我侭娘の輪舞曲(ミリステア・ワルツ)
〜休日の優雅な過ごし方〜
第2楽章




「何をなさっているのですか?」

涼しげな声が耳に届き、私は意識を取り戻した。

……頭が痛い。

どうやらひっくり返った時に頭を打ってのびていたらしい。

「姫様?」

再び声が。

我に返ると、見慣れた青年が覗き込んでいる。

ヒューイ・レオル……私の腹心。

ま、あくまで仕事上ではの話だが。

「見て判らない?」

ヒューイは首を傾げて一考。

「お昼寝ですか?ですが、そんな格好では風邪を引かれますよ」

「……どうしてそうなるの」

「なんとなく、です」

ヒューイは微笑んで私に手を差し伸べる。

とぼけた奴。

「1人で起きるからいいわよっ……と」

差し伸べられた手を払い除け、立ち上がった。

「ふむ。それだけ元気ならまだまだ頑張れそうですね」

邪険に扱われたというのに彼は満足そうに微笑んでいる。

「え?」

その笑顔がどうしようもなく嫌な予感を感じさせる。

「追加、です」

どさり、と大量の書類が机の上に。

……まじ?

「今日中にお願いしますね」

そう言って、にっこりと三度微笑むヒューイ。

ぷちんっ。

「……ヒューイ、あんた私を過労死させたいの?少しは休ませなさいよ!きゅーかよこせっ!きゅーか!」

私の立場上、休みなんて夢のまた夢。

「あんた私の年知ってる?17よ!?17の女の子が部屋に篭って書類と格闘なんて間違ってる、絶対に間違ってるんだから!私だって、もっとこう……色々やりたいことがあるんだからっ!」

我ながら無茶を言っている。

しかし、理性と感情は別なわけで。

めいっぱい喚く。

思いっきり罵る。

息が切れるまで暴れる。

「と、とにかく、休暇が欲しいのでしたら今のお仕事を片付けて下さい。それさえ片付けていただけたら……何とか手配しますので」

ヒューイは珍しくあせった顔を見せながら私をなだめた。

「……ふぅ、ごめん。ちょっと癇癪起こした。そーよね、無理よね。わかってる、私が仕事投げたらこの街回んないもんね……っへ?」

「確かに姫様はここのところ働き詰めでしたし、休暇も必要でしょう」

私はヒューイの言葉を頭の中で反芻し、意味を理解する。

「……休んでいいの?」

「もちろん、やるべき事を片付けてからの話ですし、長期間は難しいと思いますが」

ヒューイはそう言って肯いた。

「ほんとに?」

「嘘をついてどうするんですか」

「でも、私……領主代行なのよ?ほんとーに休んでいいの?」

そう、言い忘れていたけれど……この私、ミリステア・イリスは領主の娘であり、現在領主代行として街を動かしている。

その私が休んで良いものなのだろうか?

「まあ、何とかしますよ」





冒険を始めるその前に




ユトル  買い物(含むシュナの服)に行くところだっけ?

GM  そうだね〜。あ、余談だがイブンの流派の名前考えたぞ〜。君が考えないから私が考えた。

イブン  おぉー!流派名か。でも、おそらく名乗らないぞ?

GM  『ニ爪流幻梟剣』でどうだ(笑)

ユトル  お、いいな。

イブン  梟って、訓読みでどう読むんだ?

ユトル  梟雄(きょうゆう)とかいうよー。訓が「ふくろう」ですよ。音は「きょう」。幻梟の音が凄くいいな。先生、双爪流幻梟剣の方が語呂が良くないですか。

GM  それも考えたけど「そう」という読みを二つ続けるのはどうかな〜って気がしたのよ、イブンはどっちがいい?

イブン  ほむほむ。

GM  ちなみにカイゼルの場合は梟の文字が「狂」とか「凶」とかに……(笑)

イブン  惑わせるなら、爪より翼が良くないかい?

ユトル  ニはtwoだけど、双はtwinsだから、そっちの方が合ってる気がする。っていうか、音が続くからいいんじゃないか。あと、翼になると刃のイメージが減るよ。…まぁ、儂の流派ではないので口出しすることでもないか(笑)

GM  一応、名前の前半部分で二回攻撃を後半でフェイントをイメージしとりますが。まあ使用者自身が気に入るように決めてくれ(笑)私はあくまで案を出しただけだから。幻梟流双爪剣ってのもいいかもね

イブン  二爪流幻梟剣。まあ、悪くない。というか、かなり良い。普段は、二爪流と名乗っておこう・・・本来なら、二本差ししてるのも隠しておきたいんだけどね

GM  んじゃそれで決まり。では話がまとまったところで開始しようか。我侭娘の輪舞曲、二回目〜

イブン  バッチこーい!……あれ?嬢→娘に格下げされた(爆)




楽しい?お買い物




GM  さてさて、お買い物であります。

ユトル  黙ってシュナについて行こう。さぁ、問題です。なぜ不機嫌なのか?(笑)

GM  シュナ「そこの角をまがったとこだよ……ただ、そのぅ」

ユトル  うーん…こういうところは疎い爺さんでいようかな。

イブン  足音も立てずに付いていこう。不機嫌って誰が?

ユトル  ユトル…けちんぼだし(笑)

イブン  自分が出すわけじゃないんだから、無関心なんじゃない?ただ、その後も財布が緩むようなら、注意しそうだけどね

ユトル  師匠としての威厳があるのよ。弟子に俗っぽい遊びは一切させな〜い(我侭)。

イブン  それはキャラの性格だな。しっかりロールプレイで表現、レッツ到来

GM  ミリア「♪〜」ちなみに彼女は上機嫌ですぞ

ユトル  ではまごまごしているようならイブンサフに軽く促す。特に具体的な指示はせんのじゃが(笑)

GM  蝶の羽のフェリア「あら?いらっしゃいませ〜」ぱたぱたぱた……

イブン  ・・・期待されても困るぞ、おい

GM  シュナ「……ちょっと高いんだよね。このお店」ユトルの方を伺ってます(笑)



フェリアと呼ばれるのは、虫の羽を持つ小さな種族。

一般的な妖精、といった外見。

ルナルの世界では裁縫のエキスパート。

超高級品であるドワーフのステンドグラス並みのブランド品だ。

当然、相当にお高い。



ユトル  ほぅ、こういう店で買い物をするのじゃなぁ…(ぼそぼそ)

GM  フェリア「あらあら、シュナちゃん。また来てくれたのね〜。今日もモデルさん引き受けてくれるのかしら〜」フェリアのおねーさんはふわふわと君たちの周りを飛んでおります

ユトル  シュナは財産的には裕福じゃが、儂は金をほとんど持たせておらんぞ。台所を預けておるから、勝手に使っておったら知らんがな(笑)

イブン  「・・・モデル?」フェリアを目だけで追いながら

ユトル  ふむ、モデル?むすっとした爺さんがシュナの後ろに。

GM  シュナ「あ、あ、それは秘密って……」なんかわたわたしてます(笑)

GM  フェリア「あら?こっちのお嬢さんの綺麗ね〜シュナちゃんのお友達〜?」ぱたぱたぱた

GM  ミリア「そうよ、お友達。しかしびっくりね〜……まさかこんなとこにフェリアのお店があるなんて……知らなかったわ」

GM  シュナ「ななな、なんでもないんだよ?おじいちゃん!」わたわた

ユトル  儂にはこういうものはよく分からんが、フェリアのお嬢さん。今日はシュナではなく、こちらのご婦人の付き添いできたのじゃ。

イブン  「まあ、今はいい・・・商品を見せてもらっても構わないか?」

GM  ミリア「そうそう。何着か見せてよ♪」

イブン  む・・・このキャラは寡黙、このキャラは寡黙・・・よし、おっけぃ

ユトル  なるほどな、音楽会の衣装もここで調達しておったというわけか(本人は一歩も動かずにいるけど、実は<ヴァルトニ>が観察に飛び回っている(笑))。

イブン  ・・・・なあ。こいつ(いぶん)とユト爺と、どっちが危険なんだろうな?(爆)

ユトル  こいつは好奇心旺盛なだけ(笑) 年齢的に表立たせないけど。

GM  フェリア「あらあら、それは有難うございます。歓迎しますわ、どうぞごゆっくり」

GM  ミリア「へぇ……安いわね。でも、うん、すごくいい素材使ってる。流石ねぇ……」服を次々に手にとってます

GM  ユトル……を見てもダメそうか、シュナはイブンに視線を送ろうか。とってもそわそわしながら

イブン  シュナに一つ頷いて見せて「・・・着て、見せてくれ無いか?」ホントは買ってあげたいが、収入ないからな(核爆)

GM  フェリア「試着とかされます〜?どれも自信作ですのよ〜?」ふわふわ

ユトル  「結構(断言)」儂ぁ“澄ませるラーチ(聴力強化用の耳飾り)”しか買ってやったというか、贈ったことがない(笑)



詳細はPC紹介のバイカン工房製マジックアイテムを参照。



GM  ミリア「んじゃ、これと、これと……これもね♪」手当たり次第にとってます。ちなみにお値段はどれも100ムーナ単位のものばかりだ。

GM  シュナ「あ〜」←すごく羨ましそう

ユトル  「…うぅむ、どうもこの店は眼がちらついて落ち着かん。儂は外で待っておるよ」。<ヴァルトニ>はミリアを見張っている。

イブン  あ、おい、コラ、逃げるな

ユトル  逃げているんじゃない、戦略的撤退だ(笑)そう言えば今回の仕事、前金はもらっておらんのかな?

GM  ミリア「……あ、これも凄い!」そう言えば(笑)ヒューイ、渡すの忘れてるな(爆)

イブン  撤退は、逃げてるんだと思う

GM  フェリア「お目が高いですわ。最新作なんですのよ♪今一番の自信作ですわ♪」お値段1000ムーナおーばー

イブンユトル  フェイントソードより高い!

GM  シュナ「……試着だけでも、だめかなぁ?」ユトルの袖をひっぱろう

ユトル  気を利かせてもう中に居ないというに(笑)

GM  ミリア「シュナちゃんいこっ♪」引っ張ってった

GM  シュナ「あっ」←引っ張られていった

イブン  「・・・」どこか満足げに、その様子を見てるだけ

GM  ミリア「……ちょっと、そこ、何ぼけっと立ってるの?」イブンの方を見て

イブン  「・・・なんだ?」ミリアに

ユトル  イブンサフ、仕事を忘れるなよ。仕事を(笑)

GM  ミリア「男は外っ」しっしっ、犬でも追い払うような感じです

イブン  「・・・残念だが、一応護衛も兼ねてるのでな。離れんぞ」待て、試着室は無いのか

GM  ところで……ユトルに1つ質問だ(笑)

ユトル  訊くな(笑)

GM  シュナ「……おじいちゃん、いつものは止めてね」じ〜、と言っているけれど、全ては君らしだい

GM  ミリア「さあさあ早く出て行きなさい!それとも堂々と覗く気?」腰に手を当てて仁王立ちだ

ユトル  外におるから聞こえん(笑)

GM  で、のぞくかね(爆)?

ユトル  覗かん覗かん、そんな歳でもないしシュナは弟子であると同時に孫も同然。ただ、<ヴァルトニ>は常に直ぐ傍にいるが。

イブン  GM。この店、そんなに広くないのか? 町の古着屋程度の広さと、今、思ったんだが・・・

GM  フェリア「申し訳ありませんけれど殿方はお外にお願いしますね〜」路地裏のとっても小さなお店だ、かなり狭いね。まあ何かあっても扉開ければすぐかな

イブン  それなら、了解だ「…分かった。出たところにいるから、何かあったらすぐに呼べ」すたすた。ファッションセンターって言うから、もっと広いのかと思ってたんだよ ・・・正確には、言ったのは俺だがな

GM  フェリア「ではではこちらからどうぞ〜。お二人とも取っても綺麗だから選びがいがありますわ〜」ぱたぱた。異種族の個人経営者がんなでかい店もてるか(笑)……ではバタン。扉は閉まり、時間は過ぎていく

ユトル  あまり長いと覗くがな。まぁ、5分じゃな(笑) あ、目玉は透明だからね。



五分では服を選び終わるわけがなかろうに。



イブン  ・・・フェリアにしては、大きいのかもな、ここ

GM  じゃあ、ユトル爺さんはしっかりと目の保養を楽しんでください(笑)時間はどんどん過ぎていきます。静かなもんですな。二人とも何もしないならそのまま日が暮れていきます。そして……

イブン  「・・・遅いな」

GM  『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』←店の中から

イブン  黙って突入!

ユトル  中を確認、何事もなければ撤収(笑) また外で警戒。

GM  あ、状況説明する前に(笑)



引っかかったな(爆)

実はこれ、GMが張った罠である。



GM  フェリア「シュナちゃん!その服最高ですわ〜!今迄で一番お似合いですわよ〜!」ぱたぱたぱた

イブン  剣を鞘から抜きながら「無事っ・・・・か?」

GM  ミリア「〜!悔しいけどその服はシュナちゃんの勝ちね!あたしより似合ってる!」

イブン  ばばっ、と、そう広くない(であろう)店内を見回す

GM  半日の間三人はとっかえひっかえ服を変えていたのだろう、店の中は相当に散らかっております

イブン  「無事みたいだな・・・紛らわしい声を上げるな」言って、出ます

ユトル  紛らわしい声を上げるなって(爆笑)

GM  で、中では三人がきゃいきゃいと騒ぎ続けているわけで……三人「……」一斉にイブンに注目

GM  シュナは白いドレスを纏っている。祝賀会ようだろうか?とても清楚で可憐だ。一方、ミリアは逃げようとするイブンをぎろっ。ミリアお嬢様は……着てないぞ(笑)床に脱ぎ散らかした服が一杯だ(爆)

イブン  ドアのところで振り返って「・・・似合ってるぞ、シュナ」ドアを、パタンと閉める。睨みは気付いて無い

GM  フェリア「あら?あらららら〜?」相変わらずぱたぱたしてます……そして

ユトル  着替え中ミリアってさ。イブンにとっては熟女の下着姿なのかな(笑)

イブン  ちがわい(笑) 基本的にストイックで、未成年に過保護なだけだっ

GM  ミリアが一人で出てきますぞ。イブンのほうにつかつかつか……ああ、そうそう。彼女の体系は服の上からわかる通り、スレンダーな体系だったよ(笑)

イブン  「・・・済んだのか?」

GM  ミリア「……」無言で君の懐にもぐりこむ!不意打ちしかけるけど抵抗する(笑)?

イブン  しないよ。その方が面白そうだから(爆)

ユトル  安心しろ、戦闘即応(反射神経)があるなら不意打ちの朦朧からの回復判定にはボーナスがある(笑)

GM  ではミリアは一瞬にして君の懐にもぐりこんだ!次の瞬間君の手首をがっちりと掴み!

イブン  一応、受身は取りたいかもしれない「・・・・?」

GM  ミリア「はっ!」気合一閃!君を投げ飛ばして石畳に叩きつける!

ユトル  …一体何をしたんじゃイブンサフ(見下ろして)。

GM  で、両手を腰に当てて君の横で仁王立ち、とっても殺意に満ちた笑顔で見下ろしてます。ちなみに現在の服装は来たときと一緒で短めなスカートだったりするな

イブン  「がはっ・・・」

GM  ミリア「……このどすけべがぁぁぁぁぁぁ!」げしっ!げしっ!げしっ!どかばきどかばきっ!……踏みつけられました(笑)

イブン  「ぐっ・・・ま、待て・・・洒落に・・・ならんっ」

GM  ミリア「問答無用ぅぅぅぅぅぅぅぅ!死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」げしげしげしっ!

ユトル  ミリステアさん、何があったか知らんがそのくらいにしておきなさい。イブンサフは一般常識に欠けるところがありますのじゃ(笑)

イブン  「ぐはっ!・・・・・・俺が、何を・・・した」がくっ

ユトル  俺が何をしたって……(また爆笑)

GM  ミリア「はぁっはぁっはぁ……次ぎ覗いたら息の根止めるからね!」びしっ指刺してから店の中に消えます

ユトル  覗…きか。うむ(謎)

GM  あれ?展開がおかしいな?本当ならヴァルトニがシュナに見つかってユトルがしばかれるはずだったのに(爆)で、買い物が終わりました

ユトル  シュナくらい<ヴァルトニ>に慣れてたら、服を振り回して周りに浮かんでないかどうかチェックするとかしたらよかったかもね

イブン  ・・・ねえ、GM?

GM  ん?

イブン  「不幸」って、1プレイ中に一回だよね?(激爆)

GM  ……気にするな(笑)

ユトル  やばい、面白い(笑)

GM  フェリア「お買い上げ有難うございました〜♪またいらしてくださいね〜」ぱたぱた

GM  ミリア「満足満足!いい買い物したわっ!」買い物袋両手にいっぱいだ

GM  シュナ「はぁ……」爺さん、爺さん、ミリアのほうを見てため息ついてますぞ

イブン  で、結局シュナの分も買ったの?

GM  いや、シュナは手ぶらだ

ユトル  気にしない(笑)

GM  とりあえず……ミリア「はいっ」どかっ!ユトルとイブンにでっかい荷物を一個づつ渡そう

イブン  「・・・」

GM  ミリア「落として汚したりしないでよ?」ちなみに彼女は服を着替えています

イブン  「・・・安心しろ。落としも汚しも・・・誰かみたいに投げ飛ばしたりもしない」

GM  来たときのお嬢様ぜんとした格好から、長いパンツに薄手の服に上着というラフな格好になった

ユトル  (ずっしり)何キロあるんだ(笑)

イブン  「・・・大丈夫か?なんなら少し移すか?」

GM  で、シュナのほうをチラッと見て……ミリア「しかし、さすがに調子に乗って買いすぎちゃったわね〜」

ユトル  まったくじゃ、これほどあっては全ては着られまい。勿体無い…。

GM  シュナ「良かったですねぇ……」ため息

GM  ミリア「そうそう、シュナちゃん。あたしが着てきた服とかいる?新しいの買ったし!あたし動きにくいのって好きじゃないのよね〜」

ユトル  「………………(黙って歩き出そう)」

GM  ミリア「……あれ?やだー……この服サイズ間違ってるー……最悪ー、高かったのにー」買い物袋ごそごそ

GM  ミリア「あら?シュナちゃんにはサイズあいそうね。偶然ね〜♪」

GM  シュナ「え?え?え?」きょときょと

GM  ミリア「良かったら着る?あたしが持っててもしょうがないし、いらないなら捨てちゃうだけなんだけど」 と言ってユトル爺さんをちらり

ユトル  やれやれ………………(立ち止まり)そんな勿体無いことはできませんな。シュナ、お礼を言いなさい。

GM  シュナ「!有難う!ミリアお姉ちゃん!」ぱっと輝くような笑顔を見せようではないか。かくして1日目の日が暮れていくのだった。何かやりたいこと、言いたいことはありますか(笑)

イブン 「良かったな・・・後でお礼をするといい・・・得意なことで」荷物を片手で抱えて、シュナの背中を反対の手でぽんぽんと叩きながら

GM シュナ「うん!そうするよ」

GM ミリア「いえいえ、どーいたしまして♪」ちょっぴり勝ち誇ったような表情でユトルを見よう

ユトル  「(突然、荷を地面に置いて<イェーカー>を突きつけ)跳べ」初披露の《他者転移》ね。1,1,3でクリティカルで自宅まで宅配じゃ(笑)

GM  うわぁ!?凄まじいな。疲労無しで転送されてしまった(笑)さて、一日が終わり、翌日の午前中のダイスを……今度はユトルかな?ふっといてね

ユトル  まぁ、肉体労働は魔術師の仕事ではないでな。




お嬢様の我侭は続く




GM  と・い・う・わ・け・で、翌日ですな。

イブン  安心していい。半々でどちらかが不幸な目に遭う・・・・事象上では

ユトル ぬ、何か極端な出目が…4

GM  ランダムイベント、今度は『お嬢様は育ち盛り』だな

GM  ミリア「ねーねー、おなか減ったわ。何か食べに行きましょうよ!美味しいもの食べたーい!」ばたばた、と言うふうにお嬢様が騒ぎ始めました(笑)

GM  ミリア「ねー、どこかいい場所知らないの?」二人の方を見ておりますが

ユトル  ふむ、では『豊かなオリーブの森』亭にでも行くかな。お嬢さんのお口に合うかどうかは分かりませんがな。

イブン  「・・・では、今日は市場の特産品でも眺めに行くか?」ユト爺の方へ視線を

ユトル  う、意見が分かれた(笑)

イブン  「それもいいな・・・」しかし、PLはどういうところか覚えて無い

ユトル  セクシーなお姐さんがいるところだよ(笑)では市場を通って亭まで行くとしよう。

GM  ミリア「いいわねー!じゃあ、市場を眺めてその後で『豊かなオリーブの森』亭ね。いきましょっ!」

イブン  あー。これの「準備号」で乱闘騒ぎやったところか ←間違いです。本当はレクサールと食事に入った場所

GM  では大通りです。君たち二人にはいつも通りの眺めだけれど、ミリアはものめずらしげに動き回ってます

GM  ミリア「へー!凄い賑わってるのね!……うん活気があっていいわ。あたし、こういう場所、好きよ」とっても嬉しそうです

イブン  「・・・落ち着かないと、ぶつかるぞ?」

GM  ミリア「ねーねー。この果物何?この置物は?こっちのこれは?」次から次へと品物を手に取ってます。さて、ユトル&イブン知力判定三本しょーぶ!

ユトル  それはポランチャと言って果物ではなく茸の一種ですじゃ。どちらかと言うと薬膳に使うもので苦味がありまして…(滔々)

イブン  知力勝負・・・勝ち目はあるのか?

GM  三回二人で知力判定の即決勝負をやってくれ。勝ったほうはミリアの質問に的確に答えたことになり、友好度が上がる(笑)

ユトル  順に成功度6,0,0。まずいな(笑)

GM  おやぁ!?これはイブンにも勝利があるっ!?

イブン  失敗、0、1 一体どうしろと・・・

GM  一本目ユトル!え!?二本目引き分け!三本目イブン!?なんと!?魔術師と戦士が知力勝負で引き分けるとは(笑)……ミリア「じゃああれは〜?」延長戦!ふぁいっ!

イブン  護衛任務に集中してるし、気合の入り方が違うんじゃない?……失敗。

ユトル  成功度5。やれやれ、頭脳派の面目を保ったか。

GM  ユトルの勝ち、と。ミリア「さっすが魔術師、物知りね♪」尊敬の目で見ておこう

ユトル  あれは南にあるバウル湖の魚で、ディワンの商人が干物にして毎月売りにくるのですじゃ…と、知識欲があるのはよいことじゃて。

GM  ミリア「それに引き換え……ちょっとー、あたしが何も知らないからって嘘教えないでよねー」じ〜

イブン  嘘は言わない。黙ってるだけ

GM  ミリア「あ、これとか美味しそう♪シュナちゃんも食べ……あれシュナちゃん?」お肉の串焼きを齧りながらきょろきょろ。ふと気がつくとシュナの姿がありません

イブン  「・・・」ユトルをみる

ユトル  かなり厳重に意識して着いておるがそれでも見失う?

GM  いんや、すぐに見つかる。 ミリア「あれ?はぐれちゃったのかな……」市場の端の方で店を開いてる果物屋さんのとこだ

GM  ミリア「お、シュナちゃんはっけーん!……あれ?」

ユトル  いや、ここにおりましたか。動き回ってもらうのは構いませんが儂らの眼の届く範囲にして欲しいものですな。貴方まで見失うかと思いましたぞ、ミリステアさん。

GM  見ればごついおっさんと、果物屋のおばあさんがもめてる、でシュナもそこにいる。

イブン  「・・・・・・?」

GM  ミリア「……」つかつかと果物屋の方に向かってます

ユトル  シュナ、どうしたのじゃ。

GM  おっさんはお婆さんに向かって怒鳴り散らしてる

イブン  ミリアと同時に、そこへ向かいます

GM  おっさん「てめぇ!誰の許可もらってここに見せだしてんだ!ああ!?」

GM  ばあさん「ひぃぃ、誰のと言いましても。ここは誰でも店を出してよいはずでは……」

ユトル  うーむ、ユトルは個人主義で割りとクールなんだけどな

GM  シュナ「喧嘩はだめだよぅっ」おろおろ

GM  おっさん「うるせぇっ!がきは引っ込んでろ!」ばんっとシュナを突き飛ばし

GM  シュナ「きゃっ!」突き飛ばされて尻もちついてます

イブン  「・・・」さっと背後に回って受け止めって、遅かったか・・・

ユトル  (ぶちっ)これ、そこの若いの

GM  おっさん「何も店をしまえっていってんんじゃねぇんだよ、ばあさん。敷地の使用料を払ってくれりゃいいんだよ……あん?

ユトル  お主らの事情は知らんが儂の弟子に謝ってもらおうか(<イェーカー>でこつこつと軽く男の頭を叩く)

GM  シュナ「おじいちゃ〜ん」背後に回ろうか

GM  おっさん「ああ?何で俺が謝らなきゃならねーんだ。邪魔したのはそっちの小娘だろうが!てめえ保護者か?」

ユトル  然様。

GM  おっさん「……だったら俺の邪魔した分、慰謝料の1つも払ってもらわねーとな」指をぼきぼき

イブン  「・・・」様子を見ておく。もちろん、何かあればすぐに割り込む用意もして

GM  ミリア「ねぇ、ここの通りって商業証とか必要なことになってるの?……あたし聞いたことないわよ?」イブンに話しかけようか

イブン  イブンはそういうのを知ってる?

GM  地域知識、もしくは商人、関係ありそうな技能があれば知ってる、なければ知力か

ユトル  おっと、《地域知識》で振っておこう。《商人》もあるんじゃがこちらの方がレベルが低い。成功度3。

イブン  一応知力で……失敗。雇われ人は、店舗管理法なぞ知らなくても働けるのだ(笑)

GM  そんな取り決めないよ。現在の領主代行が自分の権限で市場は開放してる。イブンは聞いたことがない(笑)

GM  ばあさん「わ、わかりました。払います、払いますから……荒事は……」ユトルとおっさんを見比べてます

GM  おっさん「さあ!払ってもらおうか!200ぐらいで勘弁してやらぁ」にやり

GM  ばあさん「そ、そんな金額を払うと……」

イブン  「まあ、落ち着け・・・最初から話を聞かせてくれないか?」

GM  ばあさん「は、はい。そちらの方がここで店を開くなら場所代を支払えと」

ユトル  それでは前に一歩出て、目の前に立ちはだかり、《他者転移》でも人間に使ってみようか。

GM  おや?他者転移……結構体力消費は激しいが……誰に使うの?

ユトル  転移対象は男。目標は鉛直に5m上。10ヘクス以内で、相手の体重に関係なく修正はなし。でも男まで距離が1ヘクスあるから成功度は−1。《他者転移》のレベルが(<イェーカー>があって)15なので指先を動かすだけ。成功度は5だ。男は知力+1で抵抗してくれ。失敗すると落下ダメージが5D−10点(笑)

GM  了解。男の知力は10……抵抗失敗。ひゅうっと消えてずどーん。

GM  おっさん「がはっ・・・!?て、てめ」

ユトル  一応、最高ダメージでも死なないように気遣ったんだけど、存外ひ弱だったらごめん(笑)。ついでに転移酔いの判定もよろしく。

イブン  「・・・危ないから、下がっていろ」ミリアの腕を引いて下がらせるよー「怒鳴りすぎだ」

GM  ミリア「さがってろ?冗談!あんなののさばらせとくのは許せないわ」

ユトル  おや、大丈夫かな。一人で勝手に転がって、どうされた?何もなければ目の前の男が魔術師で、自分が魔法使われたんだって気づかないだろうね。ユトルは指先をちょいと動かしただけだし

GM  大してダメージないじゃん。だったら反応は…おっさん「殺す!その細腕の一本もへし折ってやらぁっ!」

イブン  おっさんが起き上がる前に大声で「店主の方々!この男が店を開くなら金を払えといっている!お手間だが集まってもらえないか!」

ユトル  お、上手い。ところで、この人たち儂のこと、知らないかな?

GM  おおっ!?周囲に声をかけるかやるな……コロコロっとあ、おっさん知ってるっぽい(笑)おっさん「……その眼帯、げっ……思い出したぞ」

ユトル  集まってきた者たちにも知り合いがおるかもな。儂も稀にじゃが、商店街の集いには顔を出しておるよ

GM  道行く人々「なんだなんだ?」「金を払え?」「どーいうことだ?」

ユトル  さて、詳しい話を聞かせてもらおうか(人だかりの先頭に立って)。

イブン  「この男が、こちらのご婦人に金を払えと言っていてな…集めて回るよりも、来て貰った方が効率的だろう?」

GM  シュナ「みなさーんこっちでーす!」イブンと一緒に

ユトル  これから皆の世話をするのじゃろう、じっくりと説明して"顔を覚えてもらえ"

GM  おっさん「く、くそ…覚えてろ……」逃げ出しますがどうする?

ユトル  これだけ衆目に晒されてはもう悪さできんじゃろ。儂は放っておく。

GM  おっさん「くっそ〜」じゃあ逃げ出そう

イブン  俺も特に何もしない。あ、でも顔を覚えて置くかな?

GM  人々「なに?ばあさん脅して金取ろうとしたって?」「なめてやがる!」「商人をバカにしてんじゃねえぞ!」 誰もガヤンに知らせたりとかはしない、か

イブン  「・・・仕事を途中で投げ出すのは感心せんな」シュナの頭を撫でて、飴を差し出す

ユトル  「皆の衆、こういう手合いに金を出しては増長するばかり。商人の誇りを忘れず、これからも助け合いましょう」と、軽く演説しておこう。そしてまた、人並みに紛れる

GM  ユトルの民衆への人望+1(笑)

ユトル  案の功労は明らかにイブンサフじゃがな(笑)はて、見守るつもりが…かっとなってしまったわ。シュナ、次からは自分でできるようになりなさい。

GM  おっさん「ちっくしょう……今日のところはずらかるか」

イブン  「今日は帰られるらしい・・・明日以降来ても分かるように、顔を覚えて、他の市場にも話しておいてくれないか?」近くのお店の人にも話しかけておこう

ユトル  妙案じゃったよイブンサフ、お主が声を張り上げたところなど久方ぶりに見た(ささやいて笑う)



が、この程度では我慢のならない人が約一名。



GM  ミリア「残念だけど、そうは問屋がおろさないわよ?あたしアンタみたいな奴だいっ嫌いなのよね……」

ユトル  …おや?ならば様子を見る(笑)

GM  おっさん「なんだ小娘?テメェ邪魔……」

ユトル  帰れそうにないぞ(笑)

イブン  「・・・待・・・」あわてる

GM  ミリア「反省しなさいっ!」たんっ!ぶぅんっ!ごきぃっ!昨日イブンサフがもらったのと同じ技を見せてくれるよ。ガヤン投極術だ



ガヤン投極術はガヤン信者のみが習得できる格闘技である。

投げ、極めを主体とする強力な戦闘術だ。

レベルにもよるが、一般人が対抗できるようなものではない。



GM  おっさん「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

イブン  「・・・ふぅ」

GM  ミリア「アンタのことは後でガヤン神殿に通報しとくわ。覚悟しときなさい」実はガヤン神殿の紋章が入った首飾りを下げてたり。

ユトル  気づいていたけど確認はしなかった(笑)良い所のお嬢さん、魔法が使える、体術を身に着けている、正義感がある ⇒ガヤン

GM  ついでに言えばガヤンがつかさどるのは法と契約、商人の守護神でもある

GM  ミリア「さっ。ご飯よ、ご飯♪……っとその前に」おばあさんのほうに走っていきます。何か話して、でもどってくる。で、おばあさんの方は店をたたみ始める

イブン  「この手合いは面目と面子だけで、それを潰されれば引くしかないんだが…この場に居合わせたのがケチのつきはじめだったんだろう」

GM  ミリア「おまたせっ!片付いたからいきましょっ」しゅたっと戻ってきた

ユトル  ミリステアさん、これは人生の先輩として言わせてもらうのじゃが、市井の一端に情を注ぐのは却って秩序を乱しますぞ。

イブン  「・・・気持ちはわかるが、やりすぎだ」頭をぐりぐり、強めに撫でようか

GM  ミリア「おばあちゃんが悪いわけじゃないんだけど……しばらくほとぼり冷ましたほうがいいと思って」 イブンの腕を避けながら

ユトル  上に立つ者は常に、全の調和を考えることですじゃ。幸せにするのではなく、幸せになる権利を与えればよい。

GM  ミリア「知らないわよ。そんなこと。あたしはあたしのやりたいようにやるの。はいっ!」どさっと紙袋を二人に渡そう

ユトル  貴女はもう少し自分の立場と、周囲に対する影響力というものを考えた方がいいですな。やれやれ、爺やじみてきたのでこれくらいで止めにしますが

イブン  「ふん・・・だが、腰の入った、いい一撃だった」荷物を受け取って、飴を差し出す

GM  ミリア「あたしは我侭なの。我慢はしないことにしてるのよ、あたしのこの手が届く限りはね、おじーちゃん」と言ってユトルにウィンクしとこうか

ユトル  帰るか…(ちょっと遠い隻眼)

イブン  まあ、迷惑な客は、どこにでもいるもんだ

GM  ミリア「残念だけどご飯はまた今度ね〜、これを片付けたいといけないし」紙袋には果物がぎっしり、だ。そうとう重い

ユトル  「えぇい、跳べ!」あ……(笑)←荷物を他者転移しようとして失敗

GM  シュナ「お、おじいちゃんが失敗するとこはじめて見たよ……」ぽかーん

ユトル  えぇい、一瞬何も起こらなかっただけじゃ(笑)でも、もし距離が3キロより遠いと失敗度が2以上になるから違う所に飛ばしちゃうけど(ぼそっ)。 他者転移はレベル上げた方がいいなぁ。既に15あるのに足りない。

GM  ミリア「集中力が乱れてるわよ?興奮すると体に悪いわよ〜♪」にこにこ。で、市場イベント終了であります

イブン  市場イベント・・・って言うか、ミリアの正義の鉄槌イベント・・・後、名前なんだがミリアって言うより、ミリス(またはミリィ)だと思う

ユトル  それはずっと思っていた(笑)

GM  ……あれ?おかしいな。シナリオには市場でもめごとが起こる、ミリアが絡む、PCが解決するって書いてあるぞ(爆)名前はね〜ザノンでは名前の省略の仕方が女性はアもしくはオで終わるんだと、ルールブックにある。イウで終わるのは男性名、たま〜にお転婆な娘とかがそっちで呼ばれることもある。

ユトル  いや、PCたちは華麗に解決してると思うよ。ミリアとやり方が違うだけで。

イブン  正義じゃないが、企業と優良消費者の味方だ。PLもな

イブン  女性形……そうなんだ

ユトル  あ、そうなのか。地方の特性だったんだな(かなり感心)。やっぱりルナルの方がSWとかより文化をよく考えてあるな

GM  というわけで、ミリステアはミリア、になるわけだ。ミリィと呼んでもいいけれど……(にやり)

ユトル  怒られそうだ(笑)

イブン  スマン・・・逆に、喜びそうだと思った(爆)

GM  呼んでみる(にやり)?

ユトル  儂は人の名前を省略はせんのじゃよ。そういう主義でな。

GM  さて、ミリアお嬢様は後ろで話し合ってる君らをほっといてずかずか先に進もうか。さあ、状況作ってやったぞ(笑)呼び止めるならどうぞ

ユトル  普通に歩く。儂は知らんな(笑)

イブン  「・・・勝手に歩き回らないで欲しい・・・あー…」言い惑う。その手にはかからん

GM  残念(笑)ちなみにザノン地方のイメージは中国大陸なんだそうだよ。

ユトル  ありゃ、そうなんだ。東洋的なのはカルシファードだけだと思ってたよ。

GM  ミリア「早く帰るわよー!」ちっ、面白くない(笑)呼び止めないのであればイベントは終了で、次のダイスです。

ユトル  家に着いたら料理の腕でも拝見しようか。

GM  ちなみにお嬢様は料理技能なんて持ってないことを報告しておく、きちんと残さず食べるように(爆)

ユトル  勿体無いから食べるしかない(笑)

GM  ミリア「残さず食べんのよー。あ、シュナちゃんは別にいいわよ」本人は一口も食べようとしませんでした(爆)

ユトル  味が分かるならまともに作って欲しいものじゃ(笑)

イブン  今までのことを合わせると・・・このお嬢、「加減」を覚えないとダメっぽいぞ

ユトル  加減か、確かにそうじゃな(笑)



ミリアのキャラクターシートには「癖:手加減無用」の一文が……。




お嬢様VSバカ野郎


GM  さて、今度は……イブンかな?

イブン  ん・・・だね、コロコロ、9。なあ・・・なんで期待値出ないんだろうな

GM  おっと、二回目の9は……「演劇家で行こう!」だな

ユトル  なんか…コラボーレションの気配(笑)そう言えばレクサールめはどうしておるかな。厄介者扱いしたものじゃから、拗ねてカイの所へ行ったか。

GM  さてさて、午後も例によってお出かけです。そこに……「はーっはっはっはっは!さあよってきたまえ民衆の諸君!君たちは実に幸運だ!そう奇跡の演劇家!ザノンの至宝たるレクサールアダフの演劇を見ることができるのだからな!」通りの反対側から利いたことのある声が聞こえます

イブン  「・・・引き返そう」 知らないんじゃなくて、知ってて無視かよ!

GM  ミリア「なんだろ?賑やかね〜?行ってみましょうか」すたすた

ユトル  血を見るぞ、引き合わせてよいものか(笑)

GM  シュナ「レクスさんの声だよね?今の」

ユトル  遠巻きに眺めよう。

イブン  「・・・・・・」ミリアについていくよ。仕事だもん

GM  レクス「さあさあ!好きなだけもって行きたまえ!ここにあるビラは全て無料だ!もってけ泥棒!感謝したまえっ!はははははっ!」……と言いながらいわゆる「もぎり」をやってる男がいる

イブン  こいつ、もぎりで50万溜めるつもりか?

GM  ミリア「ほらほら、おじーちゃん。そんなつまらなそうな顔してない!行くわよ」腕を取って引っ張り込んでやる(笑)

GM  そこはシャストア神殿の管理している演劇場だった。名前は……例によって急募!

イブン  ザノン三丁目劇場

GM  採用(笑)

GM  レクス「おおっ!そこにいるのは我が心の友ではないかね!?」

ユトル  こういうのもぎりっていうの?(笑)

GM  さあ?ビラ配ってチケット売って・・・もぎりじゃないか?

イブン  多分、ビラ配りだと思うまたは、もぎりが半券配ってる?(ダメじゃん )

ユトル  もぎりはチケットの半券を切る係りだよ〜。実際やってるみたいだけど。

GM  そうかでは半券おりながら営業もやってる、ということで

イブン  「・・・誰だ貴様」

ユトル  何方か存じませんが、お仕事ご苦労様ですな(通り過ぎる)

GM  レクス「おおおお……なんということだ!?わずか1日会わないうちに忘れてしまうとは!?なんということだ」よろめいてます

ユトル  はて、歳のせいか。それでは…(そそくさ)

GM  レクス「これは悪夢か絶望か!はたまた病気か!陰謀か!?」

イブン  「悪夢にしておけ」

GM  レクス「金のない君たちのために私がこうして身を粉にして働いているというのに!?なんという薄情な!…いや判ったぞ

ユトル  まぁ、敢えて言うならば拒絶か…。

GM  レクス「そうか照れているのだな?そうだろう、そうだろう!かくも有名な偉人と知り合うことができたのだ!だが気後れなど感じる必要なないぞ!君らは確かに我が心の友!真・友、なのだから!」

イブン  「御免被る」

GM  ミリア「……えーっと……知り合い?」首を傾げて

イブン  「・・・さっきと同じようで違う、迷惑な客の一種だ」

ユトル  一応、知人ですな。折角ですじゃ、演劇など観て行きますかな?この鬱陶しいのとも別れられる。

GM  レクス「ははははっ!良かったら君たちも入っていってくれ!主演レクサール・アダフ!脚本レクサール・アダフ!演出レクサール・アダフの超感動物語を!」といってビラを撒き散らす

ユトル  待て待て(笑)

GM  ちなみにビラにはレクサールなんて名前はありませんから安心してください(笑)

ユトル  お嬢さん、どうするんだろ。ユトルは金が勿体無いから観ないけど(笑)

GM  レクサール「フッ……安心したまえ諸君!確かにここに我が名はない!がしかし!これほどの演劇家であるわたしがこのまま終わるなどありえない!」

ユトル  寝言は夢を見ていないときに言うものではない。結果を出してから言うことじゃな。

GM  レクス「そう!きちんと求人情報に載っていたからな!実力しだいで採用とっ!」びらをばっさばっさ

イブン  「・・・演劇家を演じているだけだろう」演劇家で採用されて無いしっ

GM  ミリア「……」無言で額に汗を流してます

ユトル  あ、お嬢様が引いてる?(爆)ちょっと面白がってよう(笑)

GM  シュナ「……いつも楽しそうだよね。レクスさんって」

イブン  「・・・貴重ではあるかも知れんな」でも、自分はいやそうな表情

GM  ミリア「……い、いきましょうか。ま、まあビラは一枚もらっておきますわ……おほ・ほほ……」戦略的撤退(笑)

イブン  ○無常識VS非常識●

GM  レクス「おおっ!見知らぬレイディ!貴方の様に美しい方にお会いできて光栄です!さあ中に!さあ!さあ!さあ!」詰め寄ってます(笑)

GM  ミリア「え?あ?う……」ユトルとイブンを見てます。初めて見せる表情ですな。へるぷみーって感じ?

イブン  「・・・」ス、っと背後に回って、首筋に手刀

GM  レクス「お代は無用!感謝も無用!さあさあ!……はうぅっ!?」ばたり

イブン  「・・・後始末も無用。さ、行こうか」

ユトル  安らかに眠れ(朗)

GM  ミリア「……た、助かったわ。ありがと」ひきっつた表情です

ユトル  儂は今日ほど思ったことはないよ。 どうして《悪夢》を覚えていないのじゃろう…と(笑)

イブン  さすがにそれは……いや、やはり手ぬるいと思うぞ(笑)

GM  シュナ「つんつん……返事がない。ただのしかばねのようだ、だね」

GM  ミリア「……世の中には恐ろしい生き物がまだまだいるのね」お嬢様は遠くを眺めながらつぶやくのだった

ユトル  議政者になりそうなお嬢さんには広く世間を見ておいてもらわないと(笑)

GM  というわけで「演劇家で行こう!」でした〜。また1日日は暮れていき、イリスの街は今日も平和な(?)ものでした。明日は何が起きるやら

ユトル  何故かまったく事件が起きる気配がない(笑)

イブン  ・・・なんだな、いじめの対象はPLじゃないこともあるんだな

GM  ミリステア・ワルツ第二回、これにて終了〜……ちなみにシナリオにはこう書いてある『9番(2回目)レクサール登場!ハズレ』

イブン  (爆笑)




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