『場所の設定』
リアド大陸にあるザノン王国の端にある港街イリス(黒ミサ会オリジナル)です。
イリスの街については……細かいことは実は未だ決まっておりません。プレイ中にきっと決まっていくことでしょう(笑)
『時代の設定』
場所がザノン王国、という時点でわかる人はわかるかもしれませんが、SNE公式リプレイや小説の少し前の時代になります。
トルアドネス帝国の設立前。
英雄ライテロッヒがザノン王国に戦いを挑むまであと少し、といったところ。
『イリスの街について』
イリスの街はザノン王国の南方、グラダス半島よりの場所に位置する港街です。
街の周辺には悪魔戦争期の遺跡が多く存在し、数多くの冒険者たちが集っています。
街はいつも活気があふれ、治安状況もわりと良い。
衰退を辿るザノン王国の都市の中では、珍しく繁栄している方でしょう。
現在、領主が病に臥せっており、その娘が領主代行として街の運営に奮闘しています。
街の有名人
「アレイオス・イリス」
現在の領主……なのだが病で床についているらしい。
元、ザノン王国近衛騎士団、団長の地位についていた人物。
『剣聖』『常勝将軍』『トロール殺し』と数々の異名を持つ戦士。
その名声はザノン王国に住む者なら知らぬものはいない。
特に数百におよぶ黒月の眷族を率いてザノン王国に侵攻したトロール『魔王カリギュラ』との一騎打ちは伝説と化している。
「ミリステア・イリス」
アレイオス将軍の娘。
現在、病に倒れた父に代わって待ちの運営に尽力している。
しかし、あまりにも偉大すぎる父親を持った為、周囲からの圧力におされ気味である。
イリスの街発展のため、自らの幸せなどそっちのけでレオル商会の会長（ハゲ、デブ、チビの５０男）と政略結婚を進めるなど、健気に頑張っているのだが……。
「ヒューイ・レオル」
ミリステア付きの書記官にして、彼女の懐刀。
同時にレオル商会、イリス支店の責任者でもある。
実務経験の乏しいミリステアがイリスの街を支えていられるのは、彼の助力があるから。
また、レオル商会の会長とミリステアの縁談を取り持った人物
イリスの街に集う英雄達
イリスは英雄の集う街である。
正確には権力争いに敗れたかつての英雄達が集う場所である。
英雄アレイオスとその仲間が穏やか(？)に余生を過ごしている。
アレイオスが軍を離れた時、彼らもまた軍を離れイリスに集った。
正規軍の長であった「将軍の盾ガッシュ」はジェスタ神殿で日々、人々のために汗を流す。
傭兵団の長であった「将軍の剣ジュダ」は裏タマットで傭兵として技を磨き続けていた。
アレイオス付の参謀「懐刀エルバルト」は気力を失い怠惰な日々を過ごしている。
アレイオスに心酔し、資財を投げ打って彼らを支えていたレオル商会の人々は、集財にのみ精を出す。
ここ、イリスは朽ちゆく英雄たちの街なのである。
イリスの街の施設
「バルナー商会」
イリスの街の大通りに店を構える武器専門店……だったのですが、裏では人身売買などにも手を染めていた。
現在はガヤン神殿の調査が入り営業停止状態。
「人魚の竪琴亭」
港にある宿屋、兼酒場。
イリスの街では老舗に分類される店で、いつも水夫や冒険者たちで賑わっています。
店の中央には大きなステージがあり、腕に自信のある詩人や演奏家たちのよい練習の場となっております。
ユトルの弟子であるシュナもたまーに顔を出しているようです。
「豊かなオリーブの森亭」
イリスの街の大通りに店を構える、安くて美味いと評判の食堂です。
ちょっぴりコケティッシュなお姉さんが経営するお店。
「ルドの遺跡」
イリスの街近郊にある悪魔戦争期の遺跡。
詳細は不明。
ある人物のお宝が発見された場所らしい。
その最奥に眠る物は……。
「ファッションセンター アイランド・ヴィレジ」
中央通から少しはなれた場所にある服飾店。
珍しいことに経営者はクティクティ種のフェリアである。
ずらりと揃えられた服の数々は全てフェリア絹の一級品。
当然お値段も一級品。
「ザノン三丁目劇場 」
シャストア神殿が経営する大きな劇場である。
イリスの街で一番大きな娯楽施設。
幻術を駆使した演劇は一見の価値あり。
とある人物のバイト先だったりする。
「レオル商会」
ザノン王国で有数の豪商レオル一族が経営する大商会。
その資本は一体いくらあるのやら……？
港の一角にある巨大な建物、それがレオル商会イリス支店である。
このイリスの街では船を利用しての大掛かりな貿易を行っている。
日用品から冒険用品、武器や防具まで取り扱ってます。
「瞬きの栄光亭」
イリスの街で一番大きな宿屋にして酒場。
地下にはカジノも存在する。
レートもまっとうで一般人の姿も数多くあり、かなり繁盛している。
しかし、その本来の姿は『裏タマット神殿』だったりする。
実はイリスの街の悪徳の全てが集う場所。
当代のギルドマスターはカジノのディーラーにまぎれているとの噂。
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