我侭娘の輪舞曲(ミリステア・ワルツ)
〜休日の優雅な過ごし方〜
第4楽章




迂闊だった。

本当に軽率な行動をしたと思う。

私には敵が多い。

立場を考えれば当然だ。

今、私の周囲には屈強な兵士たちはいない。

外敵を寄せ付けない、堅固な城壁もない。

……狙ってくれ、と言っているようなものじゃないの。

この数日があまりにも楽しくて。

楽しすぎて。

私は自分が誰であるかを忘れていたのかもしれない。

シュナちゃん……。

胸の奥で燻っている焦燥感をねじ伏せて。

……どうすればいい?

私は必至に考えを巡らせていた。





応急処置=とどめ?


GM  では第四回を開始〜!さっそくだが、君は前回三人の誘拐犯?を血の海に沈めた。

イブン  おぅ

GM  その間わずかに3ターン、まさに鬼神の如しってところ?イヤー、しかし不意打ちって強いね……雑魚は朦朧から回復できんかったし、一方的にぼこられちまったい。

イブン  でも、カイゼルなら半分の時間でやってしまいそうだがw

GM ……君はなぞの幻想を見た(爆) カイゼル「かかか!奇襲ってのはこうやるんだよ!」その男はイカレタ表情で心のそこから楽しげに嗤い、屋根を突き破った!落ちるときに一人の頭上に落ちる、ぐしゃりといやな音が響き渡った。それは人が潰れた音だ「まず、一匹!」そして、落ちた瞬間に両手で一人ずつ両断するのだった「まとめて二匹!かかかか……」

イブン  ・・・潰しちゃ、情報収集なんてできないだろうが(笑)

GM  キリュウ「で、どーすんのコレ?」

イブン  とりあえず、ロープを持ってきてないと思うから、男たちのベルトか腰紐で、三つ巴に拘束して、応急処置……目標は8だ。さて、何人助かるかなぁ…?

GM  キリュウ「ま、包帯巻くだけでも血止めくらいにはなるし」ちなみに失敗しても一点は生命力が回復する。しかし、ファンブルするとダメージだ。

イブン  とりあえず、判定 Aから順に3つ

GM  あいよ〜

イブン  一人目は……6、6、5で17。はい、Aさん、南無〜(爆)他の二人は普通に失敗。

GM おいおい、ファンブル!?あのー……Aってその1点で生死判定いっちゃうんですけど〜。

イブン  ・・・やらないほうがよかったかも

GM  キリュウ「あー……言いにくいんだけど、そこの人縛り損ねてない?なんか顔が紫色になってるんだけどさ……」髭が片側だけぴくぴく。

イブン  「…まあ、終わったことを悔いてもしようがない…何せ、人に施すのは初めてなものでな」

GM  キリュウ「……応急処置ぐらい覚えようよ」溜息をついてます

イブン  で。完全に逝っちゃった?

GM  コロコロ……生死判定失敗、逝ってるみたい(爆)

イブン  …≪死んでたまるか≫を覚えさせたいな(笑)



今時、このネタをわかる人っているんでしょうか?



GM  ……一人逝ったな(遠い目)しかもAって……あ〜あ……。

イブン  「あ〜あ」ってなにさ(笑)

GM  いや別に、Aは他の二人を怒ってたやつ(三人の中の指導者)だったな〜って

ユトル  Aはサブボスだったような(笑)

GM  キリュウ「ところでさあいつらの目的って誰だったんだろうね?」ガープスって死なないキャラは本当に死なないけど、生命力のない奴ってあっさり死ぬからなぁ。所詮雑魚キャラ、生命力は10しかないんだよね……最低でもやはり12は欲しいとこだ。

ユトル  …儂は生命力9なんじゃが(笑)

イブン  「……拙いかも知れんな…俺たちも急いで戻りたいが、まずは情報を聞き出そう」倒れた男たちを見下ろしながら

GM  気絶してるから目を覚まさんぞ「覚醒」の魔法使うとかしない、と

イブン  覚醒の魔法?誰が?(笑)

GM  キリュウ「まずいね、僕も治癒術なんて知らないしさ」

イブン  ・・・覚えないとだめなのは、≪手加減≫もらしい(結論)……とりあえず、柱に固定して、工房に戻る…ってところで

GM  一人と一匹の間をまたしても血なまぐさい風が吹き抜けるのでした。というわけで、ユトルさんのほうに移りましょうか(笑)




魔女は帰り来たり




GM  ……といってもミリアを抱えて移動するだけだっけ?

ユトル  うむ。ミリステアを引っつかんで空を舞うが、往復5分といったところかな。

GM  ではすぐにたどり着くことができる。上空からイブンの様子が見えたかも

ユトル  まだイブンサフたちはおるかな。屋根に空いた穴から入るとしよう、中の様子を窺ってからな。

GM  イブンがベルトで男を縛ったっとこだ。一人首がカクンとなっちゃってるけど

ユトル  イブンサフ、怪我はないか(すたっ)。抱えていたミリステアを下ろそう。

GM  ミリア「ここにシュナちゃんがいるの?……!」注意深く周囲を警戒、血だまり発見して息を呑む。

ユトル  さて、全員眠らせてしまったようじゃな。起こして情報を聞き出すか。

GM  ミリア「まさか……うそ……」顔が青くなってますぞ。イブンは工房へ帰ったんだっけ?血の匂いが漂う倉庫、そして誰もいない……何か勘違いしそうだぞ。

イブン まだ。応急処置の途中じゃないかな? 「…早かったな…いや、遅かったといえば良いのか」ひょこっと物陰から現れた

GM  ミリア「……いたんならさっさと姿を現しなさいよ、まったく……勘違いするじゃない」イブンを軽くつねっとこう

イブン  「む…それはすまん」

ユトル  目覚めよ愚か者、《覚醒》。成功度は3。眠ってる者って《覚醒》の呪文に抵抗する?公式見解はあるんだっけ?

GM  男B「う……あ、痛い」目を覚ましたぞ。抵抗は存在しないぞ。元々眠ってる相手にかける呪文だし(笑)魔法耐性とかもってれば別だが。

GM  男B「……!?」君らの姿を見て硬直してます

イブン  「…騒ぐな。もう一度寝たいか?」まだ血糊のついた剣をBに向ける

ユトル  「儂はお主らが拉致した者の関係者じゃが、詳しい話を聞かせてもらおうか(義眼<ヴァルトニ>を空中で受け取って眼帯の奥に忍ばせる)」

GM  男B「ひっ…な、何でも話す、だから命は……」がたがたとふるえてますな

ユトル  ではまず、件の少女シュナが何処に連れて行かれたかは分かるか?

イブン  「知ってることは素直に話したほうが良いぞ…代わりならまだいるのだからな」

GM  男B「お、俺たちは何もしらねぇ……そいつに頼まれて、いわれてとおりの格好した奴を捕まえただけだ。そこから先のことは……」Aの方を見てる

ユトル  お主の心に直接訊ねても良いのじゃがな。

GM  男B「本当なんだ!俺は指定どおりの相手をさらっただけで、目的とかはぜんぜん聞いてねぇんだ!」必至です

ユトル  Aの脈を取る。…急を要するとはいえ、他に手段もあったか。已む無いが。

GM  死んでる。直接の死因は縛ったときに喉に食い込んだベルトだろうと思った(笑)

イブン  殺したのは俺じゃない。ダイスの神様だ(笑)

GM  男B「そいつだ!全部そいつが知ってる!だからそいつに聞いてくれ!」

ユトル  さて参った。霊魂を操る術は身につけておらん…(低く唸る)次の質問に移ろう。あの女は何者か。3つ目、攫った目的は?

GM  男B「あの女は俺たちの協力者だってあいつが言ってた……気味のわりぃ奴だったよ。詳しい素性はしらねぇけど魔法使いみたいだった」

ユトル  協力者か…ふむ。ミリステアに女の風体を話すとしよう。「心当たりはありませんかな?」

GM  ミリア「たぶんあったことはない……と思う。狙われる心当たりなら確かにあるけど……多すぎて特定できないわ」唇をかむ

イブン  「…拙いかも知れんな」言って、ミリアを見る

GM  男B「目的はしらねぇ。連れてきたら金くれるって言ったから攫っただけだ……もっとも人違いだったらしいが……ったく紛らわしい格好しやがって」

イブン  「貴様らの都合は聞いておらん。質問にだけ答えろ」睨みながら

ユトル  (<イェーカー>で指して)ではこの男(A)の素性は?

GM  ミリア「……見たことないわ」Aをしげしげと眺めて

ユトル  (Bに)お主はどうじゃ。それなりに顔見知りじゃろう。

GM  男B「酒場でであって…ちょうど俺たちはそのとき、どこかにいい儲けはないかって相談してたんだ……で声をかけてきたのがそいつなんだ」

ユトル  なんていい加減な人間関係だ(涙)それにしても《追跡》を断たれたのが解せんな…GMの強権か?(笑)



もちろん、ちゃんとした理由ならあります(笑)

GMの都合という理由が(爆)

いや、まあ、ちゃんとルール的な解決もしてありますよ。

本当に。



GM  ああ、追跡が消えたのは……何かに遮られたって感じかね〜

ユトル  場所の問題かのう…結界の内に入ったか。

GM  男B「俺たちが攫ってきた小娘はあの女が連れて行った。なんかこう……額に手を当てて、ぶつぶつ言った後笑ってたな、間違いではあるがまだ役に立つとか……」

イブン  「…下種が」剣を掴む手に力が入るよ、それ聞いて

ユトル  シュナを、いや儂らのことを知っておるのか?

イブン  いや、おそらく交換条件でくるんじゃないかと…

GM  男B「俺はアンタらなんてしらねぇ……知ってたらちょっかいなんてださねぇ……ひぃっ」イブンのほうを見て怯えてます。

ユトル  《透明壁》と《隠匿看破》のコンビネーションで倉庫内を見渡してみる。何か手がかりになりそうなものはないか?

GM  何も残ってないっぽいね。アジトとかそういううんじゃなく、集合地点に都合のいい場所を利用しただけなんじゃないかな

ユトル 女の名前は?

GM  男B「イザベラって名乗ってた」 さてさて、ユトルさん。貴方はその名前を聞いたことがあるぞ

ユトル  何?まさか…。

GM  さあ誰でしょうね〜?

ユトル  例の事件のときの…あやつか?姿は違ったが。



ユトルが設定した「敵」の名前である。

詳細についてはPC紹介のユトルの名声について、を参照〜!



GM  片目がズキンズキンと痛み始めるぞ

ユトル  幻肢ならぬ幻眼といったところか。

GM  せっかくだから回想シーンだ。君は不意に白昼夢の中に引きずり込まれる

ユトル  おわ(笑)




炎の中で




かつて、ある事件があった。

イリスの街で起きた、子供ばかりを狙った連続誘拐事件。



GM  ぱちぱちと炎の爆ぜる音が聞こえ、充満する煙が君の喉を焼く……。君の敵は滅んだ。しかしその代償は大きかった……。君は地に伏したまま身動き一つとることもできずにいた。

ユトル  這いずりたいところじゃが、幸いにも儂には杖がある。なんとか起き上がろう。

GM  しかし、君にはやらねばならないことがまだ残っている。 この炎の中から子供たちを救い出さなくてはならない。君を囲み、泣いている子供たちを。



魔術師ユトル・バイカンは苦闘の末に事件の首謀者であるソーサラーを打ち破った。

しかし、その代償として大怪我をし、今や身動きすらままならない。



GM  「おじーちゃん!しっかりして」子供のうちの一人が君を支えようとしています

ユトル  ではその髪をそっと撫でよう。「大丈夫、大丈夫じゃよ…(とは言うがふら付く足元)」

GM  「ほら!皆も泣いてないで手を貸すっ!おじーちゃんが怪我したのはあたし達のせいなんだよっ!」しかし体格が違いすぎて思うようにいきません

GM  「でもっでもぉ……」子供たちはみな涙を流し途方にくれている

ユトル  火の手の届かない方へ子供たちを誘導していこうとする。

GM  「……男なら泣くなっ!今度は……あたしたちが頑張る番なのっ!」彼女は攫われた子供たちの中で一番年上の少女だ。

GM  そして君たちは出口に向かって少しずつ前進するのだった。少女の知ったが効いたのか、子供たちは涙を流しながらも君の体を支えてくれる。出口まであと少し、そして……。

GM  イザベラ「謀ったな!ユトル・バイカン!」……そんな時にその女は君の前に立ちふさがった。

ユトル  (きっ、と顔を上げ)「イザベラ、貴様にそのようなことを言われる謂れはない…!」

GM  イザベラ「滅ぼしたな、我が主を!殺したな、我が父を!消し去ったな、我が最愛の人を!」その女は出口を背に君たちの前を遮る。



ユトルの前に立ち塞がったのはイザベラなる魔術師。

誘拐犯であるソーサラーの弟子だった女。



ユトル  「そこをどけ!(叫)」

GM  美しかった顔は焼け爛れ、表情はすでにわからない。が、怒りと憎悪の波動がはっきりと伝わってくる。

ユトル  せ、生命点と体力は?

GM  イザベラ「殺してやる……殺してやるぞ!ユトル・バイカン!」彼女はゆっくりとした足取りで近づいてくる

ユトル  生命点じゃねぇ、生命力(動揺)

GM  「おじーちゃんに触るなっ!」少女が両手を広げ君の前に立ちふさがった。

ユトル  「ミリステア!」

GM  イザベラ「邪魔だ小娘っ!」

ユトル  割って入ろうとするが、完全には身体が言うことを効かんか。

GM  「きゃっ……」呪文一つで少女は吹き飛ばされそのまま動かなくなる

ユトル  どーすりゃいいのよ!?(汗)

GM  「ミリィおねえちゃんっ!」子供たちが一斉に悲鳴を上げた

イブン  どうもできん・・・

GM  イザベラ「さあ今度こそ貴様の番だっ!」

ユトル  う…(口の端から垂れる血)

GM  次の瞬間、イザベラの放った魔術が君の自由を完全に奪う。イザベラ「まずはその目をもらう」細い指が君の片目にずぶり、ともぐりこんだ

ユトル  ぐぁああああ!!!!

GM  熱い、君はただそれだけを感じた……。

ユトル  痛そ〜!(涙)




姿見えぬ監視者


GM  ミリア「ちょっ、ねぇ、ちょっと……おじーちゃんってば」不思議そうに君を覗き込んでいる。というわけで回想シーン終わりです。現実に戻ってきてくださ〜い

イブン  「…大丈夫か…?」おかえり(笑)

GM  キリュウ「酷い顔だ。何か悪い夢でも見たのかい?」尻尾を振り振り

ユトル  ………………あぁ。(頭を振り、よろめいてミリステアの方へ倒れかける)

GM  ミリア「……ちょっ…ほんとに大丈夫?」ミリアは君の体をしっかりと支えてくれるよ。揺ぎ無く、しっかりと。

ユトル  「すまん…昔も、こうして支えてもらったことがあったな」

GM  ミリア「……なんのこと?とりあえず……こいつらは後でガヤン神殿に突き出すとして……とりあえず工房に帰りましょ」

GM  キリュウ「で、さっきから色々と倉庫の中を探ってたみたいだけど……何かわかったのかな?」

ユトル  無念じゃが何も見つからんかったよ。まったく手がかりがない…シュナ……

GM  ミリア「……シュナちゃんのことは心配しないで……絶対、助けるから」

ユトル  とぼとぼと、しかし今後のことを考えながら工房までの帰路に着こう。

GM  ミリア「……わたしのせいだもん。絶対、絶対に助ける……」ミリアはユトルを支えて退場〜、イブンはどうするかね?

イブン  「…何があったかまったくだが…とりあえず戻ろう。途中でここを神殿に知らせれば良いだろう」

ユトル  待つのは好かんがシュナを攫った以上、何か向こうから話を持ちかけてくるはず。

イブン  さーて・・・どうするかな・・・

GM  キリュウ「……ねぇ、イブン。彼らはあの通りちょっと疲れてるみたいだけれど、君はまだまだ元気だよね?」君のズボンのすそをくわえて引き止めてます

イブン  「・・・ん。そうだが・・・何かあるのか?」

GM  キリュウ「……僕たちにはまだできることがあると思うんだよね」……遠ざかる二人の背を見ながら

イブン  ・・・・・・・・・・・・・・何だろう?(笑)

GM  キリュウ「幻覚にはちょっとは心得があるんだ……さっき、感じた」

ユトル  気付かずに歩いていく。

GM  キリュウ「つまり術者が近くにいる、もしくは何らかの魔法でこの場を見ているってことさ」髭をピーン

イブン  「・・・・それで?」先を促そう

GM  キリュウ「ユトルは何も発見できないと言っていた、だからこの場にいる可能性は低い、でもこの場所を見ている」尻尾もピーン

イブン  「……遠視の逆探は俺にはできないぞ」天井を見ながら

GM  キリュウ「敵に対してメッセージを送ることなら可能ってことさ。何か反応があるかもよ?」

イブン  「…なるほど、な」

GM  キリュウ「ま、最悪突然襲われてお陀仏って可能性もあるけどね」

ユトル  あ、実はちょっと考えた。見ている相手に宣言。

イブン  でも、なんて書こう? まさか「バイカン参上」なんてできんだろう(笑)

GM  キリュウ「ま、どうするのかは君に任せる。そもそも今回、僕は部外者だしさ」

イブン  「む・・・」腕組みして考えよう

GM  キリュウ「一つ言える事があるとしたら……挑発すればたぶん相手はのってくる」

イブン  電波プリーズ(笑)

GM  許可する(笑)

ユトル  えー電波ですか?いいアイデアがあったら実行に移してるから、無理(笑)

イブン  じゃ、ちょっと相談タイムをGMに申請して・・・(笑)

GM  了承(笑)




相談たーいむ




というわけで相談タイムです。



イブン  この間の遺跡に、3日後正午。って書き残すのはいかがかと

GM  前回の悪魔戦争期の遺跡?

ユトル  ん、遺跡は今回関係ないんじゃないかな?

イブン  いや、場所の指定ができればどこでもいいんだが。街中で派手な戦闘はできないし、前もって罠も用意できるかも

ユトル  こっちから指定するのはナイスアイデアだね。それならこの倉庫でいいんじゃない?

GM  ちなみにこの倉庫、隠れる場所はいっぱいあるね

イブン  いやま、隠れるなら≪隠身≫があるんだがな・・・隠れる場所があっても、相手の≪目≫の性能がわからないとね・・・

ユトル  ただ、監視の術が…この倉庫だからってことはないよなぁ。なんの呪文だろう。アイテムなのか。ん〜、倉庫は止めた方がいいかな。いや、もう正々堂々迎え打つしかないか。

GM  時刻と場所を指定して、勝負だっ!ここに来い宣言?

イブン  ・・・・・・・・あ

ユトル  空間跳ぶは探知は遮るは遠視はきくは、イザベラは最低でもユトルクラスのソーサラーだろうし。

GM  君が指定したとおり100CPで作ったよ、有り余る時間を駆使して強くなるように(笑)

ユトル  ユトルは器用平民系だからなぁ。同じ100CPでも不器用富豪には一撃必殺されそう(汗)



実際イザベラは魔法技能の塊です。

とっても卑怯なコンボが満載です(笑)

他の能力がぼろぼろなので、一撃もらえば脆いけれど……搦め手なら強いぞー。



イブン  いやでも待て・・・うーん

ユトル  そもそも二人ってのがきついよなぁ。ミリステアをどうするかっていうのもあるし。

イブン  それね・・・猫の姿が幻覚なら、キリュウを巻き込もうかと思ってたんだが…「無関係」宣言出されちゃったからね(笑)

GM  イベント表のイチゾロだぞ。戦闘に役立つアイテムなんて渡すか(笑)キリュウはただのペットだ。ヒントは出すが戦力にはならん(爆)



そう、実はキリュウ、アイテム扱いだったりします(笑)



GM  具体的には今後のシナリオにおいて一度だけ、質問に真実を教えてくれるヒントアイテムだ……この際だから、今回のシナリオでも使用を許可しよう。……使用するときには「野良猫の導き」を使用すると宣言してくれ、一度だけどんな答えも教えてくれる

イブン  ・・・野良ではないような気もするが、今は(笑)

ユトル  そのGMのいうシナリオって単位は、一回のプレイでってこと?

GM  今回ならばミリステアワルツの終了までで1回、だ。

ユトル  訊けば大抵のことは答えてくれる?イザベラになんか弱点とか無いんだろうか。

GM  弱点ねぇ、魔法使いは軒並み生命力が低いもの(笑)使うかね?「野良猫」の使用を宣言するならもっと具体的なことを教えるぞ

ユトル  んん、何か策は…あ、ユトルがイザベラについて知ってることは?

GM  前回戦ったときには、精神操作系を食らったね、あと「結界」を得意とする。

ユトル  防御手段は〜?《瞬間回避》かな。だとしたらイブンの二刀流を食らうとどうなるのか興味深い所だ(笑)

GM  フッ……(含笑)

イブン  ・・・≪瞬間回避≫って単体だよね?

ユトル  まぁ、このGMのことだから対策はバッチリだよな。敏捷力が高そうだから《鉄の腕》かな。

イブン  人物抱えて、なんて、できたりしない・・・よね?

GM  フッ……(含笑)

ユトル  やっぱ《瞬間回避》ってルール的には二刀流を一度にかわせる?

イブン  同時に攻撃だから、目標が動いたら当たらないと思われ

GM  さてそろそろ考えはまとまったかな?ようはこちらから挑発するか、相手から連絡が来るのを待つかって選択なわけだが

ユトル  イブンに任せる(老いた背中を見せ)……取り敢えずヒューイには連絡を取っておこうかな。

イブン  おぉい!頭脳班!(笑)




宣戦布告と決戦準備




GM  キリュウ「どうするのさ?さっきも言ったけど、挑発したらたぶん相手は動く……ちなみに根拠は、僕の勘、さ」片目をつぶる。さてどうする?

イブン  「…わかった、お前の勘を信じよう…と言っても、猫の天気予報程度にはな」地面にしゃがんで

GM  キリュウ「そりゃどーも」前足をぺろぺろ

ユトル  1日は空けて欲しいな〜。準備と回復したいから。後、僕らはほぼデフォルトで《暗視》が利くから、夜の方がいいかも。

イブン  (ひとしきり悩んで決断)「明後日!正午にここで!その子に何かしてみろ…必ず見つけ出し、腸をぶちまけてやる…」と、叫ぼう

ユトル  まぁ、いいや昼でも(笑)ん?っと、振り返る。どうしたイブンサフ。

イブン  「…今は気にするな。まずは工房へ戻ろう」振り返らずに倉庫を出よう

GM  さてさてバイカン工房ですが……工房にたどり着くと、ミリアはミリアでバタバタと動き始めます。君らは何か準備するかね?

イブン  とりあえず、倉庫を監視する目があったことは伝えておこう

ユトル  ふむ、そうではないかと思っておったが…取り敢えず準備を整えるとしよう。ミリステアは何をしておるのじゃ?

GM  ミリアは持ってきた荷物をひっくり返して何か探してる

ユトル  ではわしはヒューイ・レオルに《精神感応》をかける。予め言っておったからペナルティはないか。 成功度5、100キロ圏内なら届くがどうじゃろう?

GM  ああ、ヒューイにはつながるぞ、きちんと

ユトル  『ユトル・バイカンじゃ、ヒューイ殿』

GM  ヒューイ『おや?これはこれは……突然ですね。どうかなさいましたか?』

ユトル  『ミリステアさんと間違われて何者かにうちの弟子のシュナが攫われてしまいました。イザベラという名前の女ソーサラーに心当たりは?』

GM  ヒューイ『イザベラ……ですか?ふむ、ソーサラー……わかりました、調べてみましょう』

ユトル  『儂とは多少因縁がありましてな。何かの悪事に私怨が重なった格好ですな…』

GM  ヒューイ『しかしあまり期待はしないでいただきたい。……面倒なことになったものだ。お嬢様の敵の多さにも困ったものです』

ユトル  『至急お願いします、明日お伺いしますので』さて、1分の会話ならこんなところか?《高速飛行》のコストが0というのは便利じゃな。明日は商会と往復するとしよう。

イブン  相手がわからんと、対策の立てようもないな。とりあえず、俺は剣を研いで、大人しく・・・

GM  ミリア「見つけたっ!……う、整備状況はいまいち……ここんとこ手入れサボってたもんね、仕方ないか」ため息ついてます

ユトル  ミリステアさん、何をしておられるのかな?(怪訝そう)

GM  ミリアは剣を引っ張り出しておりますぞ。装飾の施された鞘に入った立派な長剣、これぞガヤンの特殊武器ソード・ブレイカー!



ルナルでのソード・ブレイカーは片刃の長剣です。

そして、刃と反対側に敵の剣を捕らえ、圧し折る為の溝が付いています。

相手の武器を奪い無力化することを目的とした一品。



ユトル  ………………。

イブン  鞘に入ってたら、ソードブレイカーってわからんぞ?(笑)

GM  ちゃんと抜いて手入れしてます(笑)

イブン  ならば、よし

GM  ミリア「ああっ!もうっ!こういうの苦手なのよね……」さびを落としてる

ユトル  ミリステアさん、貴方に間違われたとはいえ、これは私事です。貴方には明日商会に戻って頂く。

GM  ミリア「……断るわ」手を止めた

ユトル  ………………勿論、仕事料は頂きません(見据える)

GM  ミリア「……全てはわたしが余計なことを考えたせいよ、だから責任はわたしにある」

ユトル  守るべき貴方を危険にさらしては元も子もないのです。

GM  ミリア「それは違うわ。わたしは守られる立場の人間じゃない、今はもう守るべき立場にいる人間よ」ガヤンの印が光っています

ユトル  まぁ、いい。今は黙っておこう。

GM  ミリア「それに……わたし、戦力になるわよ?」ちゃきっ、とソードブレイカーを構えてみせる

ユトル  貴方は昔からそうでしたよ…(ぽつり)

イブン  じゃ、そこに砥石と水桶もって通りかかろう「…何を言い合ってるかと思えば…とりあえず、これを使え」ミリアに手に持ってるものを渡そう

GM  ミリア「ありがと、使わせてもらうわ」砥石を手にしたぞ

イブン  「…終わったら、裏で干しておけ」部屋を出て、自室に向かおう

GM  何か翌日までにやっておきたいことはある?

ユトル  なんと言っても向こうの狙いはミリステアじゃろうから、交代で夜番をしよう。

イブン  了解

ユトル むぅ、幻覚系と警戒系の呪文は切り捨てたからのぅ…。鳴子も仕掛けられん。無事翌日になるなら、夜が明ければ商会に向かう。

GM  夜は何事もなく過ぎ、時間が過ぎていく。じゃあ、君が商会に行ってる間、ミリアはイブンと剣の稽古でもしようかな。

ユトル  さて、力尽くでも連れて行くべきか否か…戦力は喉から手が出るほど欲しいんじゃが(煩悶)。約束は明後日(つまり明日)じゃよな?

GM  そうなるね。では翌日ユトル商会へと向かった……港にあるでっかい建物が目に……。

ユトル  待て待て。朝、「ミリステアさん」と話しかけて肩に手を置く。

GM  ミリア「なに?おじーちゃん、これから剣の稽古をするつもりだから手短にね」

ユトル  儂らに着いてくるならこの程度は跳ね除けて欲しいものですな。己に呵責して三歩下がろう。《誘眠》成功度5、これは無理かな。

GM  う…それはきついな〜、意志力が3あるけど……コロコロ、お、成功した意志の強さが効いたな。

ユトル  下がるべきではなかったか(笑)

GM  ミリア「残念だったわね」ゼロ距離なら抵抗失敗だったよ

ユトル  ふぅ、やれやれ…仕方がありませんな。それでは商会宛てに一筆認めて頂きますぞ。この件には私ミリステアは自分の意思で参加する(笑)と書状をもらえれば、それを持って<イェーカー>で翔ける。

GM  ミリア「了解、文面は適当に書いといて、後でサインするから。もう、文句ない?じゃあ、後でね」ウィンクして裏庭の方へ行っちゃいました。

ユトル  後は組み手でもなんでもやってくれ(笑)

イブン  ・・・ユト爺が戻ってくるまで、イブンは無事なのかが心配(爆)

ユトル  …ミリィがイブンに勝っちゃったらどうしよう(笑)

GM  イブンが手加減するならそれもあるかも(笑)ちなみにイブンには彼女の剣の腕前が13程度だと思った。まあ君やカイのように一流とは行かないまでも、十分に戦えるレベルだね。

イブン  全攻撃をフェイントであしらって差し上げよう(笑)

GM  ミリア「せいっ!やあっ!」真っ直ぐな太刀筋で君に切りかかる。それはフェイントを多用するカアンルーバとは対照的な剣技、その結末は……次回に(笑)




レオル商会、イリス支店




ユトル  むぅ、寒風が身に染みるわ…(上着の襟元を合わせて降り立つ)

GM  さて、君は港にある馬鹿でかい建物にたどり着いた。

ユトル  ここか…?(人々の行き交う路、最中に巨大な建物を見上げる)杖で戸を叩こう。

GM  一階は普通のお店ですな、日用品や娯楽用品、あとは食料がずらりと並んでいる

ユトル  では普通に入店して、その辺りの店員を呼び止める。

GM  店員「はい。どういったご用件でしょうか?」

ユトル  「すまんが、レオル殿に『ユトルが来た』と伝えてくれんかな」

GM  店員「ああ、ユトル様ですね?承っております、どうぞこちらへ。ご案内いたします」丁寧にお辞儀をしてくれるぞ

ユトル  <ヴァルトニ>を浮かべて隻眼で辺りを観察しながら、真っ直ぐに着いて行こう。

GM  所々に飾られた調度品の類は派手ではないものの効果で品のいいものが多いようである。通路を案内されて、二階、三階を通り過ぎて最上階へ……ごつい扉が目の前に

ユトル  ふむ、カイなら面白がるじゃろうな。

GM  店員「こちらです。どうぞ中へ」扉を開ける

ユトル  踏み入るが。

GM  ヒューイ「お待ちしておりました」

ユトル  少し暗い顔で「お久しぶりですな」

GM  革張りの立派な椅子に腰をかけ書類に目を通しているヒューイの姿が……

ユトル  さて、ミリステアのことをどう切り出したものか…………………「イザベラについては何か分かりましたか?」

GM  ヒューイ「はい、いくらかのことは。10年ほど前の連続誘拐事件にかかわっていた人物のようですね」書類に目を落としながら

ユトル  そして言うまでもありませんが、その事件には儂も関わっております。

GM  ヒューイ「……そのようですね。事件の全貌を見れば面倒な相手だと言うことがわかりますよ」ため息

ユトル  そもそも儂はあのとき、誰を倒したのか。分かる限り、イザベラのことを教えてもらおう。組織に属してるのかとか、交友関係とか能力とか。

GM  ヒューイ「組織に属している、といった経歴はないようですね。交友関係についてもあまり……。能力についてですが……どうやら人を操る能力に長けていたようです、あとは防御、警戒系の魔術も使えるのかも……」

ユトル  「この10年間他に事件を起こしてはいませんかな?」

GM  ヒューイ「ええ、なにも。どうやらこの地方から離れていたようですね。ほとぼりを冷ましていた、と言うところでしょうか」

ユトル  そも私事で恐縮なのですが、商会の情報力を駆使しても居所を割り出すことは不可能でしょうか?

GM  ヒューイ「一応、ガヤン神殿とタマット神殿の方で当たってもらっています……が今のところ情報は入っていきていませんね」

ユトル  それと…これを(書状を差し出す)。判断は貴方がするべきですな。

GM  ヒューイ「……これは?」

ユトル  「開けてください(窓の外を見てよう)」

GM  ヒューイは書状に目を通し、一瞬だけ険しい表情をする

ユトル  一瞬だけ?(笑)

GM  ヒューイ「……やれやれ、お嬢様にも困ったものだ。大切なお体だというのに……」頭を振って苦笑いをしている

ユトル  連れ戻すなら今直ぐお連れしますよ。

GM  ヒューイ「さて。どうしたものか、私としては力づくでも行動を阻止してしまいたいところですが」

ユトル  「………………」

GM  ヒューイ「ただ、それをやってしまうと後が大変ですしね……へそを曲げられては面倒だ」

ユトル  「………………(目を細める)」

GM  ヒューイ「お嬢様の護衛を引き続き行う意思はありますか?」

ユトル  「仕事はまだ続けておるつもりですよ」深く頷く。

GM  ヒューイ「では私から言うことは何もありません。全てはお嬢様の望むとおりに。事件が片付いたときにお嬢様が無事であれば良いのですから」そう言って目を細める

ユトル  「やれやれ、翻すマントもない」

GM  ヒューイ「……そうそう、これをお渡ししておきましょう」といって机の引き出しからあるものを取り出す。2Dを振ってくれ。できるだけでかい方がいい

ユトル  さてはあれだな。 う、1と1……。

GM  あーあ(爆)ヒューイ「これは私が個人的に手に入れたものなのですが……」

ユトル  パワーストーン?(可愛く小首をかしげる)

GM  も、混じってたんだけどね。怪しげな短剣を取り出すよ。

ユトル  うーん、《魔法分析》はやっぱり要るなぁ…。

GM  ヒューイ「魔法の品であるのは確かなのですが……今一つ用途がはっきりしないのです」

ユトル  受け取って、撫でてみよう。 ウィザードじゃからなんとなくは分かるじゃろう。魔法の質は?

GM  強力でとってもヤバイオーラがぴりぴりと……絶対呪われてる(爆)ヒューイ「差し上げます。何かの役に立つかもしれません……本当はパワーストーンの一つでも、と思っていたのですが。あいにく在庫が切れていたようです(笑)」

ユトル  「残念ですな(笑)。しかし有難く頂戴します。」…抜くべきか?(笑)

GM  ヒューイ「気になさらずに……それは私からのささやかなお礼です……あなた方の報告で商会内の火種を一つ潰すことができましたので」といって微笑んでおります

ユトル  あぁ、最初の事件か(ぽむ)

GM  バルナー商会はレオル商会の傘下の一つだったりします(笑)さて、他には何かある?

ユトル  年寄りの話をする気もない、長居はせんよ。建物の外に転移し、一瞬の落下感を味わってから飛び立つ。

GM  帰るの?じゃあ、工房まで何事もなく帰ることができます。

ユトル  うぅむ、後はイブンサフに《連動》をかけるくらいか。

GM  何の魔法を?

ユトル  精神操作から目を覚ますのって、《覚醒》じゃダメだよね?ルルブに書いてないし。どうやって打ち消せばいいんだろう。

GM  魔法を除去するには呪文除去ってのが。

ユトル  あ、そうか。あれか

GM  実はガープスでは掛けられた呪文を解除するのは相当に難しい。決められてしまうとやっかいですぞ〜。むしろ、抵抗力を高めて対処する方が簡単だ。 精神支配には知力を高め、肉体には生命を高める。……抵抗力そのものをつけるって呪文もあったな。

ユトル  うん、そうだそうだ。そう思って《呪文防御》と《呪文抵抗》を覚えたんだった。

GM  後は相手の先手を取って呪文を使えない状況にする、闇で視界をさえぎるとか、距離をとるとか、簡単な魔法で相手の集中乱すとか……

ユトル  工房に帰ったら4時間準備して《呪文抵抗》を連動しよう。パワーストーンを使えば+5にできる。さらに《遅発》で《闇》トラップでも仕掛けておこうかな。

GM  魔法耐性がつくって奴か、それをイブンサフにね。了解、起動条件は?

ユトル  「呪文をかけられたとき」ってのはできるの?

GM  できると思うぞ。しかし、順番的には「魔法を掛けられる」→「魔法が起動」なのであまり意味がないかと。呪文防御、ならば掛けられた瞬間にそれに対する対抗になるけれど、あくまで連動のそれは発動条件、だからね

ユトル  確かにワンテンポ遅れだ(笑)

GM  抵抗失敗、ダウン、抵抗発動、抵抗力が邪魔して復活させられない……立派な自爆嵌りコンボじゃん(爆)

ユトル  まぁ、発動条件はイブンに任せるよ。抵抗力が上がると《大治癒》辺りもかけられなくなるし。

GM  以上かな?では、イブンとミリアの剣の稽古でも眺めながら準備にいそしんでくれたまえ。約束の時間まであと1日だ……シュナの安否は!?そして、イザベラとの対決の行方やいかに!?




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