迷惑鴉の奇想曲(クラップ・カップリオ)
〜貴様に異議あり!〜
第1楽章




それはプレイ開始前のとある風景……。

プレイヤーとGMは自分達の担当について雑談をしていました(笑)



ユトル うむ、やる気満々だな(笑)

イブン あー・・・担当分野はばっちりやってるから、任せてくれ(違)

GM  うむ、コメディ担当は無理やり頑張らせたぞ(笑)

イブン ・・・なあ、「愛」担当だけだよな? 隠しパラメータに「笑い」担当とかついてないよな?

ユトル 愛のある笑いほど素敵なものはないよ(笑)

GM  正確に言えば君の担当は「愛」ではないのだよ……。

イブン なんだそ・・・いや、いい、言うな、言わないでお願い。

GM  「ラブコメ」なのだ!つまり「愛&笑」だから間違っていないのである!

ユトル な、なるほど(軽い衝撃が)

イブン ぅゎーん・・・・(タッタッタッタッ)

GM  とまあ、前回のことはそこらへんにして今回の事を始めよう。「迷惑鴉の奇想曲」〜貴様に異議あり!〜を開幕しまーす

イブン いぇー ぱちぱちぱち

GM  さてさて、現場はユトル爺さんのところから始まりますぞ。君は分析と言う魔法を取ったね?……当たり前ではあるが、何に使った?

ユトル 勿論、あれじゃよ(笑)ふぅ、ようやく解析が終わったわい。工房から顔を覗かせよう。

GM  あ、それから例の魔剣の所有権も君にあるんで、よろしく……そっちにも分析はかけるかい?

ユトル そうじゃな、時間はたっぷりあったはず。

GM  さあ!分析が成功するかどうか、さっそく判定と行こうじゃないか!ちなみにこの判定に関しては、すでに終わっている判定として処理するので体力消費などは気にしなくてよし。

ユトル な、なにぃ!?(笑)

GM  ちなみにイブンも一緒にいていい。同じ場所で生活してるんだから当然だが。

イブン 「・・・・・(ぱたぱたぱた」掃除中

ユトル むーん、むーん…成功度は5と1だ。

GM  この紫の宝玉には莫大なマナが蓄えられている。パワーストーンとよく似ている……が、蓄えられているマナはパワーストーンと違い、人間が使うようにはなっていないようだ。無理をすれば引き出す事はできそうだけれど……ちょっと危険かな、と言うのがわかる。ちなみに蓄えられているマナの総量は、測定不能、である。そして、もう一方の魔剣について、こっちは《命名》と《踊る武器》が付与されていることが判明しました。

ユトル おぉ〜!

GM  ルール的には呪いは常時発動、名前を叫んで命令すれば踊る武器が発動だ。

ユトル 魔剣の名前は分からない?

GM  もちろんわかるとも。名前は「慈悲知らぬ裁定者」であります。

カイ そうだ、今更だけど俺の魔法の腕輪も鑑定してほしいな。

ユトル む、そんなものを持っておったのか。いいじゃろう、GMが許せばな(笑)

GM  じゃあ、工房に人が揃ったことにしよう。いいよ。調べても。……ある日のバイカン工房、以上の内容を調べて久しぶりにユトルが工房の奥から出てきた。どうやらカイ君は手に入れた腕輪を鑑定して欲しいらしい。

カイ 「久しぶりだな、おっちゃん。早速で悪いがこの腕輪をしらべておくれ」と言って差し出そう。

ユトル …これは《充つれしルルディ》と銘じよう(摘んでいた石をテーブルに敷いた紫の羅紗の上に置く。……久しぶりじゃなカイ、よかろう。もののついでじゃ。

イブン 「・・・来たのか・・・今日は一人か?(ぱたぱた」

カイ 「おうよ、今日は俺一人だ。いつも騒ぎの種(レン)をつれてくるわけじゃないぞ」

イブン 「あれは騒がしいが、騒ぎの種ならお前も似たようなものだろう・・・(パタパタ」小声で

ユトル では腕輪も解析。成功度6、なかなかの鑑み。

GM  で、鑑定の結果が出た。と……まあユトルが魔法使っている間、他の二名はお茶でも飲んでてくれ

ユトル (一時間経過)…ふむ、これは(以下GMの説明)

GM  シュナ「あ、お爺ちゃんお疲れさまー。うまくいった?」お茶の入ったコップを持って。

GM  魔法の腕輪には《すばやさ》《怪力》《活力》の常動ではないほうが魔化されている。装備していると……その三種類の魔法を使用できる。ただし……カイ君、2Dを振ってくれたまえ。でかい方がいい。

カイ 7の期待値〜。使用回数かな?

GM  その腕輪はあと7回使用するとただの腕輪になってしまいますんで、使うタイミングはきちんと考えましょう(笑)

カイ このキャンペーンがあとどれだけ続くかで大きく変わるな……むう

ユトル カイよ、所詮は道具。惜しむものではないぞ。ゲームをクリアしたときにエリクサーが余るのは世の常じゃ(笑)

イブン 「・・・己の末端まで、一つの道具と振る舞い、扱いきることが出来て一流だ」

カイ 「おうよ、こんな腕輪に頼らなくてもいいくらいに鍛えてみせるさ!」

ユトル ふふっ、頼もしいな。

GM  さて……ドレックの一件のラストでふらりと姿を消して以来、レクサールは戻ってきていないのだったりする。そのおかげで非常に穏やかな日々が流れております(笑)

イブン そうか やっと、もぎり&ビラ配りでは50万ムーナをためる事が不可能であると気付いたか

GM  シュナ「今日も穏やかだね」紅茶を飲みつつ窓際でぽかぽか陽気に包まれていたり……。

カイ なるほど(笑) しかし、そろそろ心配になってきた「なあ、レクスが最近どうしてるか知ってるか?」

GM  シュナ「レクスさん?そ〜いえば最近見てないね……どうしてるんだろ?」小首を傾げてます

イブン GM〜 キリュウは〜?

GM  いつもバイカン工房の上で昼寝をしていた野良猫も最近姿を見せません。



今回GMは推理シナリオに挑戦するつもりでいます。

ま、万能ヒントボタンは一時取り上げ……当然の処置ですね(笑)



ユトル 篭っていた割りに体調が良いのは彼奴に遭っておらんかったせいか(首を回す)。シュナ、肩を揉んでくれんか。

カイ 「またどこかで倒れてたりしたら大変だしなぁ……」そわそわ

イブン 「・・・だが、また別件で騒がしいのがたまにあるのが・・・何というか・・・(パタパタ、パタパタ」

ユトル …うむ、レクサールの衣類か何かあれば、探知してもいいが。

GM  シュナ「はーい!」肩をもみもみ。で、その穏やかな日常をぶち壊しにする事件がそろそろ起きるわけだ(笑)

ユトル 相変わらず声が大きいなと思いつつ、耳がきーんとするのを我慢している)

GM  がんがんがんがががががが……!工房の扉が激しく叩かれております。

ユトル 誰じゃ、騒々しい!

イブン 「ああ。俺が出よう」掃除を中断して、扉に向かうよ。そのままシュナに肩揉まれてなさい

GM  がすがすがすっ!ががががが……扉が開くまで連打連打(笑)

イブン じゃ、急に開こうか「誰だ、騒々し・・・」

GM  ミュルーン「……あん?」じゃあ、開いた瞬間に……ごすぅっ!けりが命中(笑)

ユトル また賑やかし系NPCかっ(笑)

GM  扉のところには真っ黒な羽を持つ、鴉のようなミュルーンが立っていた。片足を上げて君にけりを入れた姿勢で止まっています。



ミュルーンというのはルナル・サーガ独自のキャラクターで、鳥人間です。

……と言っても、TRPGによく使われる天使など、羽の生えた人間を想像してはいけません。

二足歩行する鳥をイメージしましょう。



イブン 「・・・・・・ノックは手で行うもので、ましてや俺はドアではないが?」

GM  ミュルーン「いや〜、えらいすんまへんなぁ。見ての通り、ほれ、ワイの両手ふさがっとるやろ?せやから、しゃーなくやな……」だみ声でぎゃあぎゃあとまくしたてよう。

イブン 「そうか。なら仕方ない・・・で、うちに何か用件が?」パンパンとホコリ払いながら

GM  ミュルーン「ここ魔法使いの店やろ?せやったら客が来たらわかるくらいに魔法つかっときや。ワイみたいなお客が困るやろ」両手にバッグを提げて、背中にもでかいリュックをしょってる

ユトル ミュルーンの配達員よ、お前も走れば疲れるじゃろう。魔法も同じじゃ。配達ご苦労。で、誰に宛てられたものじゃその手紙は。

ミュルーンは鳥人間ですが、飛ぶよりも走る方が得意な種族だったりします。
そう、ダチョウみたいな感じです。

カイ ミュルーンの配達便か。俺も時々利用してるが……こんなに威勢がいいのは初めてだ(笑)

GM  ミュルーン「あー、ちゃうちゃう。よー間違えられるんやけどな。ワイ伝令ギルドの者ちゃうねん」右翼をパタパタ、首をふりふり。

ユトル では、何者で何の用かな?

GM  ミュルーン「よっこらせっ……と。ほい、ワイはこういうもんや」荷物を置いて懐から小さな木でできたカードを差し出そう

カイ おお、名刺か。

ユトル イブンサフの反応を待つ。

イブン 受け取るとしたら俺か・・・なんて?

GM  そこにはこう書いてあります。『弁護士、クラップ・ブラックウィング。揉め事なんでも調停しまっせ。御代は要相談』

イブン 「・・・だ、そうだ」後ろ振り返りながら

ユトル 弁護士…?名前が胡散臭いのぅ…。

GM  クラップ「この街で唯一の辣腕ミュルーン弁護士とはワイのことや!きちんとガヤン神殿のほうでも正式に認定されとるんやで、ほらほら」胸のところで妖しげなバッチが光ってます(笑)誇らしげに胸をそらし、くいくいとそれを指差してます。

カイ 「へえ、弁護士か。何かの調査できたのか?」疑うということを知らない男は、バッチなど見なくても弁護士だと信じています(笑)

ユトル 儂は用がないな。カイにイブンサフよ、何か身の回りで揉め事はあるか?(笑)

イブン 「ふむ・・・」考えて「「・・・最近は特にないな」

カイ 「最近は何もしてないぞ」

GM  クラップ「えーっと、依頼料の方はこうなっとるんでよろしゅうたのんます」なにやら書類をごそごそと。

ユトル シュナに軽く礼を言って起き上がり、歩み寄る)ほぅ、そのバッチ見せてもらおうか。調べる(笑)……こういうことに使うのは何の技能じゃろうな。

GM  法律技能で判定だ(笑)

ユトル そんなのあるのか?あったら取ってたのに……失敗じゃ。いぶかしむ程度にしておくかな。

GM  クラップ「なんや、なんや?ワイのこと信じてへんのか!?失礼なやっちゃなぁ!バッチだけでわからんのやったら……ほれ、認定書の方や。領主様のサインだってきちんとはいっとるで〜!」別の書類を取り出して広げる

イブン 「ところでな、クラップとやら」前向いてたずねるよ

GM  クラップ「あん?」

イブン 「ベンゴシとはなんだ?」真面目な顔で

ユトル おぉ、エルファらしいなイブンサフ。

イブン 調停は、導き手の仕事だからな「褒められた様には思えんのだが・・・まあ、いい」

GM  ミュルーン「な、なんやとー!?弁護士を知らんのか!?弁護士っちゅーたらな……」ぎゃーぎゃーと解説してくれます

イブン 「ふむ・・・」真面目に聞いてあげようw

カイ 「その弁護士ってのはなるのが難しいのか?」

ユトル 分かった分かった、しかし今は用はないブラックウィング。

GM  クラップ「へ?せやけど、ここバイカン工房と違うけ?「ちゃーんと依頼書があるで?せやからワイ来たんやけど」もう一度書類を出そう。

ユトル 目を通そうか。

GM  『我は無罪潔白なり!我が言葉に嘘偽り無き事を誓う!全てを弁護士クラップ・ブラックウィングに託す レクサール・アダフ』でまあ、後は身元引受人の名前がカイになってたり、住所がここになってたり(笑)

カイ 「…………………………なにぃ!」顎がはずれます(笑)

イブン 「・・・・・・・丁重に、お引取り、いただけ」こめかみ揉みながら

ユトル 最初の二文字で依頼主が分かるのは凄いな(笑)

GM  クラップ「あ、弁護料に関しては今は気にせんでええで、いつもニコニコ、キャッシュでポンの報酬後払いでやっとるから」くちばしをくぃっとそらしてます←ミュルーン式の笑顔らしい 「てなわけやから、よろしゅうたのんますー!」

ユトル 「聴いたことのない名前じゃな。何かの間違いじゃろう。帰ってくれ(やや強引に)」(扉を閉めようとする)

カイ 「おいおいおい!レクスは何やったんだ?っていうか、今どこにいるんだ?はやく白状しろぉ!(がおー)」クラップの肩をつかんで揺する

ユトル えーい、カイ。お前は奴に「義務感」でもあるのか!(笑)

イブン あるんだよ

カイ 親しいものへの義務感があるよ(笑)

ユトル くっ、親しいのか(笑)

カイ だって同じ家に住んでたんだもん(笑)

イブン カイはレクスと親しい。レクスはカイに馴れ馴れしい、っていうんだ(爆)

ユトル ……寄生されていただけのような。カイに《忘却》をかけたい(笑)

GM  シュナ「え、えーと……」クラップと君らの方を交互に見ておろおろしてます。状況がよくわかってないらしい(笑)

GM  クラップ「ちょちょちょ、まっ、まっ……だー!やめんかいっ!」お目目がぐるんぐるん

カイ 揺するのをやめる「すまんな、ちょっと焦って……」

GM  クラップ「でーいい!えー加減にせんと、けっつき(ミュルーン独自の喧嘩方法)かますぞ!」がががっ!啄木鳥のごとくカイの額に嘴アタックをかまします。

カイ 「ぬおぉぉぉぉ!?」ビシバシとくらった(笑)

GM  クラップ「んなに、焦らんでもきちんと説明したるがな……ようはあれや、レクサールはんに今殺人の容疑がかかっとるんや。その弁護をワイが引き受けたっちゅーわけや」

カイ 「殺人!?あいつは誰を殺したんだ!?」再びクラップの肩を揺する(笑)

ユトル 信じてるぅ!?(爆笑)

イブン 「落ち着かんか・・・いずれはこういうことが起きるだろうと俺は・・・」

GM  クラップ「にょあぁぁっ!やめんかい!(再びけっつき)……で、当の本人は今ガヤン神殿地下の特別室でごっつーええ接待してもろとるはずや」

イブン 「・・・まあ、今のは冗談だが。大体殺してないと主張しているから、彼が来たのだろう?」

カイ 「た、確かにそうだな……あいつが殺人なんて、な」ちょっと落ち着く

イブン 「第一に、あれを信じてやるのが」ちょっと顔をしかめて「親友というものであろう」

カイ 「ああ、そうだな。俺としたことが……」

GM  親友なんだ!?(笑)

イブン 真面目な顔に戻って「・・・俺は違うがな」

GM  クラップ「まあ、殺人事件の弁護やるんは初めてなんやけど……このワイが弁護するからには泥舟に乗ったつもりでおってええで!」胸をバーン「で、被害者の名前はエリオール・クラムっちゅう名のペローマ神官やな。死因は刺殺でなぁ……ほんま、ご愁傷様やで」

ユトル 知っておるかな。《地域知識》で判定してみよう。 ……成功度1。

GM  ペローマ神殿の図書館の管理人がそんな名前だったような気がするね。

ユトル 確か神殿の司書じゃな。現場は図書館か?

GM  クラップ「まあ、今日んとこは報告に来ただけやから……なんかあったら、またうかがうんで……よろしゅう頼んます。ほなさいなら〜!」荷物を掴んでダッシュで去ろう。現れた時と同じようく、クラップは唐突に去っていくのであった。

ユトル 何故かミュルーンは本気で疑う気になれんな…

カイ 「よし、さっそくガヤン神殿に行って面会を申しこんでくる!」

ユトル 儂は(奴が拷問されようと処刑されようと)余り係わり合いになりたくないんじゃがカイよ、繋いでみるか?

カイ 「おっと、そんなことができるのか?だったら頼むよ」

GM  街の中だから距離的には何とかなるだろう

ユトル では《精神感応》じゃ。まぁ、奴はコンタクトを予想してるんじゃなかろうか?一度したことがあるしのぅ。二回かけてユトル・カイ・レクサールの三人で意識を共有しよう。  

GM  うむ、問題なくつながった……つながったんだが。

ユトル む?

GM  レクサール「ふはははははっ!全ては我の物っ!手を出す物には死、あるのみ!弱肉強食の理を知れ!」高級そうなレストランの中央に陣取って食べ物を食い漁るレクスの姿が流れてくる。

イブン あー・・・まあ、いいや、静観w

GM  レクス「美味い、美味い、美味いぞー!ああ、これ以上の幸せがこの世に存在しえるか!否、ありえない!はーはははははははは!!」レクスの足元にはウエイターやらウエイトレスやらがぶっ倒れていたり。がっつがっつと、涙を流しながら食べているっと

ユトル 1分しか持たんぞ、カイ。何か話すなら手短にな。ちなみに、こんなことのためにパワーストーンを使う気にはなれんので延長は無しじゃ(笑)

カイ 「……………………お前は何俺より豪華な飯る食ってるんじゃ!?」

GM  レクス「のあぁぁぁぁぁぁぁ!?」いきなり視界が切り替わります。今まで見えていたものの代わりに薄暗い牢獄が。

ユトル 夢か?

イブン まさしくドリーマー

GM  レクス「ね、ぬぬぬ……これは面妖な……はっ!?なんと我が心の友ではないか!?そうか!我が苦境を察し救いの手を差し伸べてくれようとしているのだな……すまない、ありがとう。心より感謝する」

カイ 「とりあえず、何があったのか話せこのやろう」夢で気分を味わってただけか(笑)

GM  レクス「ガヤンの馬鹿どもが世紀の大英雄たるこの私を捕まえて殺人者呼ばわりしているのだ!この私を!まったくもって信じられん……英雄は歴史書にのってはじめて理解されるものなのか。それは兎も角、さしあたっては……何か食べ物を差し入れてくれると泣いて感謝するぞ」

ユトル なんて内容のないやり取りだ(笑)

カイ 「お前が俺を呼んだんだろうが!ともかくさっさと話せ。場合によっては助けてやる。面会にいけるのか?」

GM  レクス「うむ。面会か……知らん(きっぱり)」

カイ 「一番重要なことをきく。お前は……やってないんだな?」

GM  レクス「当然だ。この私が何で見も知らぬ相手を殺さねばならんのか!」大いに憤慨している様子

カイ 「よし、なら安心しろ!俺『たち』がお前を助けてやる!」

ユトル 「こら、含めるな!(笑)」

GM  といったところで時間が切れて、リンクがぶつん。延長する〜?

ユトル しない(きっぱり)くだらんことで疲れたわい、少し休憩するか…(深く息を)

カイ 「なんだって、協力してくれないのか!?」大げさに驚く(笑)

イブン 「レクスの弁護をする義理立てはないが、カイの友人ということなら手を貸そう」

ユトル カイよ…奴に今まで係って何か一つでも良いことがあったか?

カイ 「あったぞ。やつのおかげでウィル君が助かったんだしな」

ユトル ウィル、誰じゃ?

カイ 「ああ、ウィル君っていうのはだな、悪魔に取り付かれてたかわいそうな子だったんだよ。その子を助ける手段を用意してくれたのがレクスなんだよ」

ユトル …うぅむ、カイに免じて今一度信じてみるか。……いや、違うな。初めて信じるんだった(笑) 仕方がない、取り敢えずガヤン神殿まで行くか?(ちょっと嫌そう) 

イブン 「・・・だな。事件のあらましなら、ガヤンかペローマに行けば聞けるかもしれん」ガヤンのあては・・・居なくもないと思うぞ?

カイ 「そうだな、物語はいつも留置所から始まるしな」ガヤンのあてはあるけど……あれは頼りにならん(爆)

GM  シュナ「あれれ……?えーっと、三人ともお出かけ?お茶とお菓子はどうしようか?」←やっぱりよくわかってない様子

イブン 「いただこう」きっぱりと

カイ 大食いな俺に食べ物を見せるな!(笑)「う……もらう」

GM  シュナ「おいしいねー♪」←あくまでほのぼのとしています。

ユトル しかしまぁ、ペローマ神殿の司書が被害者という僅かその一点にのみ知的好奇心はある。(お茶を啜る)

イブン 「・・・ふむ」食べ、飲みながら

GM  さてこの後は結局どうするか……考えてくれ、ちなみにクラップはクラップで現在勝手に動いている……と。今のところ人物ファイルに「レクサール」「クラップ」「エリオール」が記録された。法廷ファイルには「弁護士バッチ&身分証名称(クラップ所有)」「クラップへの依頼書(レクス直筆でクラップ所有)」ってとこか



今回のルナルは「逆○裁判」、というわけでいろいろな情報が記録されていきます。

人物ファイルの内容については毎回章の最後でまとめて説明するとしましょう。



ユトル ちなみにユトルは神殿が、と言うか組織全般が苦手だから自発的に行こうとはしないよ。

イブン まずは事件全容だろう その後現場か、関係者だな。

カイ じゃあまずはガヤン神殿だ。物語はいつも留置所から始まるしね。それにしても困ったな。カイは朴訥だから聞き込みには向かないぞ(爆)

イブン 人生の終点でもあるけどな。

ユトル 世界は巨大な拘置所なのかも知れんな。儂らは一生そこから抜け出ることは叶わんのかもしれん。どうする?行き先の選択肢は「ペローマ神殿」「ガヤン神殿」「情報屋(ドレック)」といったところか。

イブン 「・・・哲学は落ち着いてからにしよう・・・神殿に行くぞ。茶を飲み終わったら」

カイ 「そうだな、神殿に行こう。この菓子を制覇したら」一応俺が身元引受人みたいだし、面会くらいできるんじゃないかな?と思ってるのは間違いなのか……。

ユトル 微妙なやる気だ(笑)……僕に関して言えば、プレイヤーのやる気はあるけどPCのやる気はない(笑)

カイ 「ふう、ご馳走様。んじゃ、行ってくるよ。みなのもの、俺に続け〜!」扉をドガンと開けてガヤン神殿まで全力疾走。

イブン 「ん・・・あらかた片付いたな。すまん、シュナ。後は頼んでいいか?」立ち上がりながら

GM  シュナ「はーい。やっとくね」

イブン 「頼む」頭なでて飴を差し出す「では、行くとしようか。さっさと終わらせてしまおう」




GM  ガヤン神殿前……何事もなくたどりつけますぞ

ユトル うぅむ、やはり入る気がせん。儂は散策でもしていよう(ただし<ヴァルトニ>を取り出して宙に溶かす)。

カイ では門番に聞いてみようかな。「面会をお願いしたいのだが、どうすればいいかな?」

イブン 時間的には、まだ午前中でおっけ?

GM  おっけいですよ。ガヤン入信者「面会ですか?どなたでしょう?」門番が話しかけてます。

カイ 「レクス……レクサール・アダフの面会だ」

GM  ガヤン入信者「ああ、あなたがあの賑やかな人の身元引受人なんですか……いいですよ。手続きの方しておきますから」といって書類を書き書き。で、とおしてくれます。もちろん案内もしてくれる。そして、通路の途中で。

GM  エルバルト高司祭「ふぁ……」大欠伸しながらふらふらと歩いております。

カイ ぐ、この間は牢に入れられたからなぁ……ちょっと嫌な感じだ

GM  エルバルト「……ん〜」フケを撒き散らしながら頭をぼりぼり

イブン とりあえず、会釈くらいはする

GM  エルバルト「おんやぁ?君達はいつぞやの……」じー

カイ 「先日はどうもお世話になりました。そして今回は友人がお世話になっています」おじぎをする

GM  エルバルト「こりゃどーも……君もよくよく牢屋と縁があるんだねぇ」大きく伸びをしてみたり

カイ 「ところで、今回レクスがつかまった事件の概要はどんな感じなんだ……ですか?」

GM  エルバルト「ドンなって言われてもねぇ……」相変わらずぼりぼり。

GM  案内のガヤン入信者「あ、紹介しておきますね。こちら、その……レクサールさんの担当のエルバルト高司祭です」

カイ よ、よりにもよって……(がくり)

イブン 「それは・・・それは・・・ご苦労様です」迷う

ユトル 声は聴こえんが状況と展開は手に取るように分かる(笑)

GM  エルバルト「えーっと、状況はねぇ……罪状、殺し、んで疑う余地なく有罪……以上」

カイ 「………………いや、いやいやいや!どこにどう疑う余地がないのか説明してくださいよ!」

イブン 「それは一方的な見解だろう。状況と証拠が分からねば、こちらの判断が出来ない」

GM  エルバルト「証拠〜?ほら、そこはそれ、魔法で一発さ。そうだよね〜君」

GM  ガヤン入信者「ハイ。その通りです」

ユトル ガヤンにはなんと言っても《過去視覚》があるからのぅ。

カイ ……魔法がある世界って嫌い(爆)

イブン それを使って、取調べ風景が見てみたいぞ。

ユトル もっとも、常人の《過去視覚》では精々見えるのは一時間前までじゃがな。完全な証拠を押さえるのは至難じゃて。

イブン 「それは手段であって事実かどうかでは・・・ここで言い合っても仕方がない。調書を見せてもらうことは出来ないのか?」エルバルトに言いかけて、案内にも聞こう

GM  ガヤン入信者「えーとですね……はなしていいんでしょうか?」エルバルトの方を見て

GM  エルバルト「いいよ。別に。じゃないと離してくれそうにないし……眠いんだわ。早く寝たい」

カイ エルバルトめ。じつは御○検事の位置にいるんだな。

GM  ガヤン入信者「えーっとですね。まず現場に凶器が残されていまして」

カイ 「凶器はなんだったんだ?」

イブン 「まあ、待て。まずは聞こう」

カイ いや、聞いておかないと忘れそうなんだ(爆)

GM  ガヤン入信者「凶器はレイピア、扱える者の少ない武器ですね。その凶器を媒介として《方向探知》と《追跡》の魔法でその持ち主を探したわけです」

カイ レクスってレイピアもってたっけ?



《方向探知》それは探したいものに関係する物品を準備することで、特定の物品や人物の居場所を特定することができるとっても便利な魔法である。

《追跡》というのは特定の人物、もしくは物の位置を常に把握できるという魔法である。

また、レイピアはルナルの武器ではシャストアという神に仕えるもののみが扱える特別な武器です。

そして、レクスはシャストアの入信者だったりします(笑)



ユトル ん??《追跡》で持ち主は分からんぞ。

GM  ガヤン入信者「後は《過去視覚》による現場検証ですね」確かに《追跡》では持ち主が誰であるか、は分からない。しかし、持ち主の居場所はわかる。居場所さえ分かれば、本人の姿を確認するのは容易だ。ようは《方向探知》と《追跡》で持ち主の居場所を確認、持ち主を視認、ってことですな。



《過去視覚》の効力は名前のままである。

過去に起こった出来事を目で確認できるわけですな。



イブン 「で? 犯行現場も知覚したのか?」

GM  ガヤン入信者「そりゃあもう、はっきりと。《過去視覚》で確認された人物と《追跡》の魔法で確保した凶器の持ち主は一致しています。なお、魔法の誤動作を考慮して複数回確認していますから、まず間違いないかと」

イブン 「なるほど」カイを振り向いて「・・・諦めろ」(爆)

カイ 「むおおお……い、いやまだだ。まだ動機が残ってるじゃないか」

GM  ガヤン入信者「……動機に関しては……おや?《精神探査》の魔法が失敗していますね。どうしても成功しないらしいです。……まだはっきりしていないようですね。……でも、それ以外が固まっちゃってますから」



《精神探査》この魔法は対象の頭の中を直接探るという、かなりえげつない代物です。

この魔法を使って、お前が犯人か?なーんて質問されてしまうと推理シナリオは崩壊してしまうわけですね。

もっとも、今回の対象レクスは異様なまでの魔法抵抗力を備えているため、んな魔法は効かなかったのですが。



GM  エルバルト「んじゃねー、ばいばーい、さぁ寝よ寝よ……」止めないならいってしまいます

カイ むう、今のところ思いつくことはないなぁ

イブン まあ、まずは面会だ「後で質問しても良いのか?」と、案内役に聞いておこう

GM  ガヤン入信者「はい、時間があいているようなら」

GM  エルバルト「あー、面会だったら自由にしてくれていいよ。どうせ関係ないし」と、お手手をひらひら。




GM  というわけで面会である

カイ 「おいレクス、きてやったぞ」

GM  レクス「おおお!心の友よぉぉぉぉぉ!来てくれたのかぁぁぁぁぁぁぁ!」牢屋の鉄格子越しに。がしぃっと鉄格子を掴んでます。

イブン 「・・・別荘生活は堪能しているか・・・?」挨拶代わりにw

GM  レクス「さあ!証明してやってくれ!我が無実を!この大ばか者どもに!きっぱりはっきり迅速かつ簡潔明確に!」賑やかに騒いでおります

イブン 「あ・・・すまん。差し入れを忘れていた・・・何といったか、こういう場所に似合いの食べ物・・・・カツドン?」

GM  レクス「……なにも、ないの……い、いや気にするな友よ!英雄は食えねど高楊枝!我慢しよう勝つまでは!」明らかに落胆してます

カイ 「さて、色々聞かせておくれ。まずは……殺害された人とどういう関係かを教えてくれ」

GM  レクス「知らん!そんな男の事など聞いた事もない!まったく持って無関係だ!」拳を握り締めて力説

カイ 「凶器のレイピアはお前さんのものなのか?」

GM  レクス「う、うむ……どうやらそのようだ。しばらく前に無くした物だったのだが……確かにかつて愛用していた我が愛剣『貫き丸』だ……」首を捻っている

ユトル ホビットかこいつは(笑) 『指輪物語』参照

カイ 「無くした、ね。どこでなくしたか覚えてるか?」

GM  レクス「覚えていたら探している(きっぱり)」

イブン 「お前、阿呆だろう」

GM  レクス「な、何を根拠に!?」かっと目を見開いて

イブン 「・・・すまん、気にするな。ただの本音だ」

GM  レクス「……」無言で床にのの字を書いてます。

イブン 「では、当日のその時間、どこで何をしていた? それを証明できるか?」

GM  レクス「うむ。寝ていたぞ!正確な時刻は不明だが朝から晩まできっちりと、図書館の中で」

カイ 「バイトしろよっ!アリバイないじゃないか!」

GM  レクス「そ、そんなことを言われてもだな……そのぅ、なんというか……明日から来なくていいと、随分前に……」後ろに後ずさりながら

カイ 「誰かからうらみを買ってるとかはないか?」

イブン その質問は・・・どうだろうな?

GM  レクス「人に恨みを買うような覚えはない(きっぱり)」

イブン 「だろうな。では、起きたときに近くに人は居なかったのか?」

GM  レクス「うーん、起こしにきてくれた図書館の受付君くらいか」

イブン 「それは、事件が起きる前か?起きた後か?」

GM  レクス「たぶん……事件が起きた後だろう」

ユトル ふぅむ…どうやら裏レクサールの事情のようじゃな。

イブン 出てくるなら、裏にも話は聞きたいが・・・それよりも被害者の周辺を洗うのが本筋のような気がするぞ?

GM  レクス「正直なところ、どうしてこんな目にあうのやらまったく見当が付かん……が、私は信じているぞ!真実は一つであると」

イブン 「・・・まあ、余り騒ぎすぎぬようにな」

GM  レクス「頼むぞ友よ!ゆくのだ友よ!世のため人のため我がために!」明後日の方を指差してます

カイ 「まかせとけ。俺はお前を信じてる。」今はこんなもんかな?もう聞きたいことが思いつかない。

イブン 「・・・俺も信じているぞ」こいつ(表)には突発でも殺人なんて計画できる人物ではないということをw

GM  人物ファイル「レクサール」「エルバルト」を追加、法廷ファイル「貫き丸(レクサールの愛剣)」を追加っと、おっと「魔法調査報告書(方向探知&過去視覚による)」も忘れていた。




ユトル …どうじゃった?

GM  見たとおりの結果です。で、次はどうしましょう?

ユトル 見せてくれないかもしれないけど、死体を検分しといた方がいいね。

イブン 一応、帰る前に面会できる時間とか聞いておこうか

カイ これも聞いておきたい「被害者はどこを刺されて死んだんだ?」

イブン 死因とかは、案内役に調書見せてもらった方が良いんじゃないかと

GM  背後から一突き、傷は背中から胸に突き抜けていた。

カイ 不意打ちによる一撃か……

ユトル 貫き丸が余程の名剣ならいざ知れず、レクサールに一突きで殺す体力(殺傷力)はなかろう。

カイ あ、現場がどこか聞くの忘れた……

イブン 「現場は図書館だろう? レクスが寝ていたのはそこだったのだから」

ユトル 死亡推定時刻は?(二人に)

GM  日時は聞いてないねぇ(笑)

ユトル もう一度エルバルトから話を聞いたほうが良いかな。まぁ、死亡推定時刻は早朝といったころじゃろうな。

イブン 「どうする? クラップならそのあたりは聞きだせるだろうから、彼に話を聞きに行くことも出来るだろう」

GM  次はどうするのかな?

イブン 「ペローマ神殿に行って、被害者の事を聞いてみるか」

カイ 「そうだな、次は被害者だな」

ユトル ブラックウィングに現場まで案内してもらうとしよう。どのみち今の図書館、儂らだけでは入れん。

イブン 「だが、俺たちも深く携わるなら、それなりの手順を踏めば出来なくないかもしれん」




さてさて本日の捜査のまとめでありますが……。



ユトル 疑い出せば切りがないが…魔法視覚で見た光景が幻覚であるとか、魔法をかけた人間が犯罪の片棒を担いでいるという可能性も僅かながらある。

カイ 魔法のある世界はなんでも可能な気がしてならない。

ユトル しかし、取り敢えずここまでの情報でレクサールが犯人ではない可能性がやや強くなった。



てなところに落ち着いたようです。



現在の人物ファイル



「レクサール・アダフ」

今回の事件の容疑者。

いまさら何を説明することがあるだろう?



「エリオール・クラム」

今回の事件の被害者であるペローマ信者。

名前以外はいまだ詳細不明の人物。



「クラップ・ブラックウィング」

突如現れたミュルーンの弁護士。

頼りになるのかならないのか……?



「エルバルト・ダイム」

とってもやる気のないガヤンの高司祭。

今回、エリオール殺人事件の担当らしい。



現在の法廷ファイル



「弁護士バッチ&身分証名称(クラップ所有)」

クラップの宝物、これを持っていないと弁護士として認めてもらえない。



「クラップへの依頼書(レクス直筆でクラップ所有)」

レクサール直筆の弁護依頼書。

弁護料金の欄が空欄になっているのがちょっぴり気になる。

住所はバイカン工房、身元の引受人はカイになっている。



「貫き丸(レクサールの愛剣)」

レクサールのレイピア。

シャストアの信者にしか仕えない特殊な武器。

しばらく前に紛失していたらしいのだが……。



「魔法調査報告書(方向探知&過去視覚による)」

内容に関しては本文参照。



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