負け犬の凱歌(ドレック・トライアンファルソング)
〜ただ一度の勝利の為に〜
第4楽章




<情報屋>はますます困っていた。

なんとまあ厄介ごとの多いことか。

「まさかねぇ……」

依頼人の裏を取るのも仕事のうちである。

当然、依頼人の素性や目的は調べてみるのが当たり前なのだが……。

「なんで王国の情報部なんかが……」

例の鉄仮面男のことである。

物騒な相手だと感じてはいたが、まさかこれほどの相手だったとは。

「あのエルファはどうしたもんかねぇ……」

その鉄仮面を追いかけて現れたエルファがこれまた物騒な相手なのである。

物騒な性格をしている上にとんでもなく腕が立つ、なにしろ名うての傭兵<狂獣>を倒したという。

彼も腕に覚えはある方だが、流石に勝てる気がしない。

口止めされていることはしゃべれないし、かと言って喧嘩するわけにもいかない。

そして、この鏡。

ある魔術師が隠した遺産、その在処がこの鏡でわかるという。

これが真実であるならば、鉄仮面たちが動き回るのも理解できるのだが……。

「ほんとにこんなもんで遺産のありかがわかるのかねぇ……」

由来については判明したが、そこから先の調査が全く進まない。

どれだけ文献を当たっても、専門家に尋ねても、使用法が全く不明なのである。

「……このヤマはここら辺で降りといた方が良いかもしれんやせんねぇ」

<情報屋>の頭を何より悩ませる問題。

それは彼の息子のことだった。

もはや仕事などにかまけている場合ではないのかもしれない。

「なんとかしてやらねぇと……」

まったくもってなんと厄介ごとの多いことか。




ザノン情報部あらわる




さてさて、今回は進行が遅れ気味なイブンルートを一挙に進めてしましょう!

そろそろネタバレオンパレード!



GM  そろそろ終わりが近いね〜……かたっぽは。こっちは遅々として進んでいない。日数だけは進んでいるが……舞台裏が明かされてないぞ?なんでだ?おかしい、この辺りならもうとっくに……ぶつぶつ。

イブン  それはねー・・・このキャラは探索技能がない・・・探ることが出来ないから(笑)えーっと、いったん工房に戻ってから、ドレックの家に向かうんだったな

GM  うむ。ではバイカン工房である。

イブン  「ああ、ご苦労。戻った・・・といってもすぐに出るが。ユトルは奥か?」ぼろぼろの体で(笑)

GM  シュナ「あ、イブンさんおかえりー」どうやら店の片づけをしているようです「あ、あれ?も、もしかして怪我してるの!?」荷物を放り出して駆け寄りましょう

イブン  「怪我はしているが、すぐにどうこうってものでもない。心配するな」頭をなでる

GM  シュナ「今すぐ救急箱とって来るねー!」ぱたぱたと動き回る。ユトル老は相変わらず工房の奥に篭った万まで出てこない。

イブン  「・・・・・・ふむ」見送って、カウンター内の椅子に腰掛けて「・・・店番はどうするんだ」

GM  シュナ「服脱いで傷口見せて!はやくっ!」救急箱を片手に。応急処置判定!コロコロ、12だ。おお、あぶねー、失敗するところだった(笑)

イブン  ・・・怖いなぁ。大人しく、されるがままになってる(笑)

GM  シュナ傷口に薬を塗り包帯でぎゅーっと縛るのでした。4点ほど回復しましたよ。ちなみに救急箱がなかったら(+2修正)失敗していたことを報告しておく(笑)

イブン  「・・・っ!・・・む。ありがとう、な」ぽむぽむと頭を

GM  シュナ「……まったくー!無茶しちゃダメっていつもいってるでしょ!次は知らないからね!」頬を膨らませて怒ってます。まあ、一応シュナ相手にも情報収集はできる。聞きたいことがあったら聞いておくように。

イブン  「わかった、わかってる・・・」ふむ・・・じゃあ、聞いてみようか「シュナ、2・3知りたいことがあるのだが・・・」

GM  シュナ「?」小首をかしげて

イブン  さっきの屋敷について。大体の住所は覚えてるよね?「誰が住んでいたかとか・・・知らなそうだな」

GM  場所は大体わかるよ。でも……シュナ「うちのお客さんじゃないのは確かだね」

イブン  「そうか・・・」うーん・・・あれは出していいものか・・・「じゃあ、これは何か、分かるか?」懐から、例の紋章を入りのを出して見せてみよう

GM  シュナ「ごめん!わかんないや……ん〜……でも、なんか見たことあるんだよね……どこで見たんだろ」ペンダントをじーっと見てる。で、彼女の横で猫が丸くなっていることを伝えておく。

イブン  「謝る必要はない。俺もわからないのだから」頭なでなで

GM  シュナ「うーん……」考え込んでます

イブン  「まあ、思い出したらでいい・・・俺はいったん部屋に戻る」チラッと猫を見て、奥へ行くよ

GM  では呼ばれたような気がした猫は欠伸をして、伸びをして、スタスタと君の後を追いかけよう

GM  キリュウ「やあ。何かようかい?なんか、ここ数日忙しそうだけどさ」顔を洗いながら

イブン  「・・・用があるのはそっちじゃないのか。何か、しゃべりたそうにしていただろう」動物共感(笑)

GM  キリュウ「ちょっとそのペンダントに興味があってね。僕にも見せてくれると嬉しいな」

イブン  「・・・分かってると思うが、他言無用にな」再び出して、見せてみるよ

GM  キリュウ「剣と獅子の紋章、ザノン騎士団の紋章だね。でもこれは……ふむ、逆位置か」覗き込んでいる「……これ、どこで手に入れたの?」

イブン  「・・・今回の、配達先で、だ」

GM  キリュウ「へぇ?そりゃまた物騒なとこに配達に行ってたんだね。大変だったでしょ?連中強いから」腕をぺろぺろ

イブン  「・・・・・・あれくらい、あの男に比べれば・・・で、それが何か分かるのか?」

GM  キリュウ「んー、君が相手をしているやつらの正体とか?」

イブン  無言でうなずいておく。

GM  キリュウ「ザノン情報部だよ。この国お抱えの諜報機関ってやつ?いやー、彼らも仕事熱心だなぁ」尻尾をパタパタ

イブン  ・・・はい?

GM  キリュウ「この紋章、ザノン騎士団員に支給されるもんでね。本来は右向きの獅子と刃が上向きの剣が描かれているんだ。でも、この紋章には逆位置、左向きの獅子と下向きの刃が刻まれてる……つまりこれは騎士団の裏側に潜む、ザノン情報部の紋章なわけ」

イブン  「・・・なるほど」

GM  キリュウ「王国ができた頃からある組織でね。王国を裏から支えてたってやつ?まぁ、規模はちっちゃいけどけっこう良い人材揃ってるから手強いと思うよ」

イブン  「・・・なんでそんなやつらが出張ってきているんだ・・・」独り言ね(笑)

GM  キリュウ「連中と相対したらとりあえず魔法を警戒することだね。最低一つは切り札として得意魔法をもってるからさ」

イブン  「そうだな・・・それは身にしみた」包帯をなぞる。

GM  キリュウ「武器の技は……かなりできるやつが多いけど、君ならよほどのことがない限り遅れは取らないんじゃないかな?……他に聞きたいことってある?ないなら僕は行くけど」

イブン  うーん・・・効いていものか・・・いいや、聞いちゃえ(笑)

GM  キリュウ「やれやれ、僕もちょっと忙しくなりそうだな……」窓枠に前足をかけようとしている

イブン  「今、あるものを追っていてな・・・”鏡”と呼ばれている、同族の元にあったものなんだが・・・」

GM  キリュウ「へ!?」動きが止まった

イブン  「思い当たりが・・・あるようだな」

GM  キリュウ「……なるほど『ユヴァル聖鏡』か。ふーん、これは面白くなってきたね……」

イブン  「・・・話してもらおうか」サイドテーブルからチーズを取り出す(笑)

GM  キリュウ「『そは回廊を照らす導なり』ってね、大昔にある魔術師が仲間だったエルファに託したもの」

イブン ほう。

GM  キリュウ「つまり、ある魔術師がお宝を隠して、それを探すために必要な道具を色々なとこに隠したと。そのうちの一つが……『ユヴァル聖鏡』というわけさ」

イブン  「ふむ・・・何故それを欲しがるのだ、諜報部とやらは」

GM  キリュウ「『鏡』が絡んでるんでしょ?じゃあ決まってるよ。道具を全部集めて魔術師が隠したお宝を見つけるつもりなんじゃない?」

イブン  「まあ、そうだろうな。・・・で、一体何が隠されてるのか、分からんのか?」

GM  キリュウ「そこまでは僕も知らないなぁ……でも、噂じゃあ『聖鎧』だって話だよ。悪魔戦争時代に使われた魔法の武具」

イブン  「鎧?」

GM  キリュウ「うん。僕も詳しくは知らないけど、そう呼ばれてる。……強力な魔法の品ってのだけは確かだね」

イブン  うむ・・・どれくらいのものか、想像がつかん(笑)

GM  キリュウ「悪魔と戦うのに使われたんだってさ。悪魔の群れをばったばったと薙ぎ倒したって話だよ」

イブン  「・・・でもそれは、鎧なのだろう?」

GM  キリュウ「そう呼ばれてるね」

イブン  「さっぱり分からん・・・が、俺には直接関係はなさそうだな」

GM  キリュウ「さて、そろそろ僕は行くね。ちょっと僕のほうも忙しくなりそうだしさ」そう言って彼は窓から去っていくのでした

イブン  「ああ・・・助かった」




情報の対価




GM  さてキリュウと離している間に夜もすっかり更けてしまいました。

イブン  じゃあ、そろそろドレックの家に行ってみようか・・・体半分削れてるけど。後、一応、服は着替えていくよ

GM  深夜。君はドレックの家にたどり着いた。明かりはまだついているようだ。家の前まではきたけれど、どうする?

イブン  じゃ、ドアをノックして、相手待たずに近くのわき道へ・・・周りを警戒しながらね。

GM  周囲からこれといった気配は感じられない。……しばらくすると扉が開いてドレックがひょこっと顔を覗かせる。

イブン  「こっちだ」と、そこから動かずに呼びかけるよ。

GM  ドレック「どちら様で?」君の方に向かおう「おや。昨日のお客さんでしたか」どこか疲れたような雰囲気で

イブン  「何か分かったのか?」

GM  ドレック「そうですねぇ……お客さんがたいしたお方だって事とか。まさか……あの狂獣が人知れず倒されていたなんてねぇ……」にやり

イブン  「ふん・・・仕事熱心なのはいいが・・・要らぬ気を走らせると・・・」

GM  ドレック「おっと、怖い怖い……。まあ、今の情報はアッシの胸にしまっておきやすよ。なにせ裏タマットにも伝わってませんしね」

イブン  「まあいい・・・それで、仕事は済んだのか」

GM  ドレック「さて、本題ですが……ちょうど上手い具合に売れ残りがありやす」

イブン  「・・・言え」

GM  ドレック「つい最近の話なんですがね。この街の近くに保養施設が建設された話をご存知で?」

イブン  ・・・知ってたっけ?

GM  ドレック「レオル商会ってとこが馬鹿でかい温泉宿を作ったんですが……そこの建設にかかわった人間の人数が合わない」地域知識判定(笑)

イブン  「・・・・・・」考えてる

GM  ドレック「雇われて街から出て行った人数と、仕事を終えて帰ってきた人数が違うんでさぁ……護衛の傭兵が5人ほど増えてましてね」

イブン  「レオル・・・どこかで聞いたような・・・というか、何か忘れているような・・・」ブツブツ



彼が何を忘れているか、賢明なる方はお分かりだと思う。



GM  ドレック「ね?売れ残りにしちゃあ良いネタだと思いやせんか?」

イブン  「・・・それで?」

GM  ドレック「なにぶん急な話だったから人員の管理が杜撰だったらしくてねぇ……誰かが手引きすりゃぁ簡単にもぐりこめたはずなんでさぁ。手引きした人間の話では、依頼人がお客さんの言うような格好をしてたそうで。さて、ご依頼には応えれましたかねぇ?」

イブン  「そいつらのことは何か分からなかったのか?」言いつつ、わき道の入り口にさり気なく移動

GM  ドレック「何か、といわれますと?」

イブン  「素性や、目的。街に入ってからの動向だ・・・分かる範囲ですべて調べてこいと言っておいたはずだが」

GM  ドレック「うーん……難しいところで。ところどころ売約済みなものが混じってまして……」頭をぽりぽり

イブン  「そう、それは仕方ないな・・・では、続きはその手引きしたやつに聞いてこようか?」

GM  ドレック「そりゃまた難しい注文で……手引きした人間が誰かご存知で?」片目をつぶる

イブン  「ああ、すぐに調べられる・・・例えば、その5人と一緒に酒場へいって、一騒動起こした相手とか、な」

GM  ドレック「おやまぁ……よくご存知で。おっと、そう言えば……素性は売り切れですが、現在の動向は売れ残ってましたね。いや、買い忘れ、ですかね?今なら100ムーナほどにおまけしときやすが」

イブン  「買おう・・・だが、こちらにも条件がある。今後、この件には一切手を出すな・・・これは命令ではない・・・依頼料は、手引きやとその息子の身の安全だ・・・」財布から5ムーナ抜き取って、残りを丸ごと投げ渡そう。

GM  ドレック「またまたそいつは難しい注文ですが……いいでしょ。こちらもちょいとした事情でしばらく休業するつもりでしたしね。現在、彼らはある魔法の品を探している様子でして……紫色の宝玉だそうで」財布を受け取りながら

イブン  「・・・なに?」あ、しまった・・・

GM  ドレック「彼ら自身は表立って動けないらしく、ある情報屋に捜索を依頼したようで……情報屋は現在、宝玉にかかわってそうな人物の1人と接触中ってとこですか」

イブン  「・・・・・・」

GM  ドレック「同時に彼らは自分達の手に入れた魔法の品『鏡』の使い方も求めていた。……調査は難航中のようですがね。とまあ売れるのはこのあたりですかね。素性と居場所、に関しては売り切れてますんでご容赦を」

イブン  「・・・その情報屋に伝えておけ・・・注意しろと」あ、あと「ウィルによろしくな」言って、去ろう。

GM  ドレック「……まあ、言伝の料金はサービスしときやしょう」ウィルの名が出た時、彼の顔が曇るのだが……君がそれを見ることはなかった。さてドレックは行ってしまうのですが……これから君はどうする?何かやりたいことはあるかな?

イブン  とりあえず、カイのところに行こうとするけど。




カイを探して




GM  さてさて、それではカイの家だけれど。留守みたいだね〜

イブン  誰もいない? あのバカも?

GM  うむ。どんなに扉を叩こうと姿を表す気配はない。今、彼が何をしているのか?君には知る術がないのだったりする。実際、時間軸の関係上、今ここにいてもカイに出会うことはできません(笑)彼は別の場所で行動中ですからな(図書館で本と格闘中なのである)

イブン  キャラはそんなこと知らん(笑)「ちっ・・・」舌打ちして次へ。ジェスタ神殿へ

GM  ではジェスタ神殿へ移動した。ジェスタ神殿も今の時刻は明かりが落ちている。入り口のあたりで不寝番がいるくらいだね。

GM  ジェスタ入信者「おや?どうされましたこんな夜更けに?」

イブン  「ああ、夜分すまない。カイ・サイトニンがここに来ていないか?」

GM  ジェスタ入信者「サイトニン入信者ですか?……見てませんが。何かお急ぎの用件ですか?彼だったらわりと頻繁に顔を出しますから伝言なら引き受けますが」

イブン  「そうか・・・いや、大したことでもないし、個人的なことでもあるのでな。それは控えておこう。彼が居そうなところに心当たりはないか?」

GM  ジェスタ入信者「彼が行きそうな場所ですか?うーん……こんな夜更けに彼が行くような場所……思いつきませんね」

イブン  「分かった。すまない、変なことを聞いて。では、続きをがんばってくれ」走り去る。

GM  ジェスタ入信者「はい。それでは」さてさて、動き回っていると……君はそろそろ眠くなってくるぞ。どうやら疲労がたまってきている様だ。無理して活動することもできるけど……その場合には翌日の行動にペナルティが行くので注意だ。怪我もしてたっけ?

イブン  ・・・これ以上動くと、いざというときに動けないか・・・いったん工房に戻ろう。

GM  工房はすでに明かりが落ちている。シュナももう寝てしまっているようだ。

イブン  えーっと、忍び足で部屋に戻って・・・コロコロ、17だ。ふぁんぶるー!

GM  こけた(笑)どんがらがっしゃーん

イブン  ・・・途中で怪我が足にきたのか、派手にすっころんでしまった模様(爆)

GM  シュナ「な、なにぃ……?」眠い目をこすりながら登場(笑)

イブン  「・・・あ、なんでもない・・・すまん、起こしてしまったか」立ち上がりつつ

GM  シュナ「イブンさん……?なぁにこんな遅くに……」

イブン  「寝に戻っただけだ。ほら、シュナも寝てしまえ・・・」言いつつ、救急箱を探そう(笑)

GM  シュナ「もう……」ふらふらしながら自分の部屋に戻ろう

イブン  「そうだ・・・シュナ」呼び止めよう

GM  シュナ「にゃぁにぃ……」

イブン  「昨日、俺が居ない間にカイは来たか?」

GM  シュナ「カイさん?しらにゃいよぅ?」

イブン  「そうか・・・すまんな、呼び止めて。おやすみ」シュナが部屋に戻るの見送ってから、自分も部屋に戻ろう。

GM  ではシュナは部屋に戻っていきました。よくじつになってもいい・・・のかな?

イブン  ん。一応寝る前に包帯は替えておく。

GM  うむ。そうしておいてくれ。何も変わらないけれど(笑)あ……寝ておきるとHPが回復するぞ。生命力判定しといてね。

イブン  コロコロ、666〜!?ぶっは! 呪いか? 何かの呪いなのかっ?!二連続でファンブった・・・(ガックリ)

GM  回復しませんでした。というか……傷が悪化した。1点ダメージ(爆)

イブン  「うぐ・・・っく」寝起きに首に包帯がほどけて巻きついていたのをはずし。

GM  首が絞まったのか(笑)とってもすがすがしく目を覚ましてくれたまえ。




忍び寄る不幸




イブン  ・・・<不幸>まだ消費してないのが、不意にすんげー気になったのだが。

GM  忘れてた(笑)ナチュラルに不幸だから必要ない気もするが。せっかくだから早速「不幸の前兆」をくれてやろう(爆)

イブン  ぬぉぁー・・・

GM  君は夢を見ている。何者かが君の背後から追いかけてくるのだが……

イブン  む。夢って自覚がある? まあ、なくても立ち止まって、その相手を調べるが

GM  君はその人物が、恐ろしい!そりゃーもう、どういうわけか、死ぬほど恐ろしい!兄弟子よりも恐ろしい!

イブン  ・・・何? 訂正だ。逃げながら後ろを振り向こう。

GM  「いーぶーんーさーふー……」君は必至に逃げるのだが、距離はまったく開かない。それどころか……徐々に狭くなっているのがわかる。相手の顔はまだ見えない。……が、女のようだ(笑)

イブン  「くっ・・・なぜ俺がこんな目に・・・!」全力疾走

GM  で、君が必至に逃げていると眼前に突如として見知った青年が。

イブン  「・・・!?」

GM  ヒューイ「おや?これはイブンさん……失礼」全力疾走する君の前に足を出した(笑)

イブン  「ちぃっ・・・!」えーっと、軽業判定?

GM  これは夢です。判定なんてありません(爆)全力疾走していた君は避けることができず、すっころぶ

イブン  「・・・っつぅ・・・失礼だと分かっているなら、やめてくれ・・・」とりあえず、足は止まったが受身はとらせてほしいな(笑)

GM  ヒューイ「……申し訳ありません。……逆らえないのです。あの方には」沈痛な表情で

イブン あの方?とにかく立ち上がろう。

GM  ヒューイ「えい」起き上がろうとした瞬間に、がすぅっ!君の背中を踏み抜いた!大丈夫、ダメージはないから(笑)

イブン  「なっ?!・・・な、何をするっ!」一応あがこう(笑) どうせ、出来ないだろうが

GM  そして「イ〜ブ〜ン……よーくーも……」不意に首筋に手がまわされる。声が近い。ここ数日で急速に聞きなれた声だ。吐息が伝わるくらいに(笑)

イブン  「・・・・・・」無言で冷や汗

GM  ヒューイ「……ご愁傷様です」沈痛な表情で合唱

イブン  「・・・やるなら一息にやってく、げぇ・・・っ」

GM  で、首が一気に絞まった!と、いった所で目が覚めるわけですな。目を覚ますと首に包帯が絡み付いてるよ。結果どおり、回復判定ファンブルのダメージ1点ということで(笑)

イブン  「っく・・はぁっ・・・!・・・・・・・夢、か?」

GM  そう、夢。でも君はなんとも言えない、いや〜な予感がぬぐえないのであった(笑)

イブン  「・・・むぅ・・・何かの暗示か・・・?」いやぁ・・・イブンがどんどんギャグキャラに・・・

GM  ギャグキャラでも締めるとこ締めればヒーローだよ。美味しいだろ(笑)

イブン  「しかしあの声は・・・」しばし悩んで「・・・そうだな、後で顔を出しておくか」レオル商会にな(笑)

GM  知力判定(笑)きっと別のことで頭がいっぱいだろうから、修正ー2

イブン  9だ失敗度2・・・修正がなければ・・・

GM  おしい!と言うわけで、君は思い出すのだった。今日はミリアが退院する日だったんですね。ま、君がそれを思い出すのは……しばらく先のことなんだけれど(笑)

イブン  了解。忘れ(たふりをし)ておく。と、それくらいにして、包帯を直しながら窓を開けて準備をするよ




来訪していた情報屋




GM  では君は包帯を直して出発する準備をした。さてこれから先はどうするのかな、現在は朝。時間軸はカイルートでいえば、最終日だ。後どのくらいかかるかは知らないが……早く事件を片付けて「思い出す」ことを勧める。時間の経過に従い、不幸が大きくなっていく(爆)

イブン  準備が終わってカイゼルが来る様子がなければ、出かけようか。目標はカイの行方・・・の前に、シュナに挨拶をしていくのも忘れない(笑)

GM  カイゼルが来る気配はないね。下に下りるとシュナがパンをかじっている

GM  シュナ「イブンさんおはよっ……(もぐもぐ)今日もお出かけ?」チラッと君の方を伺おう

イブン  「おはよう、シュナ・・・ユトルはまだ奥か?」

GM  シュナ「うん。さっきまでここにいたんだけど……また、あの宝玉調べるって。後ちょっとで終わるって言ってたよ〜。だから今日も一日工房じゃないかな?」」紅茶をコクコク

イブン  「そうか・・・この2・3日で誰かユトルを尋ねて来たりはしていないか?」

GM  シュナ「ん〜……初めてのお客さんなら来てたかな。確か……魔法の鏡について調べて欲しいって言ってたよ。お爺ちゃんが忙しそうだったから、断っちゃったんだけど……」

イブン  「なるほど・・・あの様子だと、それが賢明だろうな。しかし、ふむ・・・新規の顧客なら、丁寧にお相手しておくんだぞ。聞き漏らしのないようにな」

GM  シュナ「だって〜、顔怖かったんだもん」あーだこーだと、外見について教えてくれる……まあドレック(容貌修正ー5CP)なんだが。時間軸が一致すればこの工房で鉢合わせ、もあったのかもしれないね。

イブン  ほう。それには気づいていいの?

GM  知力判定しようか。+4の修正

イブン  「まあ、こちらももうすぐ片がつくだろう・・・大事な用事とはいえ、迷惑をかけるな」頭をひとつなでる。判定は成功。

GM  じゃあ、気がついた。君はドレックが言っていた言葉を思い出す「彼らはある情報屋に依頼して鏡の使い方も調べてるみたいですぜ」って

イブン  「さて。急ぐのでな。先日の礼もしなければならぬし・・・慌しくてすまないが、行ってくる」テーブルに飴をひとつ置いて、出かけようか・・・ついでに「宝玉」の関係者に当たりもつけてるんじゃないのか、と思ったり(笑)




レクサール?の情報




GM  では君は出発する。どこか行きたい場所はある?思いつかないなら、勝手にイベントを進めておくが。「裏側」で(爆)

イブン  まずは、もう一度カイの家へ。まあ、警戒心の強いユトルがのこのこ出かけると思わないから、最初からカイを心配してたんだが。

GM  ではカイの家に行くと……レクサール「おお!?我が魂の兄弟よ!今日はどうしたのか!」今のタイミングならお出迎えしよう

イブン  「ああ。カイはいるか?」そっけない反応。

GM  レクサール「そうか!困っているのだな!?行き詰っているのだな!?安心しろこの大天才が君の行く末を教えてやろう!」

イブン  と、レクスがカイの家に寄生しているのは知ってていいんだよね?(笑)

GM  周知の事実である(笑)

イブン  なるほど「・・・ここに居るのか?居ないなら、行き先は知っているか?」

GM  レクサール「……ふむ。カイならば朝から慌しく出かけて行ったぞ?金がいるとか何とか騒いでいたが」

イブン  「それは・・・また急だな。何か事情があるのか?」

GM  レクサール「はーっはっはっは!推理して見せたまえ明智君!君が真実に至るかどうかこの大英雄が見届けてくれよう!」マントをバサァ

イブン  「・・・」足を払って、頭をはたきこんで、腹を踏む「・・・聞いてやるから、今すぐ事情の説明をしてくれないか」

GM  レクス「おっと……そろそろ時間か。出かけなくては。すまぬ兄弟よ……君との友情を今しばらく深めていたいところではあるのだが。行かねばならぬ場所がある!ラフィール堂のケーキの深く甘く芳醇な味わいはいかなるものをも上回……はうわ!?ぐぇぇぇぇ!」じたばたじたばた

イブン  「急いでいるんだ。頼む」グリグリグリグリ・・・

GM  レクス「ぎぶあっぷ!ぎぶあーっぷ!ろーぷろーぷ!何でも知り合いの息子が病気らしい。それを助けるために金策に回っているらしいぞ……どこにいるかまでは知らな、い、が……」足の下で力尽きた。

イブン  「そうか。助かった。ではな。先を急ぐとしよう」次へGO。あ、ちなみに。立ち去るときは、レクスを踏み越えていくからね(笑)

GM  うむ。踏み越えられて……。レクス「そうだね。そうした方がいい……でも君が進むべき方向はそちらではない」埃をパンパンと叩きながら立ち上がった……そう言えば君は初見だったな。知力判定っと

イブン  「・・・どういう意味だ?」限りなくファンブルっぽい失敗。

GM  君は何も気がつかなかった。レクスがいつものようにたわごとを言っているとしか思わなかった(笑)

イブン  ・・・別に彼をないがしろにしているわけではないが・・・まあ、いい、ここは進もう(笑)

GM  レクス「……おーい」所在無く呼びかける彼を無視して君は前に進むのだった(爆)




すれ違いの繰り返し




GM  では次へ。どこへ行こう?思いつくように行動してくれ。

イブン  カイの知り合いに坊ちゃんがいたろう?レンだっけか。そいつの家の場所が分かるなら、そこへ行くよ。ちなみにカイはすでに引き渡されたか、誘導されてると思って、行き先を突き止めようと考えてるので。

GM  なるほど。了解、了解

イブン  ドレックと仲良くなって行動してるなんて考えてないです(笑)

GM  そりゃそうだな(笑)

イブン  レンの家へ・・・場所知ってる?

GM  たぶん知らないんじゃないかな?地域知識持ってないし(笑)お金持ちの家だから有名と言えば有名なんだけどね

イブン  そうか。じゃあ、神殿へ・・・金策なんて、知り合いか、家族か、職場って決まってるのです(笑) その後、質か金融・・・

GM  ごもっとも(笑)というわけで神殿です。神殿は……順番的にはカイが来るにはまだ早い、門のところで昨日の人が呼び止めよう

GM  ジェスタ入信者「おや?あなたは昨夜の……おはようございます」

イブン  「ああ、おはよう・・・またで悪いんだが、カイはまだ出てきていないか?」

GM  ジェスタ入信者「サイトニン入信者でしたら今日もまだ来ていませんよ」

イブン  「そうか・・・なら、また後で寄らせてもらおう。失礼する」




情報屋を襲撃?




GM  ……では、そろそろ時間だな。

イブン  何の・・・と聞いて、いいものかどうか(笑)

GM  君はカイの姿を探して街の中を駆け巡る……そんな時、知力判定をどうぞ

イブン  8だ。1成功・・・どうしてこんなときに・・・

GM  では首筋の方に殺気を感じた(笑)能動防御、よけを許可する。修正はなし、受動防御もたしていいよ

イブン  ら、らじゃー……よし!よけたっ(笑)「・・・っ」柄に手を置いて、背後を振り返る

GM  お見事!(笑)ぶっとい手が空を切った!見れば……カイゼル「おりょ?……今のをかわしやがったか!やるじゃねぇか!かかかかっ」君を路地裏に引きずり込もうとしていたのだが(笑)

イブン  「・・・普通に現れられないのか、あなたは・・・」構えを解く

GM  カイゼル「普通に現れてもつまらんだろ?かかかかっ定時連絡だ。お前の方はなんかわかったか?」

イブン  「多少な・・・」言いつつ、人通りの少ないほうに歩いていこう

GM  では君達は人ごみを避けて路地裏へ。

イブン  とりあえず、聞いた話は全部しておく。

GM  カイゼル「……ふーん。で、鏡の行方は?つーか情報屋締め上げて吐かせる予定じゃなかったのか?……お前の知り合いがどうなってようと、俺の知ったことじゃねぇんだよ。俺らの仕事は「鏡」を取り返すこと。それ以外はどうでもいい……やれやれ、優先すべき順を間違えてるようじゃあ。まだまだ半人前だねぇ……」

イブン  「こちらが情報屋に会っているのはあちらにも筒抜けだろう。ならば、彼に手を出すと奴らの後を追いづらくなるんじゃないか?」本当なら、夕べ会ったことは言いたくなかったのだが、金が・・・(笑)

GM  カイゼル「むむむ……(ぷしゅー)面倒だな。つまり、お前は知り合いを狙ってくるのを待つって言うのか?」

イブン  「待つも何も、あれの性格を考えれば、カイの方が待っていられんと思うが・・・」まあ、あとは、カイの行き先に先回りして、そいつらを押さえるほうが、いきなり本部とか、さらに人数がそろっているところに突っ込むより安全ではなかろうか、と。

GM  カイゼル「人数?そんなもん気にする必要あるか!全部打ち殺せば問題ないって」

イブン  「・・・不意打ちを仕掛けて、手の内を知らずに苦戦したのを忘れたのか?俺で剣腕が互角。そこに多人数の魔法戦となると、戦力比は数段上になるだろう」

GM  カイゼル「んなこと忘れた(きっぱり)とにかく、お前のやり方はまどろっこしくていかん。よーしっ!ここは一つ兄弟子様が手本を見せてやろう!」

イブン  「・・・・・・」止めると何されるか分からん(笑)

GM  カイゼル「魔法使いなんざ。この俺様の敵になるか!」歩き出す。さて、彼の進行方向は……ドレックの家に一直線なんだが

イブン  「・・・待て、どうするつもりだ?」肩をつかんで引き止める

GM  カイゼル「まあ黙ってみてろって」とかやってるうちにドレックの家に到着、どうする?(笑)

イブン  「彼に関しては俺に任せるといってたな? ならば、俺に任せてもらう」

GM  カイゼル「あん?何だこの手は?」思いっきりガン飛ばしてやろう(笑)君の手を払い除けて、ドレックの家の扉をガスガスっと蹴飛ばすぞ。

イブン  ああ、もう(笑) 短気の特徴も持ってるんじゃないか(笑)

GM  カイゼル「情報屋さーん!お客さんですよー!……さっさと出てこねぇと打ち殺すぞ、こら!」ゴンゴン!←聞いていない。で、扉が開くわけですが……

イブン  「話している間、周りを・・・おい!

GM  ウィル「な、なになに!?どちらさまで……」←カイゼルを見て硬直した

イブン  「ウィル、おはよう、ドレックはいるか?」カイゼルが話し出す前にこっちから

GM  カイゼル「ぐっもーにん!クソガキ!オヤジはどこだ?……あ、こら邪魔すんな」←歯を剥き出しにしてものすごい笑顔を……横にどけられました(笑)

イブン  「居るなら早く呼んでくれ。重要な話があると。居ないならどこに行ったか教えてくれないか?」

GM  ウィル「だ、誰かと思ったら……イブンの兄ちゃんか。びっくりしたぁ……父ちゃんなら今出かけてるよ?」

イブン  「ど、どこに行った?・・・早く教えてくれ」

GM  ウィル「なんか調べ物するって言ってたなぁ。確かペローマ神殿にいくって言ってたよ。父ちゃん、ああ見えて読書家なんだ」

イブン  「よし、わかった。じゃあ、またなっ」ドアを閉めて「よし、いくぞっ!」

GM  カイゼル「……あのガキを人質にはしとかねぇのか?」

イブン  「・・・俺を街から追い出したいのか・・・」<誠実>なイブンなのです。そういうのは、彼の<誠実>に反する。

GM  カイゼル「まあ、いい。とりあえず行くか」さて、真っ直ぐペローマ神殿でいいのかな?寄り道とかはするかね?

イブン  もちろんまっすぐ。ジェスタによると言ってついてくるカイゼルでもなし、俺が行くまで待ってろといって待ってるカイゼルでもないでしょ?居ないところで二人が鉢合わせるのが怖い・・・。

GM  そりゃそうだ。動き始めたら一直線、それがカイゼル。障害物はすべて破壊して進む、それがカイゼル(爆)




図書館の攻防




GM  受付「今日は本日のご用件は?」

イブン  「閲覧を。それと、ドレックという人物がきていないか?」またも、カイゼルが動く前に(笑)

GM  カイゼル「読書だ(きっぱり)」割り込んでやる(笑)

GM  受付「え?ええ?ええっと……ドレックさんなら確かに来てますよ。図書館の方にいかれましたけど……」君たちの様子に戸惑ってます。特に君ではなく隣のゴツイ奴が気になってる様子

イブン  小声で「あなたは表に居てくれ。すれ違いで出てきては困るだろう」とカイゼルに

GM  カイゼル「断る。てめぇは詰めが甘いからな……それに俺は

イブン  俺は?

GM  カイゼル「こう見えても、読書が大好き、なんだよ。文句あるか?さあ読むぞ読むぞ、楽しみだな〜!」ずんずん、と中に進んでいきます。

イブン  カイゼルについて、そんな記憶は?

GM  彼が本を呼んでいた記憶なんてまったくないぞ。本を枕にしていたのなら見たことがあるが(爆)

イブン  「あからさまに信じられんな・・・おいっ、一人で行くなっ・・・と、失礼する」受付に言って、後を追おう

GM  では図書室にて、どちらが先に見つけるか勝負だ!カイゼルは1、4、1で合計6!

イブン  なにぃっ(笑)……勝てるか!

GM  カイゼル「く、くくく……ふふふ……びんごぉっ!エモノだ」満面の笑みを浮かべている。何でこいつこんなに目がいいんだろう。登場した時、6以下しか出した気がしない(爆)

イブン  「ちぃっ・・・早まるなよっ」声のほうに急いでいこう

GM  君は図書館の中でドレックの姿を見つける。ドレックは金髪の男性となにか話しをしているようだ。その手には『鏡』が握られている。金髪の男性の顔はどこかで見たことがあるような気がする。知力判定、成功すれば思い出すぞ。

イブン  よし、成功。

GM  ……君が夜の酒場で見たゴロツキ五人のうちの1人だ

イブン  今の服装は?

GM  普通の服装だよ。腰に剣はつるしているけどね

GM  カイゼル「かかかかっ!イブンこっちはもらったぜぇ!鏡を確保しろ!」君が行動を起こすよりも早く、問答無用で襲い掛かる(爆)

イブン  「・・・・・・!」金髪に走り寄……襲うなー!!(笑)

GM  ドレック「なな!?」

GM  金髪「貴様らはあの時の!?」

GM  カイゼル「死ねやコラァァァァァ!」剣を抜いて鬼のような形相で迫る

イブン  「手加減を忘れるなっ!}と、一応カイゼルに(笑)

GM  金髪の方は鎧を着てない分、実は動きが早かったりする。というわけで、窓を飛びぬけて退場

GM  カイゼル「かかかかっ!にがさねぇぜぇ!」金髪を追いかけて飛び降りた。というわけで、現場にはドレックと君だけが残る。

イブン  もちろん金髪を追って、窓を飛び出すっ……て、あれ?ああ、鏡持ってるのはドレックか。仕切りなおし。ドレックに走りよって、鏡を持ってる手をつかむよ。

GM  ドレック「……」状況が飲み込めてないのか、呆然としています。

イブン  「人が集まる前に出るぞ」いって、引っ張っていこう。

GM  あっさりと捕まれましょう。でも代わりに……知力判定かな?反射神経があれば加えていい。そう簡単には押さえられんぞ。

イブン  コロコロ、ん。このままだと2失敗。

GM  君が手首を掴むと同時に、ドレックは反応する。君の首筋にちゃきっとナイフを突きつけよう

GM  ドレック「こっちの方が静かですぜ?どういうことなのか教えていただきたいんですがねぇ……」君を図書館の奥のほうへ案内しようか。今のナイフさばきでわかるが……このドレックと言う男、意外に戦えるようだ。

イブン  あー

GM  ドレック「……で、どういう事情なんですかね?」油断なくナイフを構えて

イブン  「・・・それは、俺も聞きたいところだ」

GM  ドレック「アッシのほうもちょっと切羽詰ってやしてね……あの御仁との話し合いを邪魔されたのはちょいと拙いんですよ……返答次第では、消えてもらいやすぜ?お客さんは何をお望みで?」目をすぅっと細めた

イブン  「・・・情報屋のお前がそれを聞くのか?こちらもただでは引けなくてな・・・簡単にこの手は離せない」

GM  ドレック「……てことはやっぱりこの『鏡』を取り戻しに着たんですね?まいったな、無用の流血は望まないんですがねぇ」と、その時。

GM  「にゃあ!」どこかで猫が鳴くのが聞こえた。その瞬間、ドレックの手にしていたナイフがぐにゃりと蠢き、蛇にその姿を変える。

GM  ドレック「な!?」蛇はドレックの手に絡み付こうとしている。注意がそれたようである。更に!ドレックが蛇を払い落とすと、蛇はカランと音を立ててナイフに戻るのであった。その間に……どうする?

イブン  じゃ、今度は逆に、剣を突きつけようか。

GM  ドレック「幻術!?」準備&武器技能判定、こっちは気を取られているので反応できません。両方成功したら突きつけることができます。

イブン  準備判定&武器技能、ちょっと危なげに成功(笑)

GM  君は流れるような手つきで抜刀した。不自然な体勢ではあったものの、そのままドレックの首筋に刃をつきつける。

GM  ドレック「う……」さあ、問題解決のお時間です。何でも好きなだけ聞いてください(笑)

イブン  「形勢逆転・・・だな。さあ、話してもらおうか」聞くって・・・鏡はここにあるのに(笑)

GM  ドレック「……なにを?」

イブン  「俺の言伝は、残念ながら手引き屋には伝わらなかったようだな」

GM  ドレック「……残念ながら状況が急変しやして、ちょいと無理を通さなくてはいけなくなったんでねぇ」

イブン  「今の男は、諜報部の者だな。何を話していた?」

GM  ドレック「……『鏡』のレンタル料についての相談でさぁ。人から物を借りるときには当たり前のことでしょう?」ちなみに鏡は取り上げる?

イブン  もちろん 「これは返してもらうぞ」ドレックに注意しつつ、懐から布切れだして、素手でつかまないようにして取り上げよう「これを使うつもりだったのか・・・これが何か分かっているのか?これを使ってどうするつもりだったんだ」

GM  ドレック「……アッシには金が必要なんでさぁ。普通じゃあ稼げないような大金だ、でも……今なら、今ならなんとかなる……ですがね。その為には元手がいる。その『鏡』なら元手には十分だったんだ」……表側の情報を語ろう(笑)

イブン  ・・・首突っ込むべきか。

GM  息子が病気であること、治療するためには10万という大金が必要なこと。ぜーんぶしゃべった(笑)

イブン  「・・・・・・」ああ、聞いちゃった(笑)

GM  ドレック「その『鏡』は元々あんたらのもんなんで?……ムシのいい話ですが、一日でいい。貸していただけませんかねぇ?」

イブン  ぬぁー。なーやーむー(笑)

GM  ドレック「今しか、今しかチャンスはねぇんです。裏タマットの最強の駒『狂獣』がいない、今しか」といって君の方を見よう

イブン  「それはどういう意味だ?」

GM  では裏タマットで開催される博打についても語ろうじゃないか。さあ悩め(笑)要約すると、裏タマット主催の賭け試合がちょくちょく開催されている。そして、裏タマットはその勝負で不敗なんだそうだ。何でかっていうと、裏タマットがようしている戦士がべらぼうに強いから。

イブン  それが、狂獣か・・・そりゃ、強いわなぁ(笑)

GM  しかし、今はその戦士がいない。裏タマットもその所在をつかめていないらしい。理由は……説明不要だわな(笑)

イブン  「それで・・・掛け金代わりにこの鏡、なのか」

GM  ドレック「そういうことで。裏タマットには面子ってもんがある。特に上り調子の今はよそに弱みを見せたくねぇはずだ。だから挑まれたら逃げたりはできねぇはず……連中が『狂獣』に代わる手駒を見つける前しか、今しかねぇんですよ」

イブン  っく・・・義務感では同族のほうが上・・・むぐぐぐぐ(笑)

GM  ドレック「何だって言う事を聞く、だから……」さあ、どうする?

イブン  今、イブンの頭の中で、元気に笑うウィルの顔が・・・(笑)

GM  誠実な(10CP)君、さあ悩め(笑)

イブン  「ウィルの病気とは、一体なんだ?」

GM  それを聞くか(爆)いい事を聞いてくれるね〜。

イブン  分かったところでどうしようもないんだが・・・

GM  ドレック「悪魔です。悪魔がウィルの腹ん中にいる……」行動を決めるにはうってつけの情報です(にやり)『悪魔』それはエルファにとり、絶対の敵!ルナルの設定上、神話の時代からの仇敵だ!全てのエルファは自らの命と引き換えにしても滅ぼせと教えこまれている。

イブン  それ、病気じゃないよ・・・んー・・・・・ん!決めた「分かった、手を貸そう・・・だが、条件がある」

GM  ドレック「……なんでしょう?」

イブン  「それはいつあるんだ?」賭け試合ね

GM  ドレック「今日の午後からでさぁ……。だから、いそがねぇといけねぇ。刻限までに掛け金を準備できねぇと勝負が流れちまう……」

イブン  「完全にこれを手渡すことは出来ない・・・なら、わかるな?」

GM  ドレック「一緒についてくるってことですかい……?」

イブン  「ああ。だが、今から一緒に行動も出来ない。直前でこれを渡し、そこには俺も影ながらついていく。あんたがどう思おうが、それは知らん。だが、俺は約束したことは守る」

GM  ドレック「わかりやした。では……」

イブン  「それと、覚悟をしておけ」

GM  ドレック「……」

イブン  「お前の言う好機を逃した場合は・・・」剣を下げる……って、脅してどうする(自分に突っ込み)

GM  ドレック「……それは仕方がありやせんね。好きにしてくだせぇ」ではドレックは準備をしに帰っていいかな?

イブン  いいけど、その前に落ち合う時間と場所を・・・あ 「そういえば・・・その話にはあいつも絡んでいるのか?」

GM  ドレック「アイツ……と言われますと?」場所は『瞬きの栄光』というカジノを指定する。時刻も具体的に指定しよう

イブン  「前に言っていた、「宝玉」とやらの関係者だ」

GM  ドレック「ああ……あなたダンナのお知り合いで?……安心してくだせぇ。ダンナに迷惑かけるつもりはこれっぽっちもありやせんよ」そういって困ったような表情を浮かべ、苦笑いをする。

イブン  「・・・あれはな・・・放っておいても迷惑を抱え込むのでな・・・」

GM  ドレック「まったくですね。……ああいうのを器がでかいって言うんですかねぇ?でかすぎで何でも入っちまうのが考えもんですが」ではドレックはもういいかな?

イブン  おけ「まあ・・・後の首尾は任せる。それではな」

GM  で、物陰に潜んでいる人物がいるのだが……。本棚の影から人の気配を感じる。

GM  「迷惑を抱え込む、か。……そういう君もかなりのものだと思うんだけどね」本棚越しに話しかけよう

イブン  「・・・若い目を育てるのは、森に生きるものの義務だ」

GM  「ボランティア精神旺盛なんだね、エルファって。関心、関心」

イブン  「・・・そんなことより、お前もこれに興味があるのだろう?」

GM  「どちらかというと『それ』を追ってる奴らに用があるかな」

イブン  「で?」

GM  「僕と組む気はない?組んでくれるならさっきのサポートはサービスにしとくんだけど?」

イブン  「・・・断っても、今のように後ろをついて回るつもりだろう?」

GM  「よくわかってるね。この街に侵入した奴らはあと一名……残念ながらさっきのエルファさんは取り逃がしちゃったみたいでさ。あいつら鬱陶しいから始末しちゃいたいんだよね。君も身の回りをずーっとうろつかれても困るでしょ?身に降りかかりそうな火の粉は払っておこうよ」

イブン  「好きにしろ・・・だが、邪魔をするなら容赦はしない」

GM  「ありがとう。じゃあ、これをおいて置く……贋物だけど上手く利用してね」去っていく足音がするのでした。

イブン  じゃ、それを確認しよう・・・まあ、大体分かるけど

GM  本棚の向こう側には『鏡』が置いてある。一応、知力で抵抗しておいて。抵抗されると……格好悪いなぁ(笑)えい!ペナルティ6だ。

イブン  無理!(笑)

GM  君が今手にしている鏡と寸分たがわぬ物がそこにある。重さ、質感、見栄え、どれをとっても『完璧』だ。あと床に落書き『ぷれぜんとふぉーゆー。通りすがりのボランティア精神旺盛な善人より』だそうです(笑)

イブン  「・・・計算づくで、ボランティアなものか」ぼやいて、それも懐に こっちは素手で(笑)




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