでしょう?」

イブン 「研究仲間というのは、同じ研究をしていたのか?」

GM  アル爺さん「そこまでは知りません。どうなんでしょうね?」

イブン 「あの現場はセルジオも普段から出入りしていたのだろうか・・・」

ユトル 同じ研究をしていたとすれば当然、研究室も共同じゃったかもしれんな。

カイ 第一発見者は怪しいの法則にぴったりと合うな。

ユトル ふむ…行ってみるか、魔法使いが相手というのはなかなか難しいものがあるが。

GM  アル爺さん「行かれるのですか?頑張ってください。応援していますよ」

ユトル 「ありがとう。最後に貴方の姓名を伺ってもよろしいかな。ブラックウィングのようには呼べませんでな」渋るようなら謝って辞すが、どうじゃろう。

GM  アル爺さん「公園の知り合いはみなアル爺さんと、呼んでくれますよ。皆さんもそう呼んでください。……ではワシはそろそろ失礼しましょうかな……あまり部屋を空けると家のものが心配しますし、クラップ君との約束もある」

ユトル 「そうですかアルさん、ではこれで」

カイ 「ありがとうございました」

GM  アル爺さん「本名が広がると、気さくに話しかけてくれる方が減ってしまいそうですから」寂しげに笑ってます。

ユトル まぁ、儂の場合は好奇心というより、人においては名前に重点を置いているだけなのじゃがな。

イブン 「では、また」見送ろう。

GM  アル爺さん「それではまた。機会があれば世間話でもしましょう……よっこらせ、と」

ユトル 「草堂に来ていただければお茶でもお出ししますよ(にっこり)」教養人は好きじゃから、儂も普通に楽しみにしておく(笑)

GM  アル爺さん「ではそのうちに伺いましょう。楽しみにしておきます」この人の正体を知りたければ、地域知識に判定成功すればいい。実は有名な人だから。後一人振ってない人が居たでしょ?

イブン 前のチラシに乗ってたりしてね、アルなんとかで

カイ ……後一人って俺か(笑) そういえばすっかり判定するのを忘れてたなぁ……コロコロ、成功度3〜

GM  あ!?今更成功しやがった(爆)

イブン 今回、カイは知識系の判定が強いな(爆)

GM  えーっとね。アル爺さんが立ち去った後で君は今更のように思い出しました。

カイ 本来ならアホキャラであるはずのカイが知識判定に成功するなんて……駄目じゃないか(笑)

GM  どうにもこの爺さんを見た事があるような気がして仕方がなかったわけなんだが……そう言えば、以前ジェスタ神殿に視察にやってきていた人物にそっくり。

カイ おや、もしやとっても偉いお方なのかな?

GM  その時には甲冑を着込んでサーコート羽織って、とあまりにも雰囲気が違っていたので気がつくのが遅れました

イブン ・・・・・・・・・(ドサー←血の気が引く音)

GM  アレイオス・イリス。ジェスタ神殿の視察に来ていた領主様にそっくりだ(笑)

イブン ・・・ああ、やはり

ユトル 構わん。カイが言わなければ気付かない(笑)

カイ …………うあ、俺領主様の弁当をほとんど食っちまったよ!?(爆)

イブン 何言ってんだ・・・俺なんて・・・・・・・・領主の娘の裸見たんだぞっ(爆)

GM  他の二人はカイがいわなければ気がつかないよ(笑)

カイ いや、言うよ(笑)「なあ、あの人……領主様にそっくりなんだけど」

GM  「剣聖」「常勝将軍」「トロール殺し」……いくつもの伝説がカイの頭の中を巡ります。アレイオス・イリス、それはカイが幼い頃にすでに英雄として名をはせていた人物……老いて今なお最強と称えられる彼の名声を知らぬ者はザノスにはいない。

ユトル 「は?何を言っておるのじゃカイ(笑)」

イブン 「似ている人間は、世に3人いると言うしな」流します

カイ 「いや、だって、こう……ずびしぃ!ってしてるとこなんか凄いそっくりだぞ?」

ユトル 他人の空似じゃよ(笑い飛ばす)

カイ 「俺の勘違いか……?」二人に言われると、自分が間違っていると信じてしまいそうです(笑)

GM  ともかくアル爺さん(?)は去っていきました。まあ、勘違いと思うかどうかは自分でご判断を(笑)

イブン 総計何CPなんだろうなぁ・・・

ユトル 300くらいかな?

GM  秘密(笑) でも、現段階で登場したNPCの中では一番多いよ。これから先もこれ以上はたぶん登場しないだろう……CPの総計はダントツでナンバーワンだ。




ユトル さて、引き返してペローマ神殿へ行くとするか(腰を上げる)。

GM  では一瞬にしてペローマ神殿である。今度はどうしましょう?

カイ とりあえず、正式な裁判に格上げできるような証拠が欲しいんだけどなぁ

イブン さっきは図書館で、今度は本殿か

ユトル 図書館はただの客じゃったから良かったが、今度はちと難しいな。正面突破してみるか、ダメならブラックウィングの首根っこを捕まえて面会させてもらうとしよう。

カイ 一応俺たちも弁護補佐という肩書きは持ってるわけだから、合わせてもらえるんじゃないかな?

ユトル よし、それで押してみるか。身分証明書がないのがちと不安じゃが。

イブン 「クラム氏とセルジオ氏の噂を聞いて回るくらいだろうな、出来そうなことは」大丈夫だ、カイ。友人の濡れ衣を晴らすのに、肩書きなんぞ関係ないのだ

GM  さてどうする?受付をして面会を申し込むかな?それとも神殿内を動き回って噂話を拾ってみる?あ、あと身分証明書代わりのもの、実は君は持っているかもね?

カイ そういえば、ルナルの世界では神殿同士の付き合いってどうなの?仲が悪いとかあったりする?

GM  青の神殿同士はたいてい親密である、一方で赤はそれぞれ独立してる。

カイ じゃあジェスタ神官だって明かしても嫌な顔はされないな、きっと。

ユトル 少なくとも町外れの魔化屋よりは体裁が良かろう(笑)

イブン ・・・身元不明な一番は、イブンだろうか

ユトル では受付に行ってみよう「すまんが、セルジオ高司祭に面会を申し込みたい」

GM  受付の人「セルジオ高司祭ですか?少々お待ちください」そして、待つことしばし……。

カイ あれ、案外すんなりと……。

GM  やせぎすな感じのひょろっとした中年が現れる。

ユトル 「これはどうもご足労を、セルジオ殿」

GM  セルジオ「そう思うのならばいちいち呼び立てないでくれるかね?」ユトルの方をじろじろ眺めつつ。……そして、一緒にもう一人。

ユトル ん…?(嫌な予感)

GM  ソード「おや?誰かと思えば君立ちかね」余計なお荷物ももれなくセットでやってきた(笑)

カイ うむ、第一発見者との口裏あわせはすでに完璧ということだね!「ミスターソードブレイカーさんじゃないか。あんたも来てたんだな」

ユトル 「これはこれはクラーク殿」

イブン 静観。下手なこと言って、嘘発見されるのが怖い

GM  ソード「帰ったのではなかったのかね?」

ユトル 「セルジオ殿、儂はレクサール・アダフの一件で弁護団の一員をしておりますユトル・バイカンです。以後お見知りおきを(ちらっとクラークを見る)」ちなみに、クラップが保証してくれたから嘘じゃないぞ(笑)

GM  ソード「セルジオ氏はこれから我輩と重要な話がある。要件ならば手短にしていただきたい」横から割り込む。

ユトル 「少々お話を伺いたいと思いまして、こうして参った次第ですじゃ」

カイ 「同じく弁護団の一員、カイ・サイトニンです」

GM  ソード「弁護団?フッ信じられんな……」

GM  セルジオ「貴様らは……」

GM  ソード「……ここは我輩にお任せを」さっと手で制してというわけで、『バトル開始』だ!

ユトル は?!(笑)

GM  さあ!セルジオと話をしたければソードを退けて見せたまえ!

カイ (爆笑)




GM  ソードは君達に向き直りびしぃっと!ソードブレイカーを突きつける

ユトル 「ほぅ、神殿で剣を抜くか、クラーク」

GM  ソード「さて諸君、セルジオ高司祭は極めて忙しい御仁だ。その貴重な時間を君達は潰すつもりかね?どういう用件で?何の権限があって?納得できる回答をいただきたい!」びしっ……!さあ、裁判本戦の練習だ。会話を続けてチャンスを見つけたら、有効そうなアイテムを見せ付けてやりたまえ!

イブン もちろん、突きつけるときは「くらえっ!」で

ユトル ねーよそんなもん(笑)

カイ 情報しかないっす(笑)

ユトル 大体容疑者が分からないのに…あからさまにこいつみたいだけど(笑)「取り敢えず法の番人ならその物騒なものを引っ込めることじゃ、そのくらいの道理はあるじゃろう。見て見なさい、周りの者が唖然としておるよ(呆れた顔で)」

GM  ソード「おっと失礼、つい興奮してしまったようだ」剣を鞘に戻した。

カイ 「クラップ弁護士から頼まれたので、俺たちが弁護団の一員っていうのは嘘じゃないぞ。だから、俺たちにだって第一発見者の話を聞く権利はあるよな?」……しかし、ホントにソードブレイカーを持ち歩いてるとは……いや、ガヤンの神官として当然なんだろうけど(笑)

GM  ソード「……クラップ……?フッ、あんな犯罪者のことが当てになるか!あの鳥の協力者であるなら権利など存在しない!」自信満々に再びソードブレイカーを突きつける。

ユトル 「セルジオ殿、容疑者といえど犯人と決まったわけではありません。人一人の名誉と人生がかかっておりますじゃ。協力していただけますかな?(和やかに)」こいつほんとにガヤン神官か(笑)

イブン 「個人的な意見だけで否定する前に、クラップに確認を取る方が先ではないのか?」

カイ 犯罪者って……し、信じないゾ?

GM  ソード「何しろ間も無く、奴からは弁護士の資格は失われるのだから!ハハハ!」ふんぞり返ってます。

イブン 「そのセリフはガヤンに仕える者の言葉か? それともあなた自身の言葉か?」

GM  ソード「ガヤン捜査官としての我輩の言葉である!」胸を張って断言。

ユトル 「何?それは一体どういうことじゃ!?」お約束的セリフ展開も悪くないな(笑)

イブン 「クラップの所業についての捜査権限はあなたには無いだろう。ならば、そのセリフは無効だな」

GM  ソード「ほう?信じない?捜査権限がない?これをみてもそう言えるかね?」ソードは『鴉の羽』を提示した。それは何処ででも落ちていそうな黒く小さな鴉の羽。

カイ 「ああ、それはぁ!?」とりあえず顎を外しとく(笑)

GM  ソード「フフフっ!荒らされた殺人現場!落ちていた羽!公務執行妨害は犯罪だよ……ましてや我輩の事件の捜査の邪魔、我輩には権限がある。これで奴を追放できる……」

ユトル 儂の持っている羽根と比べてどうかな?

GM  ソードが持っているのは「黒く小さな羽根」ですな。

イブン さあゆけ、ユト爺。今だ「くらえっ!」を

GM  ソード「……というわけなのだよ」イブンに向かってチッチッチと指をふってます

ユトル 「ふむ、それは烏の羽ではないかね?ミュルーンの羽根といえば…」こっそりブラックウィングの羽根を渡してカイを突付く(笑)

カイ それはやっぱり俺の担当なのかな?(笑)

GM  ソード「さあ、セルジオ殿いきましょ……」

GM  セルジオ「そうだな。正式な権限もない奴に話すことなどな……」

イブン 「くらえぇっ!」

カイ 「ミュルーンの羽根は……これだっ!」ずびしっ、と突きつける(笑)

GM  ソード「・・・!?……そ、それは?」羽を見つめつつ。

カイ 「実は俺たちはさっきまでクラップと話をしていてな……そのときに奴の羽根から落ちたのがこれだよ、ミスターソードブレイカーくん」くそう、何かポーズをとりたいが思いつかない(笑)

ユトル …なんでそんなもの持っているかと言えば、探知用じゃがな(笑)

GM  ソード「……ず、随分と大きなサイズの羽だね」しかめっ面をしながら。

ユトル 「これが烏とミュルーンの違いではないかね?(笑)」

カイ 「聡明なあなたならわかるはずだね……ただのカラスとミュルーンの羽根の違いが!」

GM  ソード「……ちっ。つまり現場を荒らしたのはクラップではない……ということか」

ユトル だってイブンだもん(爆)

イブン ←現場を荒らした犯人

カイ ああ、それで黙ってるのか(笑)

GM  ソード「もちろんだ。この我輩に区別が付かないわけはないではないか!……非常に残念なことだ」

カイ 「そう、つまりクラップはこれからも弁護士であり続けるということだ」

GM  ソード「だが……」

ユトル 「さてセルジオ殿、話を聴く時間を作っていただけますかな?」

GM  ソード「だが!まだ君達が捜査に口を出すのははやい!ザノスの法律にはこう定められている!」

カイ まだ何かあるのか(笑)



さてさて、バトルを進める一方で。

決定打としてある物が必要だと判断したユトル爺さん。

それを確保するため、こそこそと活動を始めます。



ユトル こうやって喧々諤々とやっている間にブラックウィングに《精神感応》でもかけるか。コロコロ……よし、街中にいれば届く。

GM  クラップ『なんやー?ワイ急がしいんやけど?』

ユトル 『儂じゃブラックウィング、儲け話があるから特急でペローマ神殿まで来てくれ。後、儂らの弁護人補佐の資格はどうなった?』

GM  クラップ『そう言えば渡すん忘れとったわ』



まったくもって余計なことを(笑)



GM  ソード「弁護の台に立てる者は『弁護士の資格を有する者』『弁護士を補佐する者』だ。無論、補佐にも資格が必要だ。君達は資格など持っていまい!……唯一の例外は『被告人の身内』が補佐となる場合だが……君達は?」

イブン じゃ、今度は「クラップへの依頼書」をカイに渡そう

カイ 「あいつは俺たちの家族だよ。それは……こいつが証明してくれる!」証拠品『クラップへの依頼書』を突きつける(笑)

GM  ソード「クラップへの依頼書?それがどうかしたのかね?確かに正式な書類だが……それはクラップへの弁護依頼というだけで君達の証明には」


ユトル 『(焦った様子で)まずい…急がんと儲け話が不意になるぞい』

GM  クラップ『なんや、なんや!?そりゃどういうこっちゃ!?』

ユトル 『と、とにかく早く来てくれ!…(プツッ)』(笑)

カイ クラップが来るまで話をつなげないと(笑)


GM  ソード「君達のつながりを記した部分など何処にも……どこにも……うっ」大きくのけぞりながら

イブン 住所はバイカン工房で、身元引受人がカイ名義なんだけど。

カイ 「身元引受人のところを見てみろよ。名前は……誰になってる?」

GM  ソード「こ、これは!?身元引受人のカイ・サイトニンというのは……?」君らを見渡して汗をぼたぼたと垂らしている。

カイ 駄目だ、ミスターソードブレイカー大好き(笑)

ユトル 僕も結構好き(笑)

カイ 「それは……この俺のことだ!」親指で自分を指差す!

GM  ソード「で、では住所のバイカン工房というのは……」思わず後退りをするぞ。

ユトル 「儂の家じゃな」

イブン 「そしてそこの、住み込み店員だ」

GM  ソード「ぐぐぐ……確かに領主様のサインも入っている。これは正式な文書であり、き、君達が被告人の身内であることを確かに証明している。き、君達には弁護台に上る資格がある……認めよう。だが……」ソードブレイカーの切っ先がぶるぶる震えています(笑)

カイ まだかっ(笑)

GM  ソード「だが!だがしかし!」

イブン このしぶとさが、ミスターの証

GM  ソード「それでも弁護士として情報を収集するには、資格を有する弁護士のお墨付きが必要!君達がクラップから許可をもらった……その証拠はあるのか!」再び力強くソードブレイカーの切っ先を突きつける!

ユトル 「だから刃物を振り回すのは止めろと言うのに(汗)」

カイ 「…………ぐはっ!?」刃物の切っ先が少し鼻に当たる、というかあたりにいく(笑)

ユトル やるなカイ(笑)

GM  ソード「安心したまえ!これは捕縛専用に開発された打突専用ハードブレイカー……刃は落としてある」

ユトル …なんだ詰まらないな(笑)

イブン 「・・・鞘の必要性がうせているな」

カイ 「いや、だからって安心できるわけないだろ」鼻を抑えながら投げやりツッコミ。


GM  クラップ『ペローマ神殿の受付のとこやろ?もうちょいでつくで』……ユトル爺さんに電波が飛んでます。

ユトル 『急ぐのじゃ、儂の命も風前の灯』(笑)


ユトル 「ならばクラップ・ブラックウィングの証言があれば?」

GM  ソード「そうだな。クラップ本人が証言するというのなら確実だ。くくく、しかし残念ながらそれを証言できるクラップはここにはいない……クラップをつれて出直してくるがいい。さあ、行きましょう。セルジオ高司祭」勝ち誇った表情。

カイ そういえば、クラップが来ることを俺は知らないわけだから、相当焦るはず「ぬぐぐぐ……」(汗ダラダラ)


GM  クラップ『ついたでー!』


GM  土煙を巻き上げながら凄まじい勢いで走ってくる黒い影が……。

ユトル 「おぉ、ブラックウィング。ちょうどいい所に(しれっと)」

GM  ソード「な!?」かくーんとあごが落ちた(笑)

イブン 「おお。「モウカリマッカ」」

GM  クラップ「ボチボチデンナ!んでなんやいきなり人を呼びつけてからに……」

カイ ふむ、そして俺はクラップに体当たりされるわけだ(笑)「ぶほっ」

イブン 体当たりギャグかよっ!

ユトル 「儂らはお主の弁護人補佐じゃよな?(指で金のマークを作ってクラークに見えないようちらつかせながら)」

GM  クラップ「ん?ん?ん〜?」状況がよくわかってないようです。

GM  ソード「……くぅ、たいしたことではないのだよ。そう、なんでもないだから立ち去りたまえ!クラップ君!」

カイ 「ふふふ、見苦しいぞ、ミスターソードブレイカーくん。クラップがいては困るとでもいうのかな?」起き上がりつつ不適な笑み。

GM  ソード「……」黙り込んでソードブレイカーをぷるぷるさせてる。

ユトル 「さぁ、どうだブラックウィング!儂らはお主の補佐人じゃよな?(袖の下握ってるだろあーん?という顔で)」

イブン クラップの後ろに立って、財布をチャリチャリ言わせてるクラップだけに聞こえるように

GM  クラップ「!!!!」ユトルの指サインを見た。

カイ くう、クラップも大好きだ、こんちくしょう!(笑)

GM  クラップ「その通りやで。ワイが保証したるわ。……ほれ、うけとりや」書き書き……で、ぽんとハンコをついて。羊皮紙で即席の書類を作って君らに渡そう。

ユトル 「まいど、どうも(笑)」

カイ そんな簡単でいいのか(笑)

GM  ソード「……くぅ」汗がだらだら

ユトル 「さて、まだ何か問題があるかな?セルジオ殿は忙しいのじゃろう、クラーク殿。お互い平等の立場、均等に時間を割り当ててもらうとしようではないか」

GM  クラップ「さ、そこのど阿呆にそれつきつけたりや。ワイの用は済んだな?ほなさいなら〜!」だだだっ!再び風のように去っていった。

ユトル 「イリスの法律にも市民は検事や弁護士、その補佐に協力する義務があるじゃろう?」(びしっ)

GM  ソード「そ、その通り……だ」

イブン (やば・・・ここで相手の真似して「決着は法廷でつけよう・・・俺が、ミスターフェイントソードだっ」とか言って、剣突きつけてみたい)

ユトル おぉ、確かにミスターフェイントソード(笑)

カイ それは最後までとっておくべきです(笑)

イブン でもなんだか、口先で相手を幻惑してそうで、イメージ悪いか

GM  それを名乗るかどうかは勝手にしてくれ。とにかく……ソード「高司祭殿、彼らに協力してやってくれたまえ。我輩は帰るとしよう……」ソードブレイカーを取り落として轟沈(笑)『バトル終了』!




GM  というわけで弁論バトル終了、君達は無事ソードを追っ払い高司祭への質問の権利を獲得した。好きなだけ質問してくれたまえ。

ユトル さて、実はここからが本題じゃな。本当に「実は」って感じじゃが(笑)神殿なら待合室や会議室があるじゃろう。そこを貸してもらうとするかな。

GM  セルジオ高司祭「やれやれ、この時間がないときに……」引っ張られていこう

カイ 轟沈したミスターソードブレイカーを乗り越えていこう(笑)

ユトル 「眼帯を直しながら)まず、被害者を発見したときの様子を聴かせてもらいましょうか」ペンを借りて、弁護資格の書付の裏面にでもメモしていこう。

GM  セルジオ「机にうつ伏せに突っ伏していたよ。剣、レイピアだったからそれが背中から胸に突き抜けていた。発見した時刻は昼だ。ちょうど正午の鐘が鳴った時間だった。周囲には人影なかった、以上だ」

ユトル 「レイピアはシャストア神官の使うものでしたかな?」二人も質問を考えてくれ〜。

GM  セルジオ「その通りだ。レイピアはシャストア信者にしか扱えない」

ユトル 「ただ人を刺すだけでも?」

GM  セルジオ「……専門家でなければ心臓を一突きには狙えないのではないかね?」

イブン うーん・・・そうだなぁ

ユトル あぁ、そうか。心臓を一突きだったか。

カイ 「血は出ていましたか?」

GM  セルジオ「刺されていたのだから当然だろう。床に地溜まりができていたよ」

ユトル 「その血は固まっていた?後、血溜まりに足跡は?」

GM  セルジオ「固まっていたような気がする。足跡はなかったはずだ」

ユトル やはり遺体の検分をする必要があるようじゃな。別の獲物で一刺しにしてから、改めて貫き丸を刺し込めばいいだけの話じゃ。

カイ 「なぜあなたは事件が起こった部屋へ行ったのですか?」

イブン 「あの部屋は、お二人で使っていたのか? それとも二人の自室は他にあるのか?」

GM  セルジオ「研究の資料をとりに。あの部屋を彼と共同で使用していたのでね。自室は神官以上なら、研究室とは他に持っている」

イブン 「そうそう。ちなみに事件当時のアリバイはおありですかな? すみませんねぇ、これも仕事なもので」って、これはキャラが違う

GM  セルジオ「アリバイ?それは何時から何時までの間だね?」

イブン 「被害者と最後に会ってから、発見するまで」

GM  セルジオ「最後にあったのは朝図書館で、だな。朝一番に図書館で彼と挨拶をした。そのまま図書館にとどまり昼まで資料を探していた。何時から何時まで図書館にいたかは、図書館の記録簿を調べたまえ……以上で良いかね?」

イブン 「図書館で会っていたときは、お二人だけでか?挨拶をしたとき、周りには誰もいなかったか、と言うことで」

GM  セルジオ「……他にも図書館の利用客がいたと思うが?」

ユトル 「深夜の図書館に出入りできるものは誰がいますかな?」

GM  セルジオ「深夜の図書館は基本的に閉鎖されている、管理者側の人間でない限り夜は出入りできない」

ユトル 「それに、どうしてレクサール・アダフは図書館の閉館時に追い出されなかったのか」

GM  セルジオ「……史書の職務怠慢だな。今度指導をする必要があるな」

イブン 昼までってことだから、発見したのもその時点でってこと?

GM  セルジオ「その通りだ。図書館で選んだ資料を持って研究室に向かったら、室内でエリルが殺されていた」

イブン なるほど ・・・・・・もう一度、現場を見る必要が出てきたな

カイ 「あなたが被害者を発見したとき、被害者は何か持っていませんでしたか?」

GM  セルジオ「何も持っていなかったと思う。……他には?」神経質そうにこつこつと机を指先で叩いています。

カイ 「被害者がどんな研究をしていたかわかりますか?」

ユトル それは重要じゃな。

GM  セルジオ「エリル君の研究のテーマは……たしかユヴァル……ユヴァリーフ真史だったか?」

ユトル 「……………………」

イブン 「(ぴくん」

カイ お、その名前には聞き覚えがあるぞ。たしか鏡の名前だったな。

GM  セルジオ「悪魔戦争期に活躍した魔術師の記録だ。遺産を探し当てる、と夢物語のような話をしていた」

ユトル (師匠は儂にそこから魔術名を付けたのか…?)

GM  セルジオ「他人の研究だ、それ以上の詳しい内容は知らん。」

カイ 「研究資料とかはまだ残ってるのか?」

GM  セルジオ「……さあな。知らんよ。だが、そういったものが残っているとしたら、ガヤンが握っているのではないか?」

イブン 「彼の研究に、事件前から妨害などはあったのか?」

GM  セルジオ「人の研究に興味はない。知らんよ」

ユトル 「では貴方の研究テーマは?」

GM  セルジオ「……黙秘する。研究の内容は学会でのみ発表することにしているのでね。……もうないかね?」指をこつこつ

カイ 俺はもう質問内容思いつかない〜。

イブン 「セルジオ氏から見て、クラム氏はどんな人物であった?」

GM  セルジオ「彼は夢見がちだったな。いささか現実を知った方は良かったのではないかと思う」

イブン 「クラム氏は、居眠りするなどと言った癖はあったのか?」

GM  セルジオ「彼が居眠りをしているのは見た事がないな」もうない?君達が黙っているならセルジオは席を立って部屋を出ようとする。

ユトル 「最後に一つ。何故貴方は忙しいのかな?今の研究が大詰めで?」

GM  セルジオ「その通りだ」

ユトル 「ありがとうございました。ご協力に感謝します」

GM  セルジオ「そうか。では失礼する」

カイ 「またお話を伺うことがあるかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします」

GM  セルジオ「それが法的な根拠のないお願い、であるなら断る。忙しいのでね」君達に一瞥くれて去るのでした

ユトル さてと…絞込みのために真犯人が(いるなら(笑))神殿内外の人間か確かめる必要があるな。受け付けに行ってその日当直だった司書の名前を尋ねよう。そして面会を求める。

イブン 「ふむ・・・」ちょっと、選択肢が増えたみたいだが・・・さて

GM  君たち三人が神殿から出るとすでに日は落ちてしまっていた。裁判は目前だ!頑張れ!



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