負け犬の凱歌(ドレック・トライアンファルソング)
〜ただ一度の勝利の為に〜



後書という名の戯言
「誤算は大逆転に通じる」



うわーい、負けた負けた……というのが素直な心境であります。

誤算も誤算、大誤算である……なにがって?

全部ですよ全部!

この際なので順番にあげていってみましょうかね。



まずはドレックである。

性格が大逆転……なんであんなキャラになったんだろう?

もっとシビアでドライなキャラにする予定だったのに。

GMの考えていた燻し銀的情報屋から、ただの人情親父になってしまった節がある。

いや、原因は判りきってるんだけどね……まったく、カイのプレイヤーのロールプレイには脱帽である。

ドレックのおっちゃん、完全に漢惚れしちゃったよ!

こりゃもう、「義務感」じゃなくて「忠誠」レベルの特徴がついてしまったような気が……彼の情報力を持ってすればタマット神殿系の裏情報が常に無料、すげぇコネクションができたもんだ。

……現金収入がないと嘆くカイのプレイヤーよ、あんた現金より凄い報酬ゲットしちゃったんだよ?

そこんとこ理解してますかー?



お次はイブンなんだが……お前、鬼かとGMは言いたい。

プレイヤーから言わせると、私が悪魔に見えるらしいのだが……。

緊張感、おなか一杯だそうである。

……そりゃ、まあそうだろうな。

今回の敵は本当に強かった、戦闘でも手加減抜きで仕掛けたし。

でもね、GMには都合というものがあって演出戦闘とか準備するわけですよ。

……なんで勝てるはずのない敵に勝つんじゃお前はー!?

GMは鏡を取り返すキャンペーンを考えてたんだぞー!?



とまあ、誤算続きの今回のシナリオでしたが、結果的にはとても面白かったです。

シナリオのザッピングも時間軸の管理が思いの他上手くいきました。

約一名、時間軸を無視して同時期に複数存在しているように見える奴もいると思いますが……それにはちゃんと理由があるので失敗ではありません(ヒントはシャストア高司祭の魔法)。

で、今回の結論、GMの予定通りに進まないからTRPGはやっていて楽しい!。

さーて、キャンペーン考えなおそっ(前のシナリオを屑篭へぽいっ)



ここから先は余談ですが、それぞれのラストについて。

たぶん伝える機会がないので、ここらでばらしておきましょう。

カイはエンディングで記憶がすっ飛んじゃってますが、その理由に関しては「悪魔祓いの術者がカイの記憶を消していったから」です。

なんでか?

それは悪魔祓いの魔法が禁忌とされている「死霊系」に属する魔法だからです。

……社会的に高い立場にいる人間「宮廷魔術師」が禁忌の魔法に手を出している、これはもの凄いスキャンダルなのです。

というわけで、ああいう結果となりました。



そして、イブン。

……やっぱり、蛇足はやめときますかね。

彼のとっても「不幸」なラストはご想像にお任せ、ということで(笑)

(ヒント「ミリアの退院」「街中で美女と腕を組んで歩いていた」)



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